・近況報告184

気持ちのこもった贈り物

春分の日は祝日なはずなのに、土曜日と重なってしまいましたね。
なんか、お休みを一つ損をした気持ちになっているのは私だけでしょうか?

さて、そのお休みの日ではなくて、その次の日、家族でおじいちゃんのお墓参りに出かけました。
そして、おばあちゃんのうちでみんなで昼食をとり、恒例のお小遣いをたくさんもらって、ルカもミミもうれしそ〜です。
今回は、久しぶりにおじゃましたしたせいか、お小遣いの額がいつもと一桁違います。
そんなにもらっては、子供達のしつけになりません! と言う人もいるのかな? でも私、もらえる物はなんでももらう主義なので・・・遠慮なくいただきました(笑)
ルカはさすがに「こんなにもらっちゃ悪いよー、半分返そうか・・・」と言いました。そうそう、全部と言わないところがあなたらしい・・・。
「お前が大人になったら返してもらうよ」とおばあちゃん。
「ルカが高校卒業して就職できたら、初月給でおばあちゃんに何かプレゼント しないとね〜」と私も言いました。
するとルカは 「プレゼント? 何がいいかなー? 豪華なブランド品だな!」と言うのです。
「豪華じゃなくていいのよ。気持ちがこもっていればいいのよ」とおばあちゃん。
「えっ? 気持ちを込めるのか〜。じゃー気持ちをブランド品にこう、ぐーっと気持ちを込めればいいんじゃないの?」と、両手で念力を込めるような?仕草をするルカ。
あくまでもブランド品にこだわるルカにみんな苦笑してしまいました。
ルカはどこで"ブランド"なる言葉を覚えたのは謎ですが、"気持ちのこもった"という表現は、なかなか難しいですね。

どんなプレゼントだと、相手が喜ぶのか・・・・・実はおばあちゃんへの贈り物は、私もすごーく悩みます。
おばあちゃんは、戦時中の厳しい生活を経験しているせいか、新しい物はあまり使いたがらないし、私たちにとーっても気を遣うので、贈り物をしてもあんまり喜んでもらった記憶がないのです。
何か、贈り物・・・という時に、私はほとほと悩んで、結局何もしなかったりしています。
ルカでなくても、形のないものを形にして贈るって難しいなー。
いっそのこと、ルカのように「気持ち」念力を入れて、気持ち度○○%とか、表示してくれるといいですね〜(笑)

学校を卒業後、働いて初めて手にしたお金を彼はどんなふうに使うのかなーと、楽しみです。
まだ1年ありますが・・・。いや、1年ではないかも??

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