・近況報告314

今時の・・・

ルカが毎朝乗っている会社の送迎バスの中では、ラジオが流れているそうなのですが、時々その内容を話してくれることがあります。
今回は、お便り紹介コーナーのようなものがあって、小学校6年女子のパパからの投稿の話でした。
その女の子はソフトボールをしていて、パパが試合を見に行ったときの娘の感想を、帰宅してから聞いてショックだったという内容です。
「ヤジがうざかったんだって。かあさん、ヤジってなんのことだかわかる?」とルカ。
「敵のチームを動揺させるためにいろんなこと言うヤツじゃないの?」と私。
「違うんだなー」とルカは少々自慢げです。
ルカの話によると、ヤジといのうはオヤジを略して言う言葉だそうで、その女の子は、パパに「父親が応援にくるなんて、うざかった」と言ったそうなのです。
「いくらなんでも、せっかく応援に行った父親にそんなこと言うなんて、全く今時の小6ってみんなそうなのかなー」とルカ。
「なんでそんなこというんだと思う?」と聞かれたのですが、私も深く考えず「なんでかな〜」と気のない返事をすると 「そうだ、これはやはり今時の女子、ミミちゃんに聞くのが一番だよね」と言っていました。

そしてミミの話をする機会を得たルカは早速そのことを質問。
ミミの回答は「それは、きっと照れくさかったんだと思うよ。小6くらいになると父親の応援を素直に喜べなくなるからね。」と説明。
ルカも「なるほど」と納得したのでした。
「でも、"うざい"って言葉はひどいよね」とルカ。
「そうだね、でも、今の子達ってわりとその言葉を気軽に使うんだよね。使っている方はたいした意味もなく使うんだろうけど、言われた方にするとかなりきついよね」とミミ。
これもルカも同感で、私に話しただけでは、消化不良気味だったルカも、これですっきり納得なのでした。
一時期、ミミとの会話に何を話したらいいかとまどっていたルカですが、この頃はきょうだいの会話も復活してきたようです。
お互い大人になったということでしょうか。

前に戻る