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Updated 2007-12-31

NASA;スペースシャトル「アトランティス」打上再三の延期 2007/12/31

©NASA

日本人宇宙飛行士「若田」が搭乗予定の株式会社スペースシャトル「アトランティス」(Atlantis)STS-122 は、当初12月7日に打上が予定されていたが、外部燃料タンクからエンジンへ液体水素を供給状態監視センサーの不具合が見つかり、打上時期を再三延期して1月10日に打ち上げる予定にしていたが、燃料センサーの修復が遅れ、更に打上時期未定のまま取り敢えず延期する旨、発表した。

STS-122の主なミッションは、ESAの「Columbus Laboratory」の設置である。今回の大幅遅延は、来年2月に予定されている、日本実験モジュール組み立ての為の日本人宇宙飛行士、土井隆雄さんが乗り組むシャトルフライトに影響が出ることが懸念されている。

NASA・JPL;2008年1月30日火星に隕石の衝突の確率75分の1 2007/12/22

©JPL

 NASA・JPL研究所(Jet Propulsion Laboratory )は、小惑星「2007 WD5」が、来年1月30日に火星の近傍(30,000Mile以内)を通過し75分の1の確率で衝突する可能性があると、12月21日に発表した。

この小惑星の大きさは 約50 m (164 feet) で、その 衝突の規模は15メガトン(広島原爆の約750倍)である。JPLは今後も監視を続ける。

国立天文台:すばる望遠鏡で110億年前の銀河の観測に成功 2007/12/19

©国立天文台

 国立天文台、東京大学、京都大学の研究者からなるグループは、ハワ イ島マウナ・ケア山頂(標高4,200m)に設置されたすばる望遠鏡を使って、110億年前の銀河の観測に成功した。

 観測は、すばる望遠鏡に搭載した近赤外線撮像分光装置 (IRCS) を用いて撮影した赤外線画像を、補償光学システム(AO)により大気の揺らぎの影響を抑える事が出来、従来の約3倍の解像度得ることに成功した。

 観測の結果、110億年前の宇宙には円盤型の銀河が多く、楕円銀河は殆ど無い事が判った。観測できた44個の銀河の内、10個が円盤形、楕円形は1個、その他33個も円盤形と推測された。

 米国NASAのハッブル宇宙望遠鏡による観測によって、80億年前の宇宙には現在の宇宙で見られる楕円銀河の存在が確認されているので、110億年前から80億年前に掛けて、円盤形銀河が衝突・合体を繰り返し、楕円形銀河が出来たものと考えらている。

 本成果は、2007年12月11日から16日に行われた「すばる望遠鏡の成果」を中心として銀河の形成・進化を議論する国際会議"Panoramic Views of Galaxy Formation and Evolution" で発表された。

NASA;スペースシャトル「アトランティス」STS-122打上延期  2007/12/11

©NASA
 NASAは、12月10日に当初6日に予定していたスペースシャトル「アトランティス」STS-122の打上を、再度来年1月2日以降に延期する旨発表した。

 延期の原因は、外部タンクからエンジンへ液体水素を供給状態監視センサーの不具合のため。

 STS-122の主なミッションは、ESAの「Columbus Laboratory」の設置である。今回の大幅遅延は、来年2月に予定されている、日本実験モジュール組み立ての為の日本人宇宙飛行士、土井隆雄さんが乗り組むシャトルフライトに影響が出ることが懸念されている。

MASA;ESA金星探査衛星の観測結果による金星の想像画像を公表 2007/12/01

©NASA
 NASAは、11月28日に、ESAが打上げた金星探査衛星「Venus Express」による観測結果を元に作成した金星地表の地獄絵図を彷彿させる想像図を公表した。

 この研究成果は、11月29日発売売の科学専門雑誌「ネイチャー(Nature)」に掲載された。

中国;月観測衛星「嫦娥1号」打上・月面観測に成功 2007/11/29

©中国国家航天局
 中国国家航天局は、10月24日に打上成功した「嫦娥1号」が撮影した月面の高解像度画像を11月26日に公表した。

 画像は、高度200Kmを周回している「嫦娥1号」(Chang'e)に搭載されてCCDカメラにより撮影されたもので、前後に2台のカメラが搭載されているので、異なった角度から撮影した画像を、地上のコンピュータにより三次元画像を作成することが出来る。

