反省!
夕方6時頃、ルカからメールがきました。
仕事を終えて、勤務先から最寄りの駅に着いた頃の時間です。
「母さん、今朝はゴメン。ゴミ出し頼まれた時に嫌な態度とって。」との内容でした。
それを見た私は罪悪感でいっぱいになりました。と同時に、ルカにとって母は絶対的な存在なんだなと思わずにはいられませんでした。
「一日中気になっていたのかなー。」とため息混じりに思いつつ、「別に気にしてないから」と返信。
ルカからまた「よかったー!」というメールが戻ってきました。
その朝は紙ゴミの日で、ルカパパが古本をたくさん出してきたのですが、これはルカパパとルカで持っていってもらえれば、私がゴミ出しにいかなくてもいいかな〜なんて思っていたのでした。
でも、ルカは朝は忙しいと言って嫌がるので、それを無理矢理持っていかせるのも、気がひけるわけです・・・私が持っていけばいいことなのだから。
なぜか私は、ルカパパったらなにも今日古本をださなくてもいいのになー、と、わけのわからない不快な気持ちに包まれてました。
案の定、ルカが渋い顔をしたので、私は冷たく「いいよ、もう頼まない。」と答えてしまったのでした。
そもそも、自分が持っていけばいいものを、出勤前の息子に頼んでいる自分自身に嫌気がさして不機嫌になっただけなのですが、ルカは私の顔色をとても気にしますから、不機嫌な表情に青ざめ、結局はゴミを持って家を出てくれたのでした。
朝から、こんな顔でルカを送り出してはいけないなーと、私は私で悪いことしたなーと思っていたのでした。
それなのに、夕方にこんなメールをもらって、ますます自己嫌悪に陥ってしまったわけです。
ルカはなぜその時に、専業主婦の母親がやればいいことなのに、母さんはずるい!とか、そういう反論をしないのでしょうか? ときどき、ルカのあまりの従順な態度に私の方が申し訳なくなってしまいます。
朝は笑顔で送り出そう、と改めて思った出来事でした。
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