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Updated 2010-11-06

NASA;広域赤外線探査衛星(WISE)の打上に成功 2009/12/15

©NASA
NASAは、14日6.09am(PST)にカリフォルニア州のVandenberg空軍基地かよりDelta IIロケットにより赤外線探査衛星(WISE;Wide-field Infrared Survey Explorer)を打上、軌道への投入に成功した。

 WISEは、高度326Milesの極軌道を周り、従来の赤外線探査衛星のものより約500倍の精度があり、地球周囲の小惑星や遠く離れた銀河の解明への貢献が期待されている。

JAXA;情報収集衛星「光学3号機」の打上に成功 2009/11/28

JAXA並びに三菱重工業は28日午前10時21分に種子島宇宙センターより、政府の情報収集衛星光学3号機を搭載したロケット「H-2A」16号機の打上に成功した。

 光学3号機は、寿命がきた光学1号機の代替え機で、高度数100Kmで地球を南北に周回し、北朝鮮の弾道ミサイルの監視に当たる。

 光学3号機には、センサーとして、約60cmの物体がの識別可能な「超望遠デジタルカメラ」を搭載し、解像度約1mの光学1,2号機より大幅に精度が向上している。

 政府が運用している情報収集衛星は、光学1、2号機、曇天や夜間でも撮影できるレーダー2号機と光学3号機の性能に近い実証衛星を加え、事実上4基となる。

NASA:月に水の存在を確認 2009/11/14

NASAは11月13日に、月の表層内部に、水が存在していることを確認した、と公表した。
 
 NASAは、ミッションが終了した、月探査衛星「LCROSS」を月の南極付近へ激突させ、飛散した物質を、分析調査した結果、少なくとも約90リットルの水分が含まれている事を突き止めた。
 
 これにより、南極付近の層には相当量の水が埋蔵されている事が判った。
 
 将来有人月面基地の有力候補地である、南極付近に水が存在するとすれば、飲み水が確保でき、更に分解して燃料の水素の他、呼吸に必要な酸素を現地で調達することが出来、月面有人基地建設の可能性が高くなった。
©NASA

NASA;次世代ロケット「アレス1ーX」の試験打上に成功 2009/10/29

©NASA
NSAは、かねてより開発中のシャトル後継機で、有人月面基地建設の主役になる次世代ロケットアレス試験機の1-Xを、予定より約半年遅れの、10月28日11:30AM(米国東部時間)にケネディー宇宙センターより試験打上を実施し、成功した。
 
 全長100mの「アレス1-X」は、打ち上げ後2分あまりで高度45Kmに達し、その後パラシュートで、大西洋上に着水した。
 
 NASAは打上げデータを基にして、制御系や構造上、振動問題などを確認し、さらに改良を加える計画。
 
 有人月面基地の運搬に使用する予定の「アレスⅤ」は、更に補助ロケットが追加され、約100トンのペイロードの打上が可能。

JAXA;宇宙ステーション補給機(HTV)国際宇宙ステーションとの結合成功2009/9/18

©NASA
JAXAが打上げた宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機は、国際宇宙ステーションのロボットアームにより保持され、9月18日4時51分に無事国際宇宙ステーションと結合を完了した。
 
 今後、HTVが運搬した曝露パレットは、ISSロのボットアームと「きぼう」のロボットアームを使用して、「きぼう」船外実験プラットフォームに設置される予定。

 

JAXA;無人補給機HTV技術実証機搭載のH-ⅡB初号機打上成功 2009/09/11

JAXAは、国産新大型ロケット「H-ⅡB」1号機を、9月11日午前2時1分46秒に、種子島宇宙センターから打上げ、高度285Kmの軌道への投入に成功した。「H-ⅡB」1号機には、無人補給機HTV技術実証機が搭載されている。
 
