傷心旅行?
現場実習が終わった週の日曜日、ルカはかねてから計画していた電車の旅を決行しました。
行き先は「岡山」です。
そんな遠くへ行くの〜?とびっくりしたのですが、新幹線だと3時間でいけてしまうのだそうです。
ほんとに速くなりましたね。
実習が残念なことになったので、ショックで行かないかなーと思いきや、そんなことは電車の旅には関係ないのか元気に出かけて行きました。
前回、乗車券と特急券が1枚だったことでとまどってしまったルカは、そのリベンジもかねてもう一度東海道新幹線に乗る計画を立てたのでした。
今回は何事もなく帰ってきて欲しいな〜と思ったのですが・・・
またまた、切符のトラブルがありました。
岡山までの往復切符を新横浜で購入。ルカは手帳割引が使えるので窓口で購入したわけですが、なんとその窓口の方が間違って往きの切符のみを2枚(特急券合わせて4枚)発行してしまったのです。
そこで、駅員さんが間違ったのだと気づけばよかったのですが、ルカはおかしいなーと思いつつもそのまま新幹線に乗ってしまったということです。
さて、無事岡山に到着して思う存分写真を撮り、帰りの新幹線に乗ろうとして切符を駅員さんに見せたところ(自動改札ではないんですって!)、本来は岡山→新横浜であるはずなのに、新横浜→岡山の切符であることを指摘されて足止めされてしまいました。
ルカは駅員さんに新横浜で往復切符と頼んだのに往きの切符しかくれなかったことを話すと、駅員さんは岡山についたのが何時頃かルカに聞いて、その頃の切符を調べてくれたそうです。
駅の切符ってすぐに捨てないでとってあるんですね。
すると、ルカが今持っている切符と連番のものが出てきたのか、駅員さんもルカの言うことを信じてくれて、「往き」の切符に判子を押して改札を通れるようにしてくれたとのことでした。
はーっ、つくづくトラブルに巻き込まれやすい子だなーと思ってしまいました。私も今まで何度も新幹線切符を購入したことがありますが、そんな駅員さんが切符を間違えて発行するなんてことありませんでした。
購入した時点で「おかしい」と指摘出来ればよかったのですが、それは駅員さんを信じているルカにとっては酷というものです。ここは、帰り駅で足止めをされたとき、混乱しないで、駅員さんに状況を説明できたルカを誉めてあげたいと思います。
何はともあれ、そこで諦めて新しい切符を買わなくてよかった、よかった!
「そうかー、大変だったねー」と家族皆で慰めながら、ルカが買ってきた岡山名物「きびだんご」を食べたのでありました。
ルカの話によると「きびだんご」しか売ってない専門店で買ったそうで、とっても美味しかったです。
お土産代は、いつも私が1000円を渡して「お土産買ってきて」と頼むのですが、今回は「1000円だと足りないかも」とルカがいうので2000円と奮発しました。
「さすがお値段の高いお土産は美味しいわね」というと、「いや〜、それは1000円しなかったかも・・・」とルカ。
ルカ、おつり返してよ〜。なかなかお金の交渉も上手くなりつつあります。
前回の切符のトラブルのリベンジでいったはずの岡山なのに、またしても切符のトラブルで「もう東海道新幹線は乗らない」と断言するルカ。
私は「そんなこと言ってもどうせしばらくしたら気が変わって、乗るに決まっている」と思ったので、聞き流しておきました。
そして、一週間たった頃、案の定「やっぱりオレ、東海道新幹線好きなんだよなー、また乗るかもね」と言ったのでありました。
今回の岡山は「いろんな電車が集合するところで面白い」とルカがいっていたとおり、撮ってきた写真をみるとほんとに様々な電車があって、面白かったです。
近々HPにも公開しますのでお楽しみに!
前に戻る