POULTRYNEXT.comより | ||
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i−netを面白がる人とそうでない人は年齢に関係ない。 私の良き先輩原田氏は74歳でMail−magagineを発行して一躍有名人?になってしまった、自宅にいながらその読者1500人との交流を楽しみにされ充実した毎日を過ごしていられえる。彼が特別なお金持ちでもなく、特別な才能に恵まれているわけでもない(失礼)、ただし一生を貫くライフワークと人並み以上の好奇心があったことは間違いない。 http://nazuna.com/tom/denshico.html 私にとってのi−netは、原田先輩と同じでこれでお金が儲かるかどうかよりもまづ人生を豊かにしてくれるものと考える。 人それぞれに「私のブックマーク」があり、それはその人にとって宝物であるに違いない。 (終) |
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カルフォルニア大学リバーサイド校でもう40年近く養鶏専門官として働いているDon
Bell氏の名前を日本の多くの養鶏家は覚えているに違いない。 最初に彼と出会ってからもう35年以上になるであろう。 いつも彼は業界のかかえる問題を先取りし、問題点を分析し、その解決方法を提案してきた、大学人とはいえ業界に貢献できない養鶏専門官は容赦なく首にされる世界を彼は生き抜いてきた、大事にしている友人のひとりである。 容赦なく情報革命が進み、今まで安泰と思われていた産業が突如新しい勢力にとって変わる激しい生存競争が世界的に起きている、その最先端を行くアメリカで何が起きているいるのであろうか。 養鶏業界の情報革命にポイントをしぼってDon Bell氏は現状を報告している。 http://animalscience.ucdavis.edu/avian/newsletters.htm 「政府、大学はあらゆる情報を提供します、それを取捨選択し決定するのはあなたです、損をするも得をするもあなたの責任です」がアメリカ政府の基本的なスタンスであり、業界の情報がどこにあるのか懇切丁寧に分かるようにしている。 その情報量の多さと質の高さには驚嘆させられるが、政府の国民に対する本当のサービスとはこういうものかと実感する。 以後、ボツボツとそれを紹介してみたい。 「Electronic Communication and Information Retrieval in Today's Poultry Industry」 Don Bell の要訳、勝手訳 ?です。 e−mail: これがこんなに便利になるとは数年前には誰も想像もしなかった。事務所にいながらタダに近いお金で地球の裏側ともやりとりできるとは。特にメーリングリストを使えば組織活動,仲間とのやりとりに最高だ。 Web-site: 今私の養鶏関係の「お気に入りbookmark」は68あるが、それぞれにリンク先があるので業界の情報源は膨大になる。 [A] 特にお薦めのbookmark: 一番のお薦めはDr.Ralph Ernstの主催するカリフォルニア大学農業改良部のものだ。 http://animalscience.ucdavis.edu/avian/ この中身を紹介すると、 1.Western Poultry Desease Conferences 34年間の鶏病データベース 2.California Poultry Letter Egg Economics Update のバックナンバー 3.養鶏業界会合予定 4.鶏卵品質管理プログラム 5.出版物明細 6.月間鶏卵統計 7.小規模養鶏情報 8.養鶏用コンピュータソフトの紹介 9.興味深いリンク先、クリックひとつですぐそこに行ける。 10.他の農業普及部の機能一覧 |
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[B] 次に私のお薦めのサイトはUSDAの農業統計と経済予測展望についてのもの で、この要約は先に紹介したカリフォルニア大のサイトでも見れる。 http://animalscience.ucdavis.edu/avian/interest.htm ここの「Statistics」にはカ州の鶏卵についての統計と他の地区との比較、又年度別の比較データが見れる。 特に養鶏家の皆さんに興味のある、 1:雛孵化関係 2:州別鶏卵、鶏肉生産量 3:親鶏処理羽数 4:鶏卵加工品 地区別液卵種類別生産量 5:鶏肉生産関係 がある。 [C] USDAのAgricultual Marketing Servise(AM S)には鶏卵、鶏肉の価格情報があって、これはとても役に立つ。 http://www.agriculturalweather.com/ これには 1:世界と各国の気象情報 2:USDAの農産物市場価格(穀物、飼料原料、鶏卵、鶏肉・・・) 鶏卵価格については毎日地区別に出ている、サイズ別加工品別の価格もある。 3:ここには有用なリンク先が用意されている。 大学、政府機関、農業出版物、農業団体 4:USDA養鶏プログラム 5:市場で使用される養鶏用語の解説 6:在庫情報 [D] いろいろな組織がそれぞれ有用なWEBをもっている、そのいくつかを紹介したい。 鶏肉関連組織サイト 1:Califorunia Poultry Federation http://www.cpif.org/ これは良くできたサイトで鶏肉の安全性、許認可登録項目、栄養管理その他。特にユニークなのはメンバーに対する過去のシンポジウム、講演のデータベース資料の提供がある。 2:The National Chicken Council http://www.cpif.org/nbc.htm 鶏卵関連組織サイト 1:The American Egg Boad http://aeb.org/ このサイトはとにかく見てみることを薦める、その内容は 1996年以来のニュースレターのバックナンバー 鶏卵産業のあらゆる統計 料理レシピ 鶏卵百科事典 鶏卵についてのあらゆる質問に答える回答集 鶏卵の基礎知識 政府、民間のWEBリンク先 業界会合予定 その他、その他・・・ 2:The California Egg Coommission http://eggcom.com/industry/ http://eggcom.com/index.htm このサイトはとてもユニークだ、業務用鶏卵顧客にたいするサービスであり 供給業者のリストがある。 業務用のテクニカルな質問に答えられるようになっている、同時にビデオを 用意しこれが検索できる仕組みを提供している。 業務用栄養相談、鶏卵グッズ、その他業務用供給をサポートしている。 |
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[E] 世界の主だった種鶏会社はいづれもWEBサイトを持っている。 その内容については、製品の紹介、管理ガイド、技術サポート、その他であり4ヶ所のそれを見てみると、 1:Dekalb Poultry Reserch Inc http://www.dekalbpoultry.com/ ここには20数ページにわたって卵用鶏の飼育管理マニュアルが出ている、 9枚の特別管理シート、週ごとの卵価とグラフによる原価管理表がある。 2:Hyline International http://www.hyline.com/ ここには四つの管理マニュアルが英語とスペイン語で書いてある。 更に、技術文献と会社のニュースレター、e−mailによるスタッフとの連絡先がわかる。 3:Avian Farms http://www.avianfarms.com/ 4:Ross Breeders http://www.rossbreeders.com/ [F] 他の大学サイト 大学のサイトには基礎的研究から教育プログラムにいたるまで多くのリンクが張られている、いくつか紹介するがそのデータがあまりに多いため各人研究して自分に必要なものを見つけて欲しい。 1:Georgia Tech http://poultrynet.gatech.edu/ ここには26の基本的なトピックが含まれている、その例として組織、コンサルタント、書籍、大学、政府、統計、種鶏業者などがある。 2:Purdue Univercity http://ag.ansc.purdue.edu/poultry/ ここには愛玩鶏について500の文献がある、更にbiosecurity、鶏糞処理、鶏肉処理、農場管理、アヒルとギース、その他がある。 3:TexasA&M http://posc.tamu.edu/ 4:California State Univ at San Luis Obispo http://www.calpoly.edu/~asci/ 5:University of Florida http://dps.ufl.edu/ 6:Pennsylvania State University http://poultry.cas.psu.edu/ 7:University of Arkansas http://www.uark.edu/depts/posc/poultry.html |
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