 「H-ⅡBロケット」は、JAXAと三菱重工が共同開発した、H-ⅡAロケットを改良したもので、第1段のメーンエンジンを2つ束ねて、それにより1段目の直径は約1.2m増えて5.2mに。又、HTVなど衛星を収納する先端の「フェアリング」は3m延び、全長は約56mに。打ち上げ能力は1.4倍となった。

 無人補給機HTVは、JAXAが新規開発したもので、来年のスペースシャトル退役後、ISSへの物資輸送を担う事が期待されている。
 
 今回の無人補給機HTV技術実証機には、ISSに滞在する宇宙飛行士の食料や実験装置などを積載。打ち上げ約15分後、高度約285キロで分離され、18日午前8時ごろISSのロボットアームを使ってドッキングする。約50日間宇宙に滞在し、11月初旬、廃棄物などを積んで大気圏に再突入し燃え尽きる。
©JAXA

NASA;修復したHubble宇宙望遠鏡が得た宇宙画像を公開 2009/09/11

 NASAは9月9日、本年5月にスペースシャトル「アトランティス」により、修復し、新しいカメラ「ワイドフィールドカメラ」(Wide Field Camera-3、WFC3)や分光器を搭載したHubble宇宙望遠鏡が得た、バタフライ星雲」や「pillar of creation」などを含む極めて鮮明な画像10枚を公開した。
©NASA

NASA;スペースシャトル「エンデバー」号打上成功 2009/07/16

©NASA
数回に亘り延期していた「エンデバー」(STS-127)は、2009年7月16日07:12:21AMにケネディー宇宙センターより打上、軌道への投入に成功した。
 
 STS-127のミッションは、日本の実験棟「きぼう」への取付部品の搬送並びに取付及び長期滞在中(4ヶ月)の若田宇宙飛行士の帰還。
 
 「きぼう」への部品取付は、若田宇宙飛行士がロボットアームを操作し行う。これで「きぼう」は完成する。

NASA:スペースシャトル「エンデバー」号打上再延期 2009/06/17

©NASA
燃料漏れの原因で、6月16日の打上を17日に延期していた、スペースシャトル「エンデバー」号(STS127 )打上は、同じトラブルで、再々延期された。打上は早くとも7月11日以降となる。

 今回のミッションは、日本実験棟「きぼう」の最後の構築物である暴露実験施設の運搬と連接のほか、国際宇宙ステーションに長期滞在中の日本人宇宙士「若田光一」さんの地球への帰還を行う。
 
 国際宇宙ステーションには十分な食料の備蓄があり、延期による問題はない。

JAXA;「かぐや」ミッション終了 2009/06/11

2007年9月14日日に打上それ以来17ヶ月間に亘り月の全面を観測して来た月周回衛星「かぐや」予定通り、6月11日午前3時25分、南緯65.5度 東経80.4度 GILLクレータ付近に、地上からの指令により制御落下させ、そのミッションを終結した。

 その間「かぐや」は、搭載された14種類の観測機器により、数多くのデータを取得しており、今後研究者によるデータ解析から月の起源の解明がなされるのではと期待されている。
 
 尚、それら観測データは、11月1日から逐次インターネットで公開される予定。
 制御落下時の運用管制室の様子 ©JAXA

NASA;スペースシャトル「アトランティス」無事帰還 2009/05/25 

©NASA
Hubble宇宙望遠鏡の修復を行ったスペースシャトル「アトランティス」号は、24日11時AMに予定していたケネディー宇宙センターが悪天候の為、カリフォルニアのエドワーズ空軍基地に帰還した。
 
 Hubble宇宙望遠鏡は今回の修理により、5年以上寿命が延び、また性能も向上しているので、さらなる宇宙の新発見が期待される。

NASA:スペースシャトル「アトランティス」打上成功 2009/05/12

©NASA
NASAは、11日14時01分、ケネディー宇宙センターよりスペースシャトル「アトランティス」(STS-125)を打上、成功した。

 今回のミッションでは、11日間のフライトの間に、老朽化で存続可否を問われていた、高度560Kmの低軌道を周回しているHubble宇宙望遠鏡にドッキングし、老朽化部品のの交換・修復を行う計画。
 
