ワイルド・スワン 上・下(講談社) |
中国、文革時代の歴史がよくわかる本です。 これを読んでからというもの、中国のご高齢の方を見ると「ここまでよくご無事で生きてこられましたね」と語りかけたい心境になります。 すさまじい歴史とその中を生きてきた人々の強さに圧倒されます。 |
白い巨塔1〜5(新潮文庫) | 教授になるってこんなに大変なの〜?とか、そこまで権力にしがみつきたいのは何故?とか、 たくさんの疑問が頭を駆けめぐりました。 教授選や医療裁判などスリリングな展開で読者を飽きさせません。 そんな中で命の尊厳とは何かを熱く語っています。 |
沈まぬ太陽1〜5(新潮文庫) |
原作を読んでいた私は、よく映画化されたなーと思いました。 実際の人物をモデルにしたフィクションとは言え、 読んでいて腸が煮えくりかえるような思いがしました。 自分の信念を貫き通すことがいかに大変なことなのか。 信念を貫き通す人と、欲に流されてしまう人の違いってなんなんでしょうね。 作家って命を賭けて本を書いているんだなーと思わせるほどのすごさです。 |