麗江

空はさわやかに澄み渡っていた。万年雪を頂いた玉龍雪山が堂々とした姿でそびえて

いる。雄大な大自然に抱かれた麗江は、明の時代から栄えた古都。人口のほとんどが納

西(ナシ)族が占めている。旧市街には石畳の通りが続き、街には清らかな川が幾つもなが

れている。世界文化遺産の町には時が止まったかのような、中世そのままの風景が残され

ていた。(昆明から600km、海抜2400m、納西族自治県の中心地)

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麗江古城。

麗江旧市街の主な場所は、ゆっくり散策しても二、三時間でまわることが出来る。旧市街の表玄関に当たるのが、北側にある玉龍橋。目の前には1999年にここを訪れた江沢民国家主席が揮毫した「世界文化遺産 麗江古城」の大きな碑が立っている。その手前には大きな水車が二つ、ゆっくりと回っていた。玉龍河はここから三本に分かれて古城内を巡り、さらに何本もの小さな川や水路となる。 

 

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江沢民が揮毫した碑。

 

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古城内の水路。

 

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