 これまでに数々の宇宙新発見の成果を上げてきたハッブル宇宙望遠鏡は、1990年4月に打上げられた宇宙望遠鏡で、これまでに合計4回に渡り修復がスペースシャトルによって実施されたが、2003年2月1日のスペースシャトル「コロンビア」の大気圏再突入の途中で空中分解事故により、コロンビア喪失事故の事故調査委員会の指針により、シャトルミッションは必ず国際宇宙ステーション(ISS)への緊急避難が実施できる体制を整えることを義務付けられたため、ハッブル宇宙望遠鏡の修復は困難になり、その存続が危ぶまれていたが、緊急救助用スペースシャトル「エンデバー」(STS-400)を、ケネディー宇宙センターの発射台に待機させる事により、打上が許可され、今回の修復が可能となった。

 この修復で、Hubble宇宙望遠鏡の寿命は、5年以上延命される見通となった。

NASA;スペースシャトル「ディスカバリー」号無事帰還 2009/03/29

13日間のミッションを終えたスペースシャトル「ディスカバリー」号は、悪天候の為、地球を一周余計に回り、予定より遅れたが、フロリダ州ケネディースペースセンターに、3月28日15:13(米国東部時間)に無事着陸した。

 ディスカバリー」号は、国際宇宙ステーションに初めて長期滞在する日本人宇宙飛行士「若田光一」さんを国際宇宙ステーションに残し、長期滞在を終えた米国人宇宙飛行士「サンドラ・マグナス」さんを乗せて帰還した。
©NASA

NASA;スペースシャトル「ディスカバリー」号打上げ成功 2009/03/16

©NASA
NASAは、燃料バブル、燃料漏れ等のトラブルにより、再三延期していたスペースシャトル「ディスカバリー」(STS-119)の打上げを、5日7:43PM(米東部時間)に実施し、成功した。
 
 「ディスカバリー」には、日本人としては国際宇宙ステーションに初めての長期滞在となる若田宇宙飛行士が搭乗しており、明後日には国際宇宙ステーションにドッキングする予定。
 
  今回のミッションは、13日間の予定で、今後予定されている6人への国際宇宙ステーション乗員の増加に向けて、大型ソーラーパネル「S6 truss segment」を設置、4基の大型ソーラーパネルによる発電体制を確立する予定。

NASA;国際宇宙ステーション乗員緊急退避命令 2009/03/13

NASAは、3月12日、宇宙ごみ(スペース・デブリ)が国際宇宙ステーションに衝突する可能性が出た為、国際宇宙ステーションに滞在中の3人の宇宙飛行士に、ロシアの宇宙船「ソユーズ」の脱出カプセルへ約10分間退避させた旨発表した。
 
 スペースデブリ「25090 PAM-D」は、大きさ5inch(約12.7cm)のものだが、時速28,000Kmの猛スピードで周回しており、万一国際宇宙ステーションに衝突すれば、
致命的被害を生ずる可能性があった。

NASA;スペースシャトル「ディスカバリー」打上げ再々延期 2009/03/12

©NASA
日本人宇宙飛行士若田さんが搭乗予定のスペースシャトル「ディスカバリー」(STS-119)打上げは、燃料となる液体水素と液体酸素の注入作業を行っていたところ、燃料タンクからの燃料漏れが発見され、12日以降に再々延期された。
 
 当初2月12日に打上げが予定されていたが、圧力バブルの不具合から、再三にわたり,延期されていたが、今回非常に危険度の高い燃料漏れが発見された為、再度延期となった。

NASA;太陽系外惑星探査宇宙望遠鏡「ケプラー」打上げ成功 2009/03/09

©NASA
NASAは、3月6日10:49 PM(米国東部時間)に、フロリダケープカナベル空軍基地からデルタロケット(DeltaⅡ)を使って、太陽系外惑星探査用宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」の打上げに成功した。

