音響解析を用いたインドネシア・バリ島のガムランの変遷

本研究は2010年度(平成22年度)から2021年度(令和3年度)まで塩川が研究代表者として科研費をいただいて研究を行った。

基盤研究(C)(平成29年度〜令和2年度):
音響解析を用いたインドネシア・バリ島のガムランの変遷(研究課題番号:17K02292)

基盤研究(C)(平成25年度〜平成28年度):
音響解析を用いたインドネシア・バリ島のガムランの変遷(研究課題番号:25370114)

挑戦的萌芽研究(平成22年度〜平成24年度):
音響解析を用いたインドネシア・バリ島のガムランの変遷(研究課題番号:22652020)


新聞記事

 ガムランとは、インドネシア,マレーシアを中心に発達した伝統的な合奏音楽である。インドネシアのバリ島は神々と芸能の島として知られている。バリ島の人々にとって、ガムランは生活の一部であり、日常の音風景すなわち、サウンドスケープには欠かせないものである。ゆえに、その音響的構造を知ることは,バリ島の人々の音に対する好みや音の文化に対する考え方を知るためのひとつの要素と成り得る。
 バリ島のガムランには,儀礼や舞踊の種類などによりさまざまな楽器あるいは楽器編成がある。
 基本的に屋外で演奏され,大きな特徴として,鍵盤楽器は2台が一組を成しており、それらの対の鍵盤が音の高さをお互いに少しずらして「唸り(うなり)」を生じるように調律されている。本研究は,まず、ガムラン・ゴング・クビャールを中心にこの「唸り」の測定を中心に行っている。

タバナンのスンバミア王宮にあるガムラン・ゴング・クビャール
関連論文:

1) Hiroyoshi SHIOKAWA, Hideharu UMEDA, Koichi MINAGAWA, Yoshie SUZUKI,
I Made KARTAWAN

Changes for Gamelan Pelegongan in Bali of Indonesia,
Journal of the College of Industrial Technology Nihon University Vol.53 No.1, pp.11-19 2020/6/1, ISSN0385-4442


2) 塩川博義:アンコール古代遺跡の浮彫に描かれたゴングに関する一考察
日本大学生産工学部研究報告A(理工系)
52巻1号, pp.11-23, 2019.6.20,ISSN0385-4442

3) 中川一人,竹島正博,塩川博義:
ガムラン音板の固有振動特性に及ぼす形状の影響
jsde設計工学54巻2号,pp.99-110,2019.2.5, ISSN:2188-9023

4) 塩川博義,梅田英春,皆川厚一,
イ・マデ・カルタワン:
インドネシア・バリ島のガムランの変遷 -ガムラン・プレゴンガンの音高-
日本大学生産工学部研究報告A(理工系)50巻1号, pp.17-23, 2017.6.20,ISSN0385-4442

5) Hiroyoshi SHIOKAWA, Hideharu UMEDA, Koichi MINAGAWA, I Made KARTAWAN
Changes of Balinese Gamelan in Indonesia -Pitch of Gamelan Gong Kebyar Relating to Educational Institutions REPORT OF THE RESEARCH INSTITUTE OF INDUSTRIAL TECHNOLOGY NIHON UNIVERSITY 100, pp.1-11 2016/12/07, ISSN0386-1678

6) 塩川博義,梅田英春,皆川厚一:
インドネシア・バリ島の教育機関に関係のある
ガムラン・ゴング・クビャールの音高

日本大学生産工学部研究報告A(理工系)
47巻1号, pp.17-23, 2014.6.20,ISSN0385-4442

7) 塩川博義:

インドネシア・バリ島におけるガムランのうなり
 −その2 ガムラン・グンデル・ワヤン
およびガムラン・アンクルン−,

騒音制御36巻2号,pp.195-200,2012.4

8) 塩川博義:
インドネシア・バリ島における
ガムランのうなり

騒音制御35巻1号,pp.89-96,2011.2

研究発表:

1)中川一人、竹島正博、塩川博義:コブ付きゴングの振動音響特性に関する研究 日本設計工学会2020年度秋季研究発表講演会 2020/10/3

2)中川一人、塩川博義、竹島正博、星野和義:青銅の音響特性に及ぼす組織の影響 日本鋳造工学会第173回全国講演大会 2019/5/19

3)中川一人、鈴木良枝、塩川博義:ガムラン音盤の振動特性に及ぼす形状の影響 2018年度日本図学会春季大会 2018/5/12

4) 原澤悠,塩川博義,豊谷純:有限要素法による青銅製ガムラン用鍵盤の3次元固有値解析 その4 音板を削ることによる固有値の変化  日本音響学会2017年度秋季研究発表会  2017/09/25

5)塩川博義,梅田英春,皆川厚一, イ・マデ・カルタワン:インドネシア・バリ島のガムランの変遷-ガムラン・プレゴンガンの音高-  日本サウンドスケープ協会2016年度秋季研究発表会  2016/12/18 

6)原澤悠,塩川博義,豊谷純:有限要素法による青銅製ガムラン用鍵盤の3次元固有値解析 その3 音板の反りによる固有値の変化  日本音響学会2016年度秋季研究発表会  2016/09/14

7)塩川博義:インドネシア・バリ島のガムラン
の変遷 −教育機関に関係のあるガムラン・
ゴング・クビャールの音高
日本サウンドスケープ協会秋季研究発表会,2014.12.6

8)豊谷純,塩川博義:有限要素法による
青銅製ガムラン用鍵盤の3次元固有値解析
−その2 鍵盤形状の違いによる比較−
日本音響学会秋季研究発表会,2013.9.26

9)塩川博義:インドネシア・バリ島のガムラン・
ゴング・クビャールの音高について

日本音響学会秋季研究発表会,2013.9.26

10) 塩川博義,豊谷純:有限要素法による
青銅製ガムラン用鍵盤の3次元固有値解析
日本音響学会秋季研究発表会,2012.9.19

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