 「嫦娥」は中国が独自技術で開発した月観測衛星で、重量は2300Kgの高度200Kmの月周回軌道を周回し、約1年に亘り月の地下資源等の科学調査を行う予定。

 中国は、2020年頃、有人月基地の建設を企画しており、アメリカ、ロシア、日本に続いて、月資源の確保に向けて国家戦略をスタートさせた。


JAXA,NHK;かぐやの月面ハイビジョン画像撮影成功 2007/11/08

 JAXAとNHKは、月探査衛星かぐやに搭載したNHKが開発したハイビジョンカメラで、月面上空100Km から世界初のハイビジョン画像の撮影に成功した旨発表し、その画像を公表した。

 荒々しい月のクレーターの精細なハイビジョン画像を、テレビを通じお茶の間でみることが出来、人々に強烈な印象を与えた。
北極付近、「嵐の大洋」 ©JAXA/NHK

NASA;スペースシャトル「ディスカバリー」号帰還  2007/11/08

©NASA
 NASAのスペースシャトル「ディスカバリー」号は、11月7日13時過ぎ(米東部時間)に、フロリダ州のケネディー宇宙センターに、無事帰還した。

 今回の15日間のフライトでは、欧州、日本の実験棟と国際宇宙ステーションとを連接する連接モジュール「ハーモニー」を運搬するし、仮設置を行う等の、宇宙基地建設の重要なイベントを実施した。

 又、今回の滞在では、太陽電池パドルの回転機構の修復を行い、電力不足の心配を取り除く事に成功した。

中国;月探査競争に参入  2007/10/25

 中国は、10月24日午後6:50に、四川省西昌衛星発射センターより長征3A (Long March 3A)型ロケットにより、月観測衛星「嫦娥(Chang'e)1号」の打ち上げに成功した。
 
 「嫦娥」は中国が独自技術で開発した月観測衛星で、重量は2300Kgの高度200Kmの月周回軌道を周回し、約1年に亘り月の地下資源等の科学調査を行う予定。

 中国は、2020年頃、有人月基地の建設を企画しており、アメリカ、ロシア、日本に続いて、月資源の確保に向けて国家戦略をスタートさせた。

NASA;スペースシャトル「ディスカバリー」打上成功  2007/10/24

©NASA
 NASAは予定通り10月23日午前11時38分(東部夏時間)、米国フロリダのケネディー宇宙センターから、スペースシャトル「ディスカバリー」STS-120の打上に成功した。

 STS-120のミッションは、年末から来年にかけて、打上を予定されている欧州と日本の実験モジュールを国際宇宙ステーションと接合するハーモニー・モジュールを準備する予定。

NASA;ペースシャトル「ディスカバリー」10月23日打上へ 2007/10/17 18:22:16

©NASA
 米国NASAは、耐熱パネルの亀裂の問題で、延期されるとが懸念されていた、スペースシャトル「ディスカバリー」STS-120の打上を、ケープカナベラル(米フロリダ州)より、予定通り10月23日に行う旨発表した。

ミッションSTS-120の主な任務は、イタリアで製造されアメリカのMulti-Portモデュールを、国際宇宙ステーションに届け、装着する事である。
©JAXA

JAXA;月探査衛星「かぐや」月周回軌道に投入成功  2007/10/05

©JAXA
 JAXAは、先月9月14日に打ちあげた月探査衛星「かぐや」が、正常に月周回楕円軌道(近月点101km、遠月点11,741km)に投入された旨、発表した。

 「かぐや」は、今後搭載している子衛星「リレー衛星」と「VRAD衛星」の順に分離し、本年12月から本格調査を実施する予定。

 「かぐや」には、NHKが開発したハイビジョンカメラが搭載されており、これにより初めて、月の裏側の映像が茶の間のテレビを通じて見られるものと期待されている。

JAXA・三菱重工;「かぐや」打上成功 2007/09/14

©JAXA
 JAXA・三菱重工は、9月14日午前10時31分、月周回探査衛星「かぐや」を搭載したH2Aロケット13号機を種子島宇宙センターより打上、45分後高度390kmで「かぐや」の切り離しに成功した。  今回の打上は、H2Aロケット打上を民営化した1号機である。

 「かぐや」は縦・横2.1m、高さ4.8m、重量約3tで、15種の観測機器を搭載、38万Kmを約40日の飛行後月の到達、月上空100Km の軌道を周回しながら、3ヶ月後から約1年を掛けて月の表面の元素・鉱物・地形・構造等を調べる予定。