 3年半の期間に天の川銀河の太陽系に似た10万個以上の惑星を探査する計画。

NASA;スペースシャトル・エンデバー打上げ、3月12日に延期 2009/02/27

NASAは、スペースシャトル「エンデバー」号(STS-119)の打上げを、外部燃料タンクとメインエンジンを結ぶ圧力バブルの不具合の為、再々延期してきたが、修復の目処がたち、3月12日打上げを決定した。

NASA;地球に似た惑星を探す探査機「ケプラー」を打上 2009/02/21

NASAは、2月19日、生命の存在の可能性のある地球に似た惑星を探す宇宙望遠鏡を搭載する探査機「ケプラー」(Kepler)を打上げる計画を発表した。

 デルタ2ロケットで、フロリダ州ケープ・カナベラル空軍基地から2009年3月5日に打上の予定 。
 
 3年半の期間に天の川銀河の太陽系に似た10万個以上の惑星を探査する計画。

NASA;スペースシャトル「ディスカバリー」号(STS 119)発射再々延期 2009/02/21

©NASA
NASAは2月20日、発射準備中の「ディスカバリー」号(STS 119)の発射を、再々延期する旨決定した。
 
 前回ミッションの地球帰還の後の点検作業で見つかった、液体水素燃料用圧力バブルの不具合の点検作業が手間取って入るため。
  
 現在の所、何時発射できるか未定。

国際;宇宙史上初めて、軌道上の2機の衛星が激突 2009/02/12

米国携帯電話中継用通信衛星「イリジュウム」が、2月10日、同じ軌道上にあった制御不能に落ちっていたロシアの衛星と激闘する、宇宙開発史上初めての事故が発生した。
 
 米国イリジュウム衛星は、1997年に米モトローラ社が携帯電話通信用に打上げた高度780Km、重さ500kgの小型衛星。
 
 米国NASAでは、かねてから衛星とスペースデブリとの衝突の可能性の増大を懸念しており、スペースデブリの監視網の強化の為の、「U.S. Space Surveillance Network」
を設置するなど対策を講じて来たが、 その心配が現実となってきた。

NASA;スペースシャトル「ディスカバリー」号打上再延期 2009/2/7

NASAは、19日以降の打上に延期していた、日本人宇宙飛行士若田さんが搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー」号(STS-119)の打上を22日以降に再延期する旨発表した。
 
 延期の原因は、前回のミッション後の地上点検で不具合が見つかった、外部燃料タンクとメインエンジンを繋ぐ液体水素燃料用の圧力バブルの点検・解析作業がが長引いている為。

NASA;若田宇宙士搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー」号打上延期 2009/02/04

©NASA
NASAは、3日、スペースシャトル「ディスカバリー」号(STS-119 )の打ち上げを延期し、2月19日以降にすることを決めた旨、発表した。
 
 ディスカバリー号STS-119ミッションには、日本人宇宙士としては初めて国際宇宙ステーションに長期滞在に挑戦する若田光一さんが搭乗する。
 
 延期の理由は、ディスカバリー号は、現在ケネディー宇宙センターのLaunch Pad 39Aにおいて事前チェックを行っているが、燃料供給バブルに不具合が発見され、原因究明の為。

NASA;次世代月面探索車の開発が進む 2009/01/25

NASAは2020年以降に、有人月面基地を建設する計画で、新型宇宙船「オリオン」(Orion)、運搬ロケット「Ares I」(有人宇宙船用)「Ares V」(物資輸送用)の開発を進めているが、平行して月面移動にに使う月面車の開発を行っており、月面と似たワシントン州にある乾燥湖での走行試験の写真を公開した。

 月面に着陸後宇宙飛行士は、この月面車で寝起きすることによって14日間に渡って、月面探査活動を行うとしている。又月面車の後部には、内部から装着出来る、宇宙服があり、宇宙士は月面車内部の気圧を保持したまま、外部に出ることが出来る構造になっている。
©NASA