・近況報告 その24


誕生日

前回、歯科へ通院予定の話をしましたが、実は通院の日は、ルカの14回目のお誕生日でした。
誕生日に歯医者さんなんて・・・と、ルカもちょっとやーな感じだったのか、
「今年の誕生日は、歯に悪いから甘いケーキは食べない!!」
などと、わけのわからないことを口走っていました。
歯医者さんが終わってから、誕生日パーテイーだというのに・・・
無事、今回も虫歯ナシで、帰ってきました。

さて、誕生日・・・・・
ルカが小さい頃は、私にとって、誕生日はなんか複雑な日でした。
もう3歳になったのに、4歳になったのに・・・・という、焦りの気持ちがあったせいだと思います。
ルカも、自分の誕生日という意識はなかなか芽生えてくれず、ケーキを食べるのがうれしかっただけのような気もします。
それが、小学校3年生の頃からだったでしょうか?
なんか、一つずつ、年をとることに喜びを感じられるようになったみたいです。
3年の時の誕生日の朝、学校へ一緒にいく登校班のメンバーの前で、
「今日は、何の日かわかるかな?」
と、独り言のように言ってましたっけ・・・
周囲で反応してくれる人はいなかったけど、私は一人でうれしくなっていました。
誕生日を意識できるようになったんだなあと。

さて、14歳のルカ。
もちろん、大人へのあこがれが強い彼ですから、この日を楽しみに待っていたようではあります。
朝、開口一番、
「身長、伸びたかな?」などと、言っておりました。
それでも、小学校の時と比べて、別に誕生日だからって・・・・
という所も見えたのですが、夜、家族でお祝いするときに、ケーキを見て
「このケーキ、ろうそくたてられないの?」
と、心配そうに聞いてきました。
まだまだ、ろうそくをたてたい年頃か〜と、ちょっぴりほっとしました。

しかし・・・・
年をとるということは、老化に一歩ずつ近づいてるわけで。
ルカ「しわが増えてない?」
と、早くも、老化に対しての不安を持っているようで・・・・
誕生日を素直に喜べる時期って、短いものですね。

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