韓国、ソウル

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大造殿。

王と王妃の御寝殿であり、王とその家族が生活した中宮殿でもある。その建物の特徴は、煉瓦を置いていないということである。韓国ではこの瓦を「龍棟」と呼び、国王は龍に喩えられたので、国王の寝殿であるこの大造殿の瓦を省いたわけである。倹約、安泰を信条とする王妃の部屋も質素である。

 

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屋根の四隅にある動物の彫刻、数が多いほど重要な建物とか。

 

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後苑(秘苑)

秘苑は1405年昌徳宮創建当時造営されたところで、壬辰倭乱の際、大半の庭亭が消失し、今残っている楼亭は仁祖以後、歴代の王様によって改修増築された。

 

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