天気予報
土曜日はルカの母校の体育祭でした。
学校を卒業して2年目になるルカですが、まだまだ母校の行事には顔を出したいようで、かなり前からそれはそれは楽しみにしていました。
我が家はここ一週間私とミミが風邪を引いていたため、ルカは自分もうつって体育祭当日に体調を崩したら大変と、少しのどが痛いと風邪薬を飲んだり、かなり体調に気をつかっておりました。
体育祭の前日などは、部屋に風邪菌が充満しているような気がするといって、窓をあけて換気までやられてしまいました。
自分が体育祭に出場するわけでもないんですけどね〜。どうせ体調を気にするなら、仕事を休まないようにと気をつかって欲しいような気もしますが・・・。
そして自分の体調より気にしていたのが、当日の天気。
雨天順延といういことになると、予備日は平日になりルカは見に行けなくなるのです。
仕事から帰ると、「ただいま」の挨拶も適当に、視線はまっすぐ夕刊の週間天気予報欄へ。
うわ〜、傘マークがついてるとか、曇りになったとか、天気予報に一喜一憂するルカなのでした。
いよいよ待ちに待った当日。
天気予報によると、今日は夕方から雨ということで、なんとか体育祭は出来そうな気配です。
休日にもかかわらずルカは7時前には起きてました。中途半端は自閉症の人の辞書には載ってないらしく、開会式から見るのが当然のようで、早々と家を出ました。
その時、うちの地域は雨が降ってなかったのですが・・・。
8時半に私の携帯のベルがなりました。発信者はルカ。
「母さん、体育祭延期になった」といかにも残念そうな声のルカ。
母校に近づくにつれ、雨がどんどん降り出してきたようで、だれが考えても延期の状態だったようです。
それでも諦めきれないルカは、学校の門まで歩いて行ったそうで、そしたらそこに先生が立っていて「延期だ」と教えてくれたそうです。
学校も心得たもので、卒業生が諦めきれずに学校までくることを察知していたのでしょうか(笑)
体育祭が延期でも、友達と遊ぶ約束はしていたので、その日は楽しかったはずなのですが、ルカはやはり体育祭がたのしみだったようで、自宅に戻っても出るのは「残念だったなー」という言葉ばかり。
そしてこれもルカにはありがちな思考パターンですが
「もう、今後天気予報は絶対信用しない!」ということに。
天気予報のせいで雨が降ったわけではないのですが、仕方ないですね。当分、天気予報欄は見ない生活が続きそうです。
前に戻る