 各国では、月の鉱物資源の利用、月に有人中継基地基地を建設する計画に関心が集まっており、今回の日本の「かぐや」の成果に期待を寄せている。

 米国は、2018年をめどに宇宙飛行士を再び月面に送り込むため、スペースシャトルの後継機として、新型宇宙船「オリオン」(Orion)並びに新型ロケットAres(アレス)の開発を進めている。又ロシアも月有人基地建設のため、ソユーズ宇宙船の後継機として輸送用宇宙船「クリッパー」並びに新型ロケットの開発をスタートしている。中国も数年の内に、将来の有人基地建設をにらんだ、月探査衛星を打ち上げる旨発表している。

日本放送衛星「JCSAT-11」打上失敗 2007/09/07

 民間放送衛星を運用している「JSAT株式会社」は、9月6日7時43分 カザフスタン共和国にあるバイコール宇宙基地より、プロトンM型(Proton-M)ロケットによる「JCSAT-11 」放送衛星の打ちあげに失敗したと発表した。

 打上は1段目ロケットは正常に燃焼したが、2段目ロケットの点火に失敗、打上げ数分後に、カザフスタンの「Zhezkazgan」から南西に30マイル離れた無人地帯に墜落したと見られている。

 本機は、複数ある「JCSAT」の予備機で、当面運用に支障が無く、又損害も保険でカバーされる予定で、JSATは、直ちに衛星制作会社の米国「Lockheed Martin社」に代替機の発注を行った。完成は2009年夏の予定。

 Proton-Mロケットは、1965年以来240機以上打ち上げられたロシアのロケットで、これまでにもロシアの宇宙ステーション、サリュート、ミール、国際宇宙ステーション(ISS)の構成要素であるザーリャ等を打上げており、失敗が少ないロケットである。

JAXA;月周回衛星「かぐや」(SELENE)打上へ  2007/08/20

©JAXA
 JAXAは、子衛星の故障部品の交換が終わり、延期していた月周回衛星「かぐや」(SELENE)の打上を、H-Ⅱロケットにより、平成19年9月13日(木) 10時35分47秒に種子島宇宙センターから、打ち上げる旨発表した。

 「かぐや」のミッションは、は高度100Kmの極軌道を周回する主衛星、小型リレー衛星、と「VARD衛星」から構成され、搭載の14の科学観測機器により、月全域にわたる元素・鉱物分布、地形・表層構造、表裏の重力分布などについて高精度なデータを取得し、月の起源と進化の謎の核心に迫る計画で米、欧始め世界中の研究者から、その成果に関心が寄せられている。

NASA;エンデバー国際宇宙ステーションにドッキング成功 2007/08/11 18:51:08

©NASA
 エンデバーは、8月10日2:02 p.m.(米東部時間)に国際宇宙ステーションにドッキングに成功、同 4:04 p.m. にエンデバーのクルーは国際宇宙ステーションへ乗り移った。

 ドッキング先立ち、国際宇宙ステーションから撮影した写真からにより、エンデバーの船底をカバーしている耐熱タイルが、打上約58秒後、外部タンクから剥離した氷片が衝突により、約8 cm四方にわたり脱落しているのが判明した。

 NASAは、同様なトラブルから起きた「columbia」号の悲惨な教訓に基づき、傷の深さ等を詳細に調査し、帰還途上の大気圏再投入の際に危険がないか、並びに修復の必要性や修復の方法を検討することとした。

NASA、スペースシャトル「エンデバー」の打ち上げに成功   2007/08/09

©NASA
  NASAは、8日Pm6:36(米東部標準時間)米フロリダ州ケネディー宇宙センターの39A発射台から、スペースシャトル「Endeavour」(STS-118)の打ち上げ、成功した。

 今回の飛行では、5,800 poundsの資材を輸送し、「space station segment」を、国際宇宙ステーションに設置する作業等、合計11日間のミッションが予定されている。また、ISSでの作業の状況に応じて、飛行日程は最大14日まで延長されることも予定されている。

NASA;スペースシャトル「Endeavour 」打上へ 2007/08/05

STS-118 crew members ©NASA
 NASAは、スペースシャトル「Endeavour 」(STS-118ミッション)をケネディー宇宙センターより、8月8日6:36(米国東部時間)に打ちあげる旨発表した。

 打ちあげ準備中に発見された、キャビンから空気が漏れるトラブルの原因は、クルーキャビンの空気圧を調整する、二つの圧力軽減空気弁のうちの一つが不具合であることが分かり新品の部品の調達が間に合わない為、アトランティスの部品と交換し修復した。

