負け犬?
ルカは今日から新学期です。ルカが6時に起きると(私はもっと早くから起きてまーす)、外は真っ暗。
「さすがに眠いなー」とルカ。この時期は日の出が遅くて早起きはつらいですね。
さて、この冬休みは家族でどこに行くでもなし、ほんとにごろごろさせていただきました。
お正月は2時間ドラマも盛りだくさんで、飽きたなーと思いつつ、ルカパパと「負け犬の遠吠え」というベストセラーになった本のドラマ化したものをぼんやり見ていました。
結婚して家庭を持つ女が勝ち犬で、30過ぎても独身の女性を負け犬と言うんだそうです。
失礼ですよね〜。私は結婚願望が全くないまま何かの間違いで結婚したんじゃーないのか?といまだに思っているので、女性の幸せが結婚だなんて思ってません。むしろ仕事をバリバリしている人を見ると「うらやましいなー」と思うので、その命名には共感はできないまでも、ドラマはまあまあ面白いなーと見ていると、風呂上がりのルカがやってきて「負け犬」という言葉に反応し興味を持ったようすで、しばし一緒にドラマを見ました。
彼は、すでに自分は結婚しないと決めているので、結婚しないことを否定するような言葉には大いに憤慨しておりました。
そして、いろいろと悩む主人公に向かってこう言いました。
「幸せってそういうことじゃないよね。別に自分がこうしたいっていう生活しているんだったら、他の人がどうだって関係ないじゃん。そんなの人が決めることじゃないよ。」というのです。
私もルカパパも「ほっほ〜」とうなってしまいました。
まだ18歳のおぼっちゃまに人生を語って欲しくはありませんが、彼のいうことは非常にわかりやすく、その通りなんですよね。
「そうだね、あんたの言うとおり!」と私が言うとルカも満足げでした。
時々、いわゆる「世間の目」というものがなかったら、まさしくルカの言うとおり、って思う発言をルカはしてくれます。
現状はなかなか変わらなくても、いわゆる気の持ちようで、人間は幸せにも不幸にもなるのかな〜、そんなことを考えさせられた夜でした。
前に戻る