瀋陽

瀋陽故宮。

満、漢、蒙古族の文化芸術を混合し、清朝の雰囲気を

漂わす皇宮。

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市の東にある清の最初の皇宮。太祖奴児哈赤(ヌルハチ)と息子の太宗皇太極(ホンタイジ)が2代にわたって皇居としたところ。また、第3代皇帝の世祖、順治帝はここで即位した。後金の天命10年に着工し、崇徳元年(1636年)に完成。乾隆、嘉慶年間に増築され、敷地6万uに300あまりの建物からなる。皇居は、満・漢・蒙古族などの文化芸術を折衷した建築様式に特色がある。始めは盛京宮闕、後に奉天行宮といわれた。現在は瀋陽故宮博物館となっている。

            写真上は崇政殿。

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鳳凰楼。

 

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北京の故宮につぐ完全な

かたちを残している皇宮で

、規模は北京の12分の1。

大政殿と両翼に続く10の小

殿は、奴児哈赤の頃に建造

されたので満族の文化が色

濃い。

写真中央の建物が大政殿。

 

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