・近況報告276

飲み会

飲み会と言ってもルカではありません。私です。ルカはまだ未成年ですし、お酒もたばこも興味なさそうです。
週末の夜、久々にルカの高校で同級生だったお母さん達数人と飲み会がありました。
そろそろ、卒業して1年になります。
私たち親が一番気がかりなのが、みんな元気に仕事続いているかな〜ということ。
夏休みの時点ではほとんど好調だったのですが、この頃になると残念なことに続かなかったというお子さんもちらほら出ていることがわかりました。
理由は様々です。
気の毒だったのは、会社の組織が変わって、勤務していた部門そのものがなくなってしまったということ。
これは、本人の責任は何もないわけで、運が悪かったとしかいいようがないですね。
今は変動の多い世の中なので、誰にでも十分起こりうることです。
あとは、やはり本人の気持ちと職場が合わなかったということなのでしょうか。
能力の問題ということよりは、働こうという意欲や職場の人間関係等々になるのかなーと思いました。
一緒に暮らしている家族の援助も大切です。朝起こしてくれたり送り出してくれる人がいてくれないと、なかなか続けるのはむずかしかったりするのでは?と思います。
幸い、その日集まった方達のお子さんは、ルカも含めて今のところ順調ということでしたが 「もし、子供がつらくなったとき、どこまで頑張れと尻をたたけばいいのかなー」というのが、悩みです。
転職ということは、容易にできるものではないので、いったん就労援助センターのようなところで様子を見ながら次を探すということになるのでしょうが・・・
一度リタイアしてしまった時の、子供のダメージを考えると、なかなか難しいのだろうなと、どうかいまのところで頑張って欲しいというのが、親たちの願いです。

その他に話題になったことといえば、お金の管理のこと。
なかなか給料の全額を自分自身で管理するのは、難しいことのようです。
給料はまずは親に預けて、それからお小遣いとして親からもらっている、という方がほとんどでした。
一ヶ月の見通しをたてて、計画的にお金を管理するというのは、見通しが立てにくかったり、買いたい衝動を抑えられなかったりという特徴をもつ子達なので、一見日常生活に支障はないように見えていても、かなり困難なようです。
幸いルカの場合は、使いすぎるということはなく、自分で管理できているので、これは彼の長所といっていいのかなーと感じました。
でも、そのことに関して特に特別な訓練をしたわけでもないので、たぶん、それぞれのお子さんの個性と生活環境が複雑に絡み合ってくるものだとは思います。
ただ、一日のスケジュール、一ヶ月のスケジュールを立てて生活できるということが、結局は金銭面の管理にも現れてきているように思うので、小さい頃からそのような見通しを持った生活を心がけるということがいいことなのかもしれませんね。

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