自然の力の大きさには驚嘆させられる。
川釣を趣味とし、時間があると竿をだしていた多摩川下流で
本流から少し離れワンドとなっていて、2001年あたりまでは絶好の釣場があった。
しかし、2001年と2002年の台風による大水で大量の砂利が流れ込み、
その姿も無残なものとなってしまった。
水深も2m以上あり地元の釣同好会のフランチャイズであったが、
今年は月例会を何処にするか毎月悩むこととなった。
これだけの砂利をダンプで埋めるとするとどのくらい費用が掛かるか想像がつかない。
自然の力は大きい!

2002年6月 台風8号
水位が上がり、普段の水位から7〜8mも上がり、河川敷のグランドまで冠水してしまった。向こう側の本流は濁流が渦を巻いて流れている。
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それまでは中洲で本流と少し離れたワンドで、流れも少なく水深も2m近くあり、平日でも釣人が絶えないほど賑わい、竿を出す場所確保も大変だった。
2年間で4回の大水で土砂が流れ込み同じ場所の風景とは思えない様になってしまった。中洲も大きく張り出してきて、歩いて渡れる。これではフナも住めない。
上の写真の少し上流から2年前に撮影した様子。
対岸は等々力サッカー場。のどかな風景だ。
これも同じ場所から今年(2002年)撮影したもの。
湖のように穏やかだった水面も水深が浅くなり、すっかりせせらぎのような流れとなってしまった。中洲も砂利が山となって迫ってきた。
5. 自然の力