三峡下り
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西陵峡。 風光明媚、雄大壮観な長江三峡、湖北省の秭帰(シキ)香渓口から宜昌の南津関までの間が西陵峡で、全長75km。三峡のなかで最長の峡だ。長江が曲折迂回し、怒濤さか巻く流れが作り出した奇岩がそびえ、峻嶺と絶壁が空に横たわる。兵書宝剣峡、牛肝馬肺峡、空嶺峡、灯影峡と黄猫峡があって、また、黄陵廟、三遊洞などの旧跡も数多い。 |
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屈原祠。 多くの伝説を湖北に残す 楚の憂国の詩人屈原を祀ってある。唐代元和十五年(820年)に建立、なかの屈原石像は、明の嘉靖十六年(1537年)に刻まれたもの。1978年にダム建設の影響で現在の地に移転再建され、記念館も建った。 |
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秭帰から下流へ7km離れた北岸は、香渓河口である。町の名は香渓といい、伝説によると、ある日、王昭君が香渓で水浴しているときに、ネックレスの真珠がバラバラと水中に落ち、以来、水が青くなった、という。町の名もこの伝説にちなんで付けた。 |