OpenOffice.org について (メニューバーの「書式」で「右端で折り返す」をクリックして読んでください) このメモは「Microsoft Office」互換として話題となっているOpenOffice.org ソフトについて記述したものです。 1.OpenOffice.org ソフトとは 及び StarSuite・StarOfficeとの関係 OpenOffice.orgソフトは「ワープロ、表計算、プレゼンテーション、グラフィックス、Webパブリッシング、 チャート作成、数式エディター」を統合した「MS Office」互換のオフィースソフトです。 OpenOffice.org ソフトの源はドイツのソフトウエア会社が開発した、MS Officeと互換性を持つ「StarOffice」で、 米国サンマイクロシステムズ社がこの会社を買収し、そのソフトをオープンソース化しました。 現在はオープンソース開発者コミュニティが改良・管理しています。 またサンマイクロシステムズ社は「StarOffice」ソフトを以前は無償配布していましたが、 最近有償化して販売を始めました。日本ではStarOfficeという名称はすでに他社の製品に使われているため 「StarSuite」という名前を付け、「StarSuite6.0」がソースネクスト社を総販売代理店として2002年5月に 発売されました。実売価格は一万円前後でした。 したがって OpenOffice.orgソフト と StarSuiteソフトではフォントの一部やサポート等に違いがある ものの基本的な機能・操作はほぼ同じと考えられます。 2.OpenOffice.org の入手方法 OpenOffice.org は次の方法で入手可能です。 @ OpenOffice.org日本ユーザー会サイトよりダウンロードする: URLは http://ja.openoffice.org/ です。 このURLで開いたページの「ダウンロード」をクリックし、後は記述内容にそってソフトをダウンロードします。 ファイルサイズは約60MBあります。 ダウンロード後ファイルの中の「setup」をクリックしてインストールします。 この方法は無料ですが、操作マニュアルがありませんので、ワード・エクセル等の操作を既に知っている人向き と思います。 A OpenOffice.org ソフトの解説本を購入する OpenOffice.orgについての解説本が何種類か発行されています。私が見たものは1400円〜3800円でした。 この本にOpenOfficeソフトのCD−ROMが付いています。 本に操作の説明があるのでこれを参照しながら覚えていくのが可能と思われます。 3.インストール時の注意 インストール時、「OpenOfficeで開くアプリケーション」を聞いてきます。 ワード・エクセルを指定すると既存のワード、エクセルのファイルを開く時いつもOpenOfficeによって開かれます。 したがって、MS Word,MS Excelを導入済みの人は、パワーポイント等持っていないものだけを指定したほうが 良いと思われます。MS Word,MS Excelを導入していない人は全部を指定すれば有効に活用できます。 もし、インストール時の設定で不都合を感じたら、一旦OpenOfficeをアンインストールして、 再度インストールし直すのがいいと思います。 4.OpenOffice.orgで作成した資料をMS Word、Excelで読めるように保存する OpenOffice.orgのWrite(ワープロソフト)で資料を作成すると、保存する時標準では拡張子が「sxw」となります。 また表計算ソフトでは「sxc」となります。 これではOpenOfficeソフト又はStarSuiteソフトを持っていない人に送った場合開けません。 保存する時に「ファイルの種類」でWriteなら「Word97,2000、XP」・表計算なら「Excel97,2000、XP」等を選んで保存すると、 拡張子が doc・xls 等になり「MS Word・MS Excel」で開けるようになります。