同窓会
日曜日は、ルカの出身中学の個別級の同窓会でした。
卒業して始めてのことです。
今回はみんなで集まって映画を見て、お食事をして近況を語り合いました。
保護者も行っていいということだったので、私ものこのこついていきました。
ルカはやはり一人で行きたかったらしく「楽しみだけど、何でお母さんが・・・」とぶつぶつ言うので、「じゃー待ち合わせ場所までは、別々に行こうよ」と私が提案すると、とてもうれしそうでした!
当日は、ルカより先輩の方々2名と、後輩が3名集まりました。
みんな、顔が引き締まって、大人っぽくなっているなーと思う半面、それぞれの特徴は健在で「変わってないなー」となつかしく、笑ってしまうこともしばしば。
進路は、一般企業、作業所、養護学校の高等部、フリースクールと様々です。
ルカの場合は、やはり今は一般企業にお勤めの方のお話が一番興味深かったようですが、なかなか自分からは質問できません。
が・・・、ルカの一つ後輩の子が、いろいろ質問をしていたのをしっかりと聞いていたようすでした。
「時給○○円だって。でも、びっくりしたなー、○君、お金のことまで質問しちゃってさー、それは聞いちゃいけないことなんだよね」とルカ。
そうです。ルカの学校では、企業見学というものが親にも生徒にもあって、その際「聞いては失礼になること」の具体例を教わっているのです。お給料も、もちろんその一つです。
また、「夏休みは?」の質問に、その先輩は「今年は、まだ入ったばかりで新米だから・・・休みをとってもいいと言われたのですが、とらないことにしました」と。
それを聞いて私は思わず「そんなに気を使わないで、夏休みくらいとっちゃいなさいよ〜」と言ったのでありました。
それを聞いていたルカは、家に戻ったあと「お母さんは、あんな風に言ったけど、休みはとらないのが当然だと思うよ。だって、入ったばかりなんだよ。新人で夏休みとるなんて甘いよ」とルカ。
これには、私の方が頭が下がります。それも、学校での教えなのかなー、ほんとに教育が行き届いているなーと感心したり・・・でも、お休みのこととか、自分が不利益を受けないように主張することも必要なんじゃないかな?と思ってみたり。
複雑な親心です。
最後にこれからはどうしましょうかーと、発起人の先生から聞かれました。
今のルカは、今後のことを聞かれても来年からのことがわからなくて、答えるのが難しそうでした。
土・日休みとは限らないし、自由になるお金がいくらになるのか・・・と、まだまだ決まってないことだらけです。
まあ、どんな状況になるかはわかりませんが、同窓会に出席したい!という、気持ちであって欲しいなーと願っています。
楽しみを一つ増やしていただいた発起人の先生に感謝!です。
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