ナシ族の民族衣装の特徴である「七星洋皮」
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ナシ族の民族衣装も華やかだ、種類もいろいろあって、お年よりは紺色の上下が多く、若い女性たちは白を基調にした衣装を身につけている。そして皮製の「背当て」をかけていることが共通点。 黒地に丸い刺繍飾りが七つ並び、それぞれから白い紐が数本ずつ垂れている。 「七星洋皮」と呼ばれ、七つの飾りは北斗七星、白い紐は星の光、黒地は夜空を表している。「七星洋皮」は荷物を背負うためのもの。まだ星が輝く明け方から、夜遅くまで働くナシ族の勤勉さを物語っている。背当てを結ぶ紐の先には、よく働くことを象徴するミツバチの刺繍が施されていた。 |