Yランド
ちょっと前になりますが、2月の三連休の時、ルカは友達4人とYランド(遊園地)に行ってきました。
ルカの職場は祝日はお休みでない日が多いのですが、この時は祝日も休みとなり、珍しく三連休になったので、友達と遠出をしようと、今年に入ってから計画を立てていました。
まずは、誘う友達は?
全員高校の時の友達なのですが、それぞれ個性豊かなので、ルカなりに場所やメンバーの相性を考えて、その時によって誘う友達を若干変えています。
今回も、○君は△君と一緒になるとからかわれてばかりで可哀想だから、今回は△君は誘わないとか・・・。
下調べも入念に行い、当日はお天気も良く、この間買ったジーパンをはいて、ルンルン気分で出かけていったのでした。
そして、夜8時頃帰宅。
「それでは、今日の報告を!」と、遠出をしたらその日あったことを細かく報告するのが癖になっているルカ。
私や他の家族は出来ればテレビを見たい・・・という気持ちをぐっとこらえ、ルカの報告を聞きました。
ルカが楽しかった話をみんなに聞いてもらいたいというのはわかるのですが、話をかいつまんで簡単にするとか、
そういうことはとっても苦手なルカのこと。
集合して、電車にのって・・・と、順番に話すのでとっても長くなってしまい、聞く方は少々忍耐が必要になるのでした。
話によると、いつもお金を少なく持ってきて、ひんしゅくをかう友達のA君は、今回も少なめに持ってきてしまい、遊園地乗り放題のチケットが購入できないことに・・・。仕方なく、みんなで出し合ってA君の分も払ったとのこと。もちろん、今度会うときは返してもらう約束をしたそうです。
適正な金銭感覚というものは、ルカの友達の中ではとっても難しい人もいて、事前にだいたいどのくらいの手持ち金があれば足りるのか?という感覚が、その友達はつかめないでいるようでした。
学生時代ならば、何かの行事の時には、だいたい必要な金額を学校から教えてもらえるものですが、もうそういうわけにはいきません。
金銭感覚というのは、とても大切なことだなと、今回も感じました。
遊園地は冬だというのにとても混んでいて、乗り放題のチケットを持っていてもなかなか混んでいて乗れなかったとか。
ルカはジェットコースターのような絶叫マシーンとお化け屋敷はダメなので、それ以外を希望でしたが、お化け屋敷はみんなに誘われて渋々はいることになったとか。
思ったより怖くなかった!と、ホッと胸をなで下ろすルカなのでした。
そして、メンバーみんなが好きな観覧車。なんと、3回も乗ったそうです!
楽しいルカの話はやっと大団円を迎え、ルカは満足そうに部屋に引き上げて行きました。
ところで、数ある遊園地の中、なぜYランドだったんでしょうか?
それは、ルカ達が高校入学当初、学校の遠足で行った思い出の地なのでした。
社会人になって、今度は自分たちだけで計画して行けました。
楽しさも格別だったようです。
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