韓国、ソウル

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歓慶殿。

内殿の建物のひとつで、王が実際に生活していたところ。

王の寝所とは言うものの、王妃の寝殿である通明殿に比べて規模がこじんまりしているのが特徴。数回にかけて焼失したが、現在の建物は1834年に再建したもの。

 

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養和堂。

李朝第16代王、仁祖が住んだと言われている。昌慶宮の創建とともに建てられたが数度の乱で焼失、現在の建物は1834年に再建されたもの。

 

 

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明政殿。

昌慶宮の法殿にあたり、王宮内で最高の殿閣とされている。また朝鮮時代の王宮内の建物はほとんど南向きに建てられているのに対し、明政殿だけは東向きに作られているのが特徴である。

明政殿の前の朝廷では即位式、朝賀の儀式、科挙の試験、各種宮中宴会など公式的な大きな行事が行われた。明政殿は現在残っている王宮の法殿のうちで最も古いもので、文禄、慶長の役で焼失したが1616年に再建されて現在に至っている。

 

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