・近況報告214

お礼状

職場実習も終わり通常の生活に戻りました。
学校の友達とも会えて、早速休日には友達を家に連れてきたりしています。
久々に我が家に遊びにきた友達のH君は、今時のファッションセンスに磨きがかかり?、穴あきGパンをおしゃれにはきこなしておりました。
私「H君のGパン見た?」
ルカ「うんうん、何で穴開けるかなー、どこがかっこいいのかさっぱりわかんない」
ということで、まあこの件に関しては、今時ファッションに興味のないルカに、ほっとする母でありました。

さて、実習は終わってもまだまだすべて終わりということではなくて、実習先にお礼状を書かなくてはなりません。
もう三度目ですし、パターンも大体決まっているので、文章を書くことはそんなに苦ではないのですが、ボールペンの手書きで清書するのが、ルカにとっては大変です。
特にお礼状は、原稿用紙でなく縦書きの便せんなので、字の大きさがバラバラになってしまったり、漢字をいい加減に覚えているので、間違えて書いてしまったり・・・・・。
いや、指導する母がもう少し寛容な態度を見せれば、ルカも気軽にかけるのですが、ルカの字を見るとどうしてもため息が出てしまうのです。
あんだけ、小学校の頃に字の練習したのに・・・とか、なんでこんなに漢字の覚えが悪いんだろう?とか(読めるんですけど書くと微妙に形が違ったりするのです)、これはルカの障害をわかっているはずでも、生理的に受けつけない事柄なのかなーと、自分でも不思議に思います。
家で下書きを書き終え、学校で清書をしたルカ。でも、それを見るとやはり誤字があるのを自分でも発見して 「やり直しする」と言って、もう学校では時間をとってもらえないので、家で時間をかけて書き直しました。
いつもは、少々いい加減でもいいや!と思うルカですが、今回はお世話になった実習先への礼状の重要さをルカも感じたのか、とても丁寧に書いていました。
「やったー! お母さん終わった!」と、見せにきました。
ふむふむ、いいできあがり・・・・はっ、一つ漢字の誤用を発見! どうしよう微妙だなー、修正液を使うのはルカはイヤだというし・・・ ルカももう限界のような気がするし・・・
「先生に明日見せてOKだったら、いいんじゃない?」と目をつぶりました。
かくして、翌日先生に見せたところ、先生は漢字の誤用に気づかなかったらしく、そのまま礼状はポストへ投函されたのでありました。
企業側の方は、ルカの礼状を見てどう思うでしょうか? 必死の思いで書いたプロセスを出来ればわかって欲しいのですが・・・。
手紙一つ書くのにも、他人の倍以上努力しているということ、誰にわかってもらえなくても、親はわかって上げるべきなんだよなと、自分に言い聞かせました。

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