NASA、火星探査機「Phoenix Mars Lander」の打上げ成功  2007/08/05

©NASA
NASAは、8月4日午前5:36(米東部時間)、ケープカナベル空軍基地からデルタⅡロケットにより、火星無人探査衛星「Phoenix Mars Lander」を打上、成功した。

 「Phoenix Mars Lander」は9ヶ月間後、2008年5月25日に火星の北極圏に着陸する予定。

 「Phoenix Mars Lander」はアリゾナ大学のLunar and Planetary Laboratoryが開発した火星探査機で、以前にロッキード・マーチン社が開発した「Mars Surveyer」が計画中止した為、倉庫に保管されていた再利用するしたもの。Phoenix(不死鳥)と名称は、 Mars Surveyer計画の探査機が再利用されたということから命名された。

NASA;火星無人探査機「Phoenix Mars Lander 」打上へ 2007/08/03

©NASA
NASAは、火星無人探査機「Phoenix Mars Lander 」をケープカナベラル空軍基地(フロリダ州)から、8月4日に打ち上げる旨発表した。

 「Phoenix Mars Lander 」は、2008年5月に火星に到着の予定で、火星の北極圏の土壌調査・成分分析の結果行うが、その地域が微生物の生存に適してしているかに関心が寄せられている。

NASA:火星探査機「Phoenix Mars Lander 」打上へ 2007/07/15

 NASAは、8月に、火星の北極付近の土壌調査の為、火星探査機「Phoenix Mars Lander 」を、フロリダのケネディー宇宙センターから打ち上げる旨、発表した。

 「Phoenix Mars Lander 」は、ソーラーパネルを両脇に並べた、幅約5.5m、長さ約1.5mの大きさで、火星の北極付近に着陸し、2.3mのロボットアームを使って、土壌を1メートルほど掘り起こし、土と地下にあると考えられている凍った水を採取する予定。

 「Phoenix Mars Lander 」は、2008年5月に火星に到着の予定であるが、その土壌調査・成分分析の結果行うが、微生物の生存に適してしているかに関心が寄せられている。

NASA:スペースシャトル・アトランティス無事帰還 2007/06/23

 
 ©NASA
 NASA:スペースシャトル・アトランティス(Atlantis)STS-117は、ケネディー宇宙センター周辺が悪天候のため、着陸地点をカリフォルニアのEdward空軍基地に変えて、6月22日午後3:49(米西部時間)に予定より3日間遅れて無事帰還した。

 今回の飛行は、6月8日の打ち上げ時の機体上部の断熱材の剥離、滞在中に国際宇宙ステーションのロシア製の姿勢制御コンピュータ3台の故障等のトラブルに見舞われたが、修復を完了し、その他3組目の太陽電池パネルの設置等のミッションを完了した。

 次回STS-118の打上は、8月の予定。又今年末にはEUの実験棟「コロンバス」、来年2月からは日本の実験棟「きぼう」が3回に分けて建設される予定。

NASA:アトランティス修理の為、帰還が遅れる 2007/06/16

 
 ©NASA
 NASAは、アトランティス打上時の断熱材の一部の破損を、ジョン・オリバース飛行士(42)が船外活動で実施した旨発表した。

 修理は、めくれあがった断熱材を元の位置に戻し、医療用のホッチキスにより、機体に固定することのよって行った。

 又、13日に、停止したロシア製の姿勢制御や酸素供給用のコンピュータの不具合の修復にかかり、現在6台中4台の起動に成功した。

 故障の原因は、特定出来ないが、今回搬入された太陽電池パネルを接続する時に出た雑音が、影響したのではないかとの見方が有力ある。

  アトランティスの帰還予定は、2日間延長して、米東部時間21日午後になる予定。

NASA:「アトランティス」ST-117 宇宙ステーションにドッキング 2007/06/11

 
  ©NASA
 スペースシャトルは、米東部夏時間10日午後1時53分に宇宙ステーションに到着、
同午後3時36分に国際宇宙ステーションとのドッキングに成功した。

 11日にはロボットアームを使った、太陽電池パネル・トラスを設置、船外活動により、配線等の作業を実施する予定。

 他方、アトランティスの後部にあるエンジンカバーの断熱材に亀裂が見つかっており、NASAでは画像詳細分析により、大気圏投入に支障がないかチェクする。

NASA:シャトル「アトランティス」S-117 打上成功 2007/06/10

 
 ©NASA
NASAは、米東部時間8日午後7時38分に、フロリダのケネディー宇宙センター
より、「アトランティス」S-117を打上げに成功した。

7名の宇宙飛行士が搭乗した「アトランティス」は国際宇