実習面接
先週はルカの実習面接、昨日からいよいよ最後の実習が始まりました。
面接では、採用に向けての具体的な条件が提示され「今回のピッキングの仕事がこちらの条件をクリアしない場合は採用を見合わせます」と、言われてしまいました。
一般的に見ればそんなに難しい仕事ではないはずですが、ルカにとってどうなのかと言うと、親の私にもわからなくて、とりあえず今週、来週とベストを尽くすしかなさそうです。
欲を言えば・・・会社の都合とは言え、二学期の実習でピッキングの仕事をやらせてもらっていたならば、その時点で適性というものがわかったのに、この三学期の押し迫ったときに「採用を見合わせるかも」というようなことを言われても、今更引き返すことはできないのに〜と言ってみたくもなります。
会社の方からは、その場でカタログをもらい「当社の製品を覚えるように」とのこと。
でも、でも・・・当然のことながら製品の種類がいっぱいあって、すぐに覚えられるものでもなさそうです。
とりあえず、この土・日に製品の型番を見ながらカタログの中の製品をさがす練習をしました。
カタログの中からさがす事はできても、その製品が倉庫のどこにあるかがわからないといけないわけで、結局のところ現場で覚えていくしかないので、親にできることはほんとに限られてしまうなーというのが実感です。
かえって家庭でも仕事の話ばかりだと、ルカのことを精神的に追いつめることになりはしないかと、やはり家庭でできることは、精神的フォローに尽きるのだろうか、などと考えたりしています。
とりあえず、初日は無難に過ぎたようなので、この調子でいってほしいと思っています。
さてさて、我が家にはルカの他に進路を心配しなければいけない子がもう一人います。
そう、現在中3のミミです。
高校をどこにするか、昨年から高校のパンフレットを集めたり見学したりで検討した結果、ミミの希望に近い高校が見つかりました。
私立でその高校一本にしたので、先日早々と面接試験があり、無事合格の運びとなりました!
ルカパパと私とミミで合格を喜んでいる中、自分の進路で頭がいっぱいのルカは蚊帳の外です。
こういう場合はルカも「おめでとう」を言うべきだと思ったのでルカに促すと、
「えっ? 悪いけどオレはそんなことを言える気分じゃないなー、今は自分のことで精一杯なんだ」と、ミミの目の前で言うのです。
少々あわててしまった私は
「そんな自分はどうであれ、こういう場合は"おめでとう"って言うのが常識なんだよ」と言うと、
ルカも渋々「おめでとう」と言ったのでありました。
当然、ミミも気持ちのいいものではありません。「お兄ちゃんが高校合格したとき、私は言ったと思うんだけど・・・まあ、別にいいんだけどね〜・・・・」と、あきらめの境地なのでした。
正直すぎるのは時として人を傷つけてしまうということ、いつもルカに言っているハズなのに
「おぬしもまだまだよの〜」と思わせてくれる出来事でした。
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