進路相談
二学期に入り、ルカの進路についてもいよいよ本番をむかえつつあります。
一学期に市立高等養護学校に見学に行って受験する意志を固めたルカですが、市内の養護教育センターというところから、受験前に相談にくるように言われました。
強制ではなく、あくまで親の希望で相談というのがこのセンターの建前なのですが、実際は・・・て゜す。
正直な話、センターに行くのは嫌かもしれない。ルカが小学校入学時の相談に行った時、リハセンターで診断されているにも関わらず、リハセンターと全く違う意見を言われた苦ーい経験があるのです。
しかし、高等養護を受験するにあたって、相談に行かなかったがために不利な状況におかれたら大変。
「ここはひとまず行かねば!」と自分に言い聞かせ、先日ルカと共に行って来ました。
相談室に案内され、ルカはひとまず知能検査のために検査室へ。
一週間前にリハセンターで同様の検査を受けたばっかりなのに、そこの検査結果を報告しただけではいけないのだろうか・・・・。
私は相談室に残り、指導主事の方とお話。
ルカを育てて十数年、だてに年を重ねてきたワケではありません。
この間、いろーんな先生と渡り合ってきました。今、その成果が問われるときかも・・・第一印象が大事だ、ルカも私も好感を持たれるよう努力しなくては・・・と思った私は、満面の笑みを浮かべて素直な母親を演じました。・・・つもりです。
私も大人になったなあ、と自分で自分を誉めてあげたい!?気持ちでした。
結果は、ルカも私もどうやら悪い印象は与えなかったようで、
「知能指数がちょっと高いのが気になりますが、高等養護学校を受けてみなさい」というお言葉をいただきました。
ルカがアスペルガーという診断を受けていることも理解を示し、「私もそうだと思います。」と、リハセンターと同様の御意見を聞くことができました。
「お母さん、(ルカを)素直にそだてましたね。」というオマケの言葉までいただきました。
小さい頃は、様々な言動から愛情が足りてない子供に思われがちだったルカ。
でも、今は人に受け入れられるように成長してくれてるのかなあと感じました。
ルカの成長もさることながら、きっと中学の担任のセンターへの報告もよかったのでしょう。
担任にも感謝!です。
実は小学校入学後もセンターへ相談に行ったことがあるのですが、その時の指導主事が担任の報告書らしきものを見ながら「非常にわがままで自己中心的」と書いてあるんだけど・・・とつい私の前で口走ったことがあるのです。
まあ嫌な思い出はこれくらいにしましょう。
今日はミミの小学校最後の運動会でした。
そして昨日はルカの中学校最後の体育祭。
二人ともがんばっていました。
もう、こんなに時が経ってしまって、母はちょっぴり寂しいです。
前に戻る