・近況報告299

原付免許

ちょっとお久しぶりの更新となりました。
お盆に私の実家に家族で帰っていたのですが、戻ってきたら、やっぱり関東は暑いですね〜。
台風の影響か湿度が高く、ここ数日ぼーっと過ごしてしまいました。(いつものことだと言う声もありますが・・・)

お盆休みを楽しく終えてルカははりきって職場へ・・・一日だけいって、またお休みしました。
実を言うと、今年の4月あたりから急にバイクの免許をとりたい、といって、問題集を買って勉強をしていたのです。
そんなに長い時間をかけなくてもいいはずですが、なんせ、マイペースなルカのこと。
「仕事のない日に一問ずつゆっくりやっていく」というので、そんなことやってたら、前に覚えたこと忘れちゃうし、いつまで経っても最後までいかないよ」と私に言われ、渋々土・日に一単元ぐらいのペースでやっておりました。
まあ、アスペの人って私と違って忘れるということはないのかな?などと、後で思ったりしたのですが・・・。
試験のことをいろいろ調べたら、どうやら平日しかやってないようなので、職場を休まないといけないことがわかりました。受験料もかかるし、一回で合格したいということで、かなり完璧の状態まで練習問題をやってました。
一人で受験させるのにも不安がありますが、なにせ私はバイクも車の免許も持ってなく、全く未知の世界なので、ここはルカパパに任せようといことになり、ルカパパはルカに比べて長い夏休みでしたので、その間中に免許をとりに行こうとなったわけです。

結果は、めでたく合格!でした。

当日は、夏休みの真っ最中ということもあって、高校生がたくさん受験に来ていて、かなり混んでいたそうです。
受付中に「今日は混んでいるので今日中に試験ができるかどうかわからない」というようなアナウンスが入ったり、やっぱりできると変更されたりで、ルカもかなり不安になりながらの受験になったようでした。
ルカパパは、久しぶりにルカの付き添いだったので、ルカのあわてぶりに久々に彼に障害があることを思い出したような一日だったようです。
まあ、ほとんど高校生の友達同士で来ていることが多かったし、そもそも付き添いを必要としている人は、バイクを運転しないのもかもしれませんね・・・
この頃は、どこのお役所も対応が丁寧になりましたが、考えたら、バイクの免許を扱うのは警察のお仕事です。ルカにすると、あの警官の威圧感だけでも、落ち着きをなくすに十分な材料だったと思います。
合格してその後に受ける講習会の説明の時は、高校生達の態度がかなり悪かったらしく、警官が何度もどなるハメに・・・。
「うるさい、話を聞けないヤツは帰れ!」という、ルカの最も苦手な言葉が何度も飛び交ったそうで、
「あれってさ〜、アスペの人に対する配慮もなにもないよね」と、ルカはつぶやいてました。
そうだなー、話を聞かない高校生に問題ありなのですが、免許一つ取るにしても、配慮してほしいな〜と思うことはたくさんあるんだなーと考えさせられました。まあ、今回障害者手帳を提示したわけでもなく、普通に受けたわけですが、アスペだと言ったところで、何か配慮をしてくれたのか?と思うと、それは皆無だったでしょう。
バイクの講習では、説明する人が早口だったため、ルカが意味をつかめないでいると
「君、日本語わかる?」と聞かれてしまり・・・・・いろんなエピソード満載な一日でした。

でも、ルカは一回で合格したことにかなり喜んでおり、いつもは嫌なことがあると引きずるのですが、それも合格の喜びに吹っ飛んでしまったようです!
「これからは、友達の家とか、ビデオ屋さんとかバイクで行きたいな〜」と、夢は広がります。
早速ルカパパと車の通らないところで、バイクの練習・・・・おっと〜「そんなにゆっくりじゃー、周りの迷惑になるよ。しばらくは普通の道路はいけないなー」と、ルカパパからダメだしが・・・。
ルカのバイクデビューはまだちょっと先になりそうです。

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