歯科通院
今日は歯科へ通院の日です。
だいぶ前にお話ししましたが、ルカは歯医者さんが苦手です。
普通の歯医者では治療不可能なので、リハセンターの歯科に半年に一度定期検診を受けに行ってます。
乳歯のときに虫歯の治療でつらい目にあったルカ。なんと永久歯になってからは、15歳の現在、虫歯は一本もありません。
歯科へは、今までずっと私かルカパパが付き添って行っていたのですが、
前回
「そろそろ一人でいけるんじゃないかな?」とルカに聞いてみました。
たいていは、一人でやることを喜ぶルカですが、やはり苦手なところに関しては、一人で行くのは不安な様子でした。
そこで、一人でいけるかどうか一度試してみてから、ということになり、ルカパパについていってもらいました。
リハの歯科は、嘱託の歯科の先生が当番制でリハに来ているので、担当がかわることがあります。
でも、看護婦さんはいつも一緒です。もう、10年近くのおつき合いです。
ルカは、乳歯の治療のとき大騒ぎしたので、看護婦さんにはしっかり顔を覚えられている様子。
いつも「あっ、来た来た」という感じで迎えてくれます。
おまけに「今日は見るだけだよね。ガガガー(歯の削る音)はしない?」などと、小さい頃はいろいろ聞いていたので、
「いつも楽しませてもらってます〜」と、看護婦さんに言われたこともありました。
さて、前回も虫歯はゼロ。
次回の予約も、ルカパパの見守る中で一人で行ったとのこと。
その際に看護婦さんから
「ルカくん、もう普通の歯医者さんでも大丈夫そうよ。虫歯のないうちに一度普通の歯医者さんに行って、試してみたら?」
と、勧められたそうです。
しかしルカは
「いえ、僕は普通の歯医者さんにはトラウマがありまして、無理なんです」
ときっぱりと断ったとのこと。
トラウマという難しい言葉をつかえるような子は、リハにはあまりいないと思うのですが、それと普通の歯医者さんにいけるかどうかという問題は全く別もののようです・・・。
前回の学習のかいがあり、今回は一人で行くことになりました。
昨夜も看護婦さんに言われたことを、もう一度私からルカに言ってみましたが答えは同じでした。
そしてこんなことも言ってました。
「それに、お父さんは僕が小さい頃、普通の歯医者さんで大暴れしたとき言ったよね。"もうお前は普通の歯医者さんには行けないよ"って」
やれやれ・・・
今朝、健康保険証と予約表をもって、ちょっと不安そうな顔をして出かけたルカ。
「何かあった時は電話してね」と言っておき、いまだに電話がないので、多分、無事済んだんだと・・・
思うことにしましょう。
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