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昨年のSTS107号機の痛ましい事故以来、フライトを中止していたスペースシャトルは、原因の究明、解析が終わり、改善策が出来、フライト再開に向け、着々と準備が進められている。
次回フライト予定のSTS114号機「ディスカバリー」の主エンジン3基が、ケネディ宇宙センター(フロリダ州)で、取り付けられた。
STS114号機は、来年2005年5月〜6月に、打上げられ、日本の野口聡一飛行士ら搭乗する予定である。
STS114号機で使われるパッチ・シールは、STS107号機の乗務員の偉業を偲んだデザインが採用されている。
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JAXAは12月8日宇宙開発委員会に、昨年6月のH-UAロケット6号機の打上事故に対する、直接の原因であった固体ブースタの対策、並びにロケット全体にわたる再点検の結果を報告し、高い信頼性を有するSRB-A改良型の開発の目途を得るとともに、H-IIAロケット全体にわたって従来より高い信頼性の確保がなされたと判断し、打上の再開の準備に入ることを報告し、承認を得た。
再開後のH-IIAロケット7号機により最初に打上げる衛星は、昨年打上を失敗した航空管制と気象ミッション(ひまわりの後継)を併せ持つ複合衛星「運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)」である。
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NASAは宇宙旅行をより安全で、手軽なものにする為に、人間の手を借りずに衛星とドッキングしたり、その周囲を自在に飛行したりできる救急用ロボット宇宙船『DART』(Demonstration for Autonomous Rendezvous Technology)の研究・開発に取り組んでいるが、近くそのテストを行う予定である。
「DART」宇宙船は、10月26日にカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から打ち上げられ現在使われていない軍事衛星を追跡し、その周囲を飛行し、自動操縦で衛星への無人ランデブーのテストを繰り返す予定である。
「DART」宇宙船は投げ矢のような形をしており、搭載された最新のビデオ・ガイダンス・センサーで相手の衛星を捕らえ、接近・後退を自動的に行い、安全にドッキングする技術の確立を目指している。

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400年前に、有名な天文学者ヨハネス・ケプラー等の空の観測者を驚かせた、超新星のミステリーを、Hubble宇宙望遠鏡搭載の高感度可視光線イメージが捕らえ、鮮明な画像を送ってきた。
望遠鏡が発明される4年前の1604年10月9日に木星、火星と土星を観測していた時に、ケプラーの超新星爆発が観測され、観測者に衝撃を与えた。
現代の天文学者は、NASAのHubble宇宙望遠鏡他2っの観測所を使い、ケプラー超新星の拡大するガスを観測し、そのミステリーの解明に挑戦している。

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NASAは10月4日に、NASAが資金を提供し開発された地震予知プログラムが、驚くべき的中率を示している旨、結果を公表した。このプログラムは、過去10年間にカリフォルニアで起きた、16の大きな地震の内、15の位置を正確に予言していた。
この予知プログラムは、NASA及び米国エネルギー省の資金で、コロラド大学(現在のカリフォルニア大学:U.C)、NASAのジェット推進研究所(JPL)の研究者によって開発されたものである。
2000年1月1日以降のマグネチュード5以上の16の地震の内、11は2002年2月に
the National Academy of Sciencesで発表された論文の以降に発生したものである。
彼らが開発したコンピュータのモデリング技術は、過去のデータと将来の地震の位置との相関関係を解明し、地震予知の可能性に繋がるものである事を示している。

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現在国際宇宙ステーション(ISS)には、ロシアのパダルカ飛行士と米国のフィンク飛行士が滞在しているが、9月に酸素発生装置並びに予備装置が故障し、部品交換等で修復を試みたが成功せず、予備の酸素タンクの酸素で凌いでいる。このまま行くと酸素不足の事態が起きる事が懸念されいる。
ISSへの物資、酸素の補給は、主に米国NASAのスペースシャトルにより行われていたが、昨年のコロンビア号の事故により、運行停止中の為、現在では、もっぱらロシアの宇宙船に頼っているが、次回の打ち上げは、12月初旬の予定で、交代要員と修理部品が送られる予定である。
