楓橋。
【漢詩紀行】
楓橋夜泊
張継
月落ち鳥鳴いて霜天に満つ
紅楓漁火愁眠に対す
姑蘇城外寒山寺
夜半の鐘声客船に到る
* 紅楓…川辺の楓
* 愁眠…浅い眠り
* 姑蘇…蘇州
寒山寺の鐘の音に目を覚まし、川辺の情景を詠んだ不朽の名作。
街の中を水路が網の目のように走り、古くから
人々は交通や生活の手段として活用してきた。
次のページへ