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霊隠寺。 僧慧理が建てた中国最大の禅宗十刹のひとつ。 雲林禅寺とも呼ばれ、霊隠山の麓にある。 インドの僧慧理が東晋時代(326年)に建立し、仙霊が多く隠れ住んでいる所として霊隠寺と命名した。五代の呉越の頃、最も栄えるが、その後何度も興亡を繰り返し、現存するのは19世紀の建築物。東西二つの山門が天王殿を中央に並ぶ。天王殿には南宋時代の楠木造りの韋駄天像が、大雄宝殿には金箔を貼った釈迦如来像が安置されている。 |
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境内にある塔。 |
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東の山門。 最も繁栄した10世紀頃には、9楼18閣72殿が建立され僧侶3、000人が生活していた。 |