・近況報告336

ボタン

日曜日、ルカが勤務先で来ている作業着の洗濯物をたたんでいる時、ボタンの一番上だけ、縫い糸の色が違うのを発見。
他は淡いブルーなのに、それだけはとっても濃くて太い黒の糸で縫われていました。
私は縫った覚えがないので、きっとルカ本人がボタンがとれたので縫ったんだなーと気づきました。
「言ってくれれば、私がやったのにー、これだとちょっと格好悪いなー・・・、でもせっかく自分でやったものを私がもう一度やり直すわけにも行かないし・・・」などと思いつつ、本人に聞いてみるとやっぱり自分で縫ったとのことでした。
「こういうのって、他のボタンの縫い糸と同じような糸で縫うといいんだよ。この場合は黒より白の方がよかったよねー」と言うと、
「そっかー。迷ったんだけどさ。まっ、誰に迷惑かけるわけじゃなし、ボタンはちゃんととまっているんだからいいんじゃないの?」とルカ。
確かに・・・。「迷惑かけなければ良し」と言うのはルカの基本的なポリシーです。
せっかく縫ったんだから、今回はそれで良しと言うことにしました。実際、縫い方はとても良く出来ていました。

以前、ズボンの裾がほつれて、適当に自分で縫っていたのを、後日発見した時に比べると上出来です。
ルカはまつり縫いというのができなくて、なんと、適当に裾を表側にまくりあげて、糸で止めていたのでした。いくらズボンの裾で見えにくいとは言え、それに気づいてびっくりした職場の方もいたのでは?と今でも冷や汗ものです。
その時は、迷惑云々の話はおいといて、私があわてて縫い直したのでした。

将来一人暮らしを希望いているルカ。
ボタンつけくらいは自分でしようと頑張っているルカを頼もしく思う反面、毎朝服装のチェックを私ができなくなる事には大いに不安を感じます。
一人暮らしと言ってもいろんな問題が山積みなんだなーと感じたのでした。

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