しかし、ロシアのロケット打上げではトラブルが起きており、打上げ予定が遅れる可能性もあり、又、打上げに成功して、修理用部品が到着しても、酸素発生装置の修復の目処は立っていなく、万一の場合は、滞在クルーを避難用カプセルに退避・帰還させ、ISSの無人化の可能性も出てきている。

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2004年9月29日に、小惑星4179『トタチス(Toutatis)』が、地球と月の距離の約4倍の155万Kmの地点を通過する。
トーチタスは、1982年にフランスの天文学者により発見された太陽を楕円軌道で回る直径5キロの小惑星で、92年には350万Kmまで接近し、二つの岩の塊で形成され、複雑な回転運動をしながら移動し、4年に一度の周期で地球に接近している。
米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所は、トーチタスを地球に被害をもたらす可能性のある要注意小惑星に指定しており、この機会に観測データを集める事を計画している。
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NASAは9日に、ISS搭載メインの酸素発生装置が故障した旨発表した。
現在ISSには、2名の宇宙飛行士が登場しているが、ドッキングしている補給船に備蓄の酸素を使用し、その他の代替の酸素供給ソースが準備されているので、差し迫った危険はない模様。
酸素供給装置はロシア製で、今までも度々故障していたが、今回は何かの障害物が配管に詰まった為で、パダルカ船長によれば、障害物を取り除き修復は可能とのこと。
NASAはチャンドラX線望遠鏡衛星が捕らえた、銀河系の最も新しい超新星の残骸カシオペアAの信じられないほど鮮明な画像を公表した。
チャンドラX線望遠鏡衛星は、1999年7月23日にスペースシャトル・コロンビアによって打ち上げられ、超新星爆発の仕組みを探る貴重なデータを天文学者に提供し、隠された宇宙の様相の解明に貢献している。
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米国NASAは、2004年8月2日に、1974年の探査機「マリーナ」以来、30年振りで水星探査機「MESSENGER;メッセンジャー」をCape
Canaveral Air Force Station, Fla.より、Delta II ロケットにより打上げる旨、発表した。
メッセンジャーは、7年掛けて約80億Kmの旅をして、水星の周回軌道に投入され、搭載されたカメラの他7種類の科学観測機器により、水星地表面の成分や地形を調べる。
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米国NASAは、欧州と共同で打上げた土星探査衛星「カッシーニ」(Cassini )が、予定通り6月30日午前7時36分(米太平洋時間)に、エンジンを逆噴射し、秒速15Kmに減速し、土星の「F」「G」リンクの間をすりぬけて、周回軌道に投入されたと発表した。又、その際搭載カメラで撮影した土星の輪の鮮明な縞模様の画像を公表した。
「カッシーニ」は、1997年10月に欧州宇宙機関(ESA)と共同で打ち上げたもので、7年の歳月を掛けて到着し、これから4年間、76周して土星の大気の測定や7個の衛星の撮影を行い、土星の神秘を調査する。
又、12月にはESAが開発した着陸機「ホイヘンス」(Huygens Probe )を、土星最大の衛星「タイタン」に着陸させる予定で、窒素ガスで覆われた地上の様子の画像が送られて来て、新たな発見が期待されている。
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米国NASAは、欧州宇宙機関(ESA)と97年10月に、共同で打ち上げた土星・無人探査機「カッシーニ」(Cassini
)が、土星の最も外側を回る衛星フェーベに約2,000Kmまで接近し撮影し、ディープ・スペース・ネットワーク経由で送って来た、骸骨の様な多数のクレータがある鮮明な画像を公表した。
フェーベは、月の約15分の1の大きさの衛星で、31個ある土星の衛星の中、唯一逆向き回りの傾いた軌道を持つた奇妙な謎の衛星。土星が誕生後、土星の引力に捕獲されたのではとの説が有力で、今回の調査でこの謎が解き明かされることが期待されている。
カッシーニは7月1日、探査機として初めて土星の周回軌道に入り、約4年かけて土星の輪などを詳細に調べるほか、本年末には、搭載しているESAが開発したミニ探査機「ホイヘンス」(Huygens
Probe )を火星に着陸させる予定。
http://saturn.jpl.nasa.gov/index.cfm
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2003年5月9日に鹿児島県内之浦のロケット発射場(鹿児島宇宙空間観測所)より、M-5ロケットにより打上げられた、工学実験探査機「はやぶさ」(MUSES-C)は、太陽を周回する軌道を1年あまり掛けて飛翔し、イオンエンジンにより加速していたが、5月19日に地球から約3700kmの距離に再接近し、地球スイングバイ航法により、大きく向きを変え加速し、小惑星「ITOKAWA(糸川)」に向かう楕円軌道への投入に成功した。
イオンエンジンは、宇宙科学研究所(当時)が15年間かけて研究開発したマイクロ波放電式イオンエンジンμ-10(ミューテン)で、イオンエンジンと地球スイングバイの組み合わせによる、飛行は世界初めての試みである。
探査機は、1週間程詳細な軌道設定を行った後、イオンエンジンを再開し、小惑星「ITOKAWA
(糸川)」へ向けての軌道を飛翔し、2005年秋に到着する予定。
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NASAは、6月19日に次世代地球観測衛星 :next generation Earth- observing
satellite「オーラ:Aura」を打上げる。
Auraには、4っの観測機材
「the High Resolution Dynamics Limb Sounder (HIRDLS)」
「the Microwave Limb Sounder (MLS)」
「 the Ozone Monitoring Instrument (OMI)」
「 the Tropospheric Emission Spectrometer (TES)」
が搭載され、相互に連携を取りながら、オゾン層等の地球の対流圏および成層圏の重要な気象環境を常時監視し、その情報データを地上に送ってくる。
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NASAは4月20日に、サインシュタインが一般相対性理論の重力理論で予言した、巨大な質量の周辺での時空のゆがみを実証する為「Gravity Probe 」衛星を、カリフォルニアのバンデンバーグ(Vandenberg
)空軍基地から打上げた。
「Gravity Probe 」衛星は、高度640Km の地球周回軌道を約97分掛けて地球を一周するが、その間に、搭載された超高精度ジャイロ4個により、かすかな軸の傾きの変化を、星からの光を基準にして検出して、地球の質量による時空のゆがみを、約1年半掛けて実証する為のデータを取得する。
1年で髪の毛の数分の1傾きを検出しようという、画期的実験は、スタンフォード大学の科学者たちが開発した、ジャイロスコープの心臓部分の完全な水晶の回転体の制作に成功により可能となった。
この実験が成功すれば、長年の間実証できなかった、アインシュタインが正しくて、ニュートンが間違っているということの、決定的な証拠が得られるので、各国関係者の注目を集めている。
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NASAは3月27日、無人小型スクラム・ジェット試験機X43Aの飛行試験で、マッハ7(音速の7倍)を達成したと発表した。
3年前の飛行試験では、失敗し機体を爆破している。
試験はカリフォルニア南部沖合640kmの空域で行われ、試験機はB52爆撃機から切り離されし、ラムジェットにより高度3万mまで上昇し、その後スクラム・ジェットを10秒間噴かして、空気取り入れエンジンとしては、初めてマッハ7を超える時速8,000kmを達成した。
スクラム・ジェットは、次世代の超音速旅客機や宇宙船への応用が期待されている、新推進システムである。
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NASAは、ハッブル(Hubble )宇宙望遠鏡を使って、宇宙の起源の謎を解明する為、超深宇宙
(Ultra Deep Field)の探索を続けているが、宇宙誕生からわずか4-8億年後、即ち137億年前の銀河の画像を捕らえ公表した。
今までで、最も遠い位置にある銀河で、地球の蛍を月から見るほどの明るさの為、撮影は4ヶ月掛りで、ハッブル宇宙望遠鏡に搭載された『掃天観測用高性能カメラ』(ACS)と『近赤外カメラ多天体分光器(NICMOS)』により、地球を412回まわる間に撮影されたものである。
この画像により、宇宙の起源の謎に迫る新たな手掛かりが得られることが、期待される。
宇宙開発委員会調査部会は、昨年11月のJAXA H2Aロケット6号機の打上失敗の原因は、大型補助ロケットの高圧化に伴う、ノズルの強度を高める設計が、充分でなかった事によるとの見解を発表した。
JAXAはこれを受けて、ノズル補強の設計変更に取り掛かるが、打上の再開は、早くても年末か、来年になりそうである。
米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は27日、6940万キロ(43.1
million miles)まで接近した探査機カッシーニ(Cassini)が撮影したカラー画像を公表した。
この距離は、地球と太陽の距離の半分に距離で、今までで最も鮮明な美しい画像である。今後も接近を続け多くの画像が送られてくる予定。
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ESA(欧州宇宙機関)は、彗星の土壌調査の為、宇宙探査機「Rosetta」(ロゼッタ)をアリアン5ロケットで25日に、フランス領ギアナの基地より打上げる予定であったが、強風の為打上を24時間延期した。
ロゼッタは、「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」に着陸し、その土壌を調べ、地球の生命の根源であるアミノ酸と水が、彗星によって運ばれたとする仮説の実証にチャレンジする。
宇宙探査機による彗星の調査は、今までも行われたが、何れも近接しての調査で、充分なデータが得られていないが、今回始めての彗星表面に着陸できれば、劇的な証拠が得られるのではと期待されている。
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| 打上準備完了のAriane5 | 宇宙探査機 Rosetta |
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18日、米国宇宙航空局NASAは、地球軌道上の2基のX線宇宙望遠鏡、NASAのエックス線望遠鏡「チャンドラ」(Chandra
X-ray Observatory)と欧州宇宙機関(ESA)の「XMM-ニュートン」が観測したエックス線データにより、地球から7億光年の「RXJ1242-11」銀河系の中心部にある、太陽の1億倍の質量を持つ、巨大なブラック・ホールが、太陽と同じ位の大きさの近くの星を引き裂き、飲み込む様子を確認したと発表した。
これは理論上では予測されていたが、実際にデータが観測されたのは初めて。写真はデータにより作成されたイラストで、その凄まじい宇宙の壮大なイベントが描かれている。
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NASAは、Hubble宇宙望遠鏡より受信した「黒目銀河M-64」(別名;悪魔の目)の最新画像を、公表した。
Hubble宇宙望遠鏡は、1990年4月25日に打上げられ、その後1993年12月、スペースシャトルにより機器の大改修が行なわれ、数々の宇宙の新発見に貢献してきた。特に、宇宙年齢を137億年と確定したり、宇宙の膨張の証拠となるダークマターの存在を確認したことは、宇宙の解明に大きく貢献した。
米国政府の予算縮減から、2006年度に予定していたHubble宇宙望遠鏡の補修予算が取り止めとなり、2007年には寿命が終わる可能性が出てきたので、これを惜しむ声が広がり、米国では延命の運動が起きている。
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| 打上準備中のソユーズロケット |
JAXAは、ロシアバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)より日本時間1月29日20時58分、ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)のソユーズロケットにより、国際宇宙ステーションで使用する実験装置を打ち上げた。ISSとのドッキングは、日本時間1月31日の予定である。
このロケットに搭載されたプログレス補給船には、JAXAの高品質タンパク質結晶生成プロジェクトの第3回宇宙実験に参加する機関等のタンパク質試料等がを搭載している。
米国NASAは、スペース・シャトルの事故以来、事故原因の究明に全力を注ぎ、その運行を見合わせているが、スペースシャトルの老齢化に伴い、宇宙ステーションへの運行のみならず、惑星探査の際の着陸機にも使用出来る、多目的の宇宙往還機の開発に着手する計画が浮上している。近くブッシュ米大統領が発表する新宇宙計画に盛り込まれる見込み。
新型宇宙船は、乗員探査ビークル(CEV:Crew Exploration Vehicle)と呼ばれ、大型ロケットの先端に取り付けたアポロ宇宙船型の構造になる見込みで、2007年には、無人機でのテストが実施される予定。
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| 新型宇宙船コンセプトモデル | |