黄山

黄山風景区の面積は154㎢、その中に72の峰が点在し、1800m以上の峰は

3峰を数える。このことからも分かるように、黄山はただひとつの頂上を持った

大きな山ではない。登山道はすべて石段で、峰と峰の間をぬうように結び、総数

4万段の上り下りはかなり険しい。

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黄山空港。

黄山空港、および列車の黄山駅は黄山から約80km離れた屯渓に位置している。ここから黄山の登山口までバスで2時間かかる。山の下のホテルで泊まって、翌朝一泊分の荷物だけを持って登山する。

 

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上海から乗ってきた飛行機、上海から黄山まで1時間の空の旅である。

 

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雲谷寺ロープウェイ登山口。

登山ルートは、黄山ロープウェイの開通により、近年は雲谷寺から入る人が多い。この日はあいにくロープウェイは点検作業のため動いていなかったので全行程歩いての登山となった。白鵝嶺頂上まで9000階段3時間の道程である。

雲谷寺。

古くは擲鉢(チャクハツ)禅院と呼ばれていたが、まわりの渓谷に雲霧がたちこめることから、明の時代に雲谷寺と改称。現在、寺はなくロープウェイの駅があり、黄山登山の出発点となっている。

 

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