・近況報告135

服装

春らしくなってきました。暖かい日は春物もぼちぼち着られるような天気です。
そうだ、ルカもそろそろフリースじゃなくて薄手の上着が必要かなと思い、ルカに聞いたところ、 「薄いヤツは1つ持っているからいい」とのこと。
でもそれは私から言わせると初夏に羽織るカンジのもので、例えば春先はGジャンとかが、いいんじゃないかと思うのですが・・・
しかしルカは「あんまりさ、洋服を増やさないでよ。どれを着たらいいかわかんなくなるからさ」とのお返事。
毎年、季節の変わり目に新しいものを・・・と思っても、ルカのつれない返事についつい買うのをためらい、もう何年も同じ物を着ている気がします。
小6の時からあんまり体型が変わってないので・・・。
ルカは物を捨てるのはもったいないと思っているので、洋服もボロボロになるまで着てしまうのです。
この頃はリサイクルに出すからというと、納得してくれるようにはなりましたが。

ルカの服装はきわめてシンプルで、丸首のトレーナーにジーンズ。それ以外はありません・・・
色も大体が青か黒で、明るい色のものは派手だといって着ないのです。
たぶん、男子の色、女子の色という区別があるからだと思います。
ファスナーのついているものは、首まできちんと閉めます。今はさすがにしなくなりましたが、フードつきのものは、フードを頭にかぶらないと気が済まないところがありました!
シャツのボタンももちろん、首まできちんと閉めます。(制服のYシャツの第1ボタンをはずすのは、彼にとってはかなりの冒険でした・・・さすがにこの頃は暑いとはずせるようになりましたが・・)
ルカにとっては、なんとなく襟元をあけて・・とか、決してかぶることのないファッションのためのフードの存在なんていうものは、理解しがたいことなのです。
そんなルカなので、ひも付きのものや、フードつきのもの、ボタンのあるシャツの類は次第に着なくなり、着こなしを問われないトレーナーとジーンズの服装が最終的に残ったというわけです。
ルカに重ね着なんてことは難題で、今年家の中でちょっと寒い時に着られるようにベストを買ってあげたのですが(家の中だけなら少々組み合わせがおかしくてもいいかなと思ったので)、「これは暖かくていいね」といって外にも着ていくことがしばしば・・・・その時の組み合わせがどうも、それでいいの?と思わせるような格好なのです。

うーむ、今はそれでも私がチェックするからいいけど、将来自分で着る物を選ぶようになったら、どんな服装になってしまうのだろうかと、とても心配です。
幸い、今はこんなのあり?という格好をしている若者が増えてはいます。それでも流行というものを巧みにとらえて着こなしているわけですが、そうじゃない微妙なファッション感覚のズレ・・やはりこれも、教えていかなければいけないのかなーと思いました。
流行にとらわれない基本的な何パターンかの着こなしを覚えること。雑誌を参考にするといいのかな? あとは無難な手頃な洋服を売っている行きつけの店を決める・・・やはり○ニクロなんかがいいのかな?
まだまだ、ルカに教えなくてはいけないことがいっぱいあることを痛感してしまいました。

前に戻る