麗江
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白沙壁画。 パンフレットから |
麗江の北に車で20分のところに、白沙郷と呼ばれる村がある。ここには貴重な壁画が
残る寺院がある。保存のため写真撮影は禁止。やや薄暗い寺院で壁画をじっくりと眺めた。
麗江一帯には、このような壁画がいくつも残っている。その中でもっとも規模がおおきく、
保存状態が良いのが、この白沙壁画である。正面の壁には真ん中に釈迦、そのまわりに
僧や羅漢などの姿が描かれている。「上からラマ教、道教、大乗仏教の順になっている」
そうだ。異なる宗教に関わる人物たちが一緒に描かれているのは、白沙郷は麗江を築いた
木氏一族の出身地である。木氏は宗教の違う少数民族が争うことのないようにと、政策の
一環としてこの壁画を描かせた。
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麗江東巴文化園。 ナシ族のトンバ文字、古文化、生活様式などが紹介してある。中に小劇場もあり、時間によりナシ族の踊りなど公演している。 |
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木にトンパ文字が書いてある。 |
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水と緑の自然が多いトンパ文化園だった。写真は出口。 |