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| スペース・エレベータ想像図 |
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| 運搬車とケーブル |
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| カーボン・ナノチューブモデル 写真:©NASA |
1895年に、ロシア人科学者Konstantin Tsiolkovskyが、パリーのエッフェルタワーにヒントをえて、静止地球軌道(GEO)にまでそびえる「天の城」の建設を提唱し、又、1978年には、作家Arthur C.ClarkがこのコンセプトのSF小説「Fountains of Paradaise」を発表、世間の注目を集めた夢物語が、現実味を帯びてきた。
米国航空宇宙局マーシャル先端プロジェクト・オフィスのMR. David Smithermanは、昨年のマーシャル宇宙センターの宇宙建設コンファレンスで、21世紀末に、静止地球軌道まで繋がった「スペース・エレベータ」を建設するコンセプト・デザインを発表した。
コンセプトの概要は、次の通り。
1.赤道上に、高さ50Kmの基礎タワーを建設し、その先に35,786Kmのステーションまでケーブルで繋ぐ。
2.タワーの崩壊を防ぐ為、GEO以遠に大きな物体を配置して繋ぎバランスを取る。
3.建造物の徹底した軽量化を図る為、現在開発中の「カーボン・ナノチューブ」の様な超軽量部材を使用する。
4.基礎タワーには、「エレベータトラック」4−6レインが設けられ、プラットホームまでのケーブルには、多くのステージにが設けられる。
5.運搬車は、電磁誘導で時速数千Kmに達する。
6.現在の平均的軌道までの打上コスト1KG当たり22,000$を17,700$まで切り下げる
解決すべき問題点は
1.超軽量建設資材の開発。
2.高速電磁推進技術の開発。
3.長い構造物の展開とコントロールの限界技術の開発。
4.宇宙居住者、旅行者、物資の輸送の需要の増大。
作家Arthur C.Clarkは、講演会での「何時実現するか」の質問に答えて「多分、これの実現は、皆がこの話を聞いて、笑わなくなってから、50年後でしょう」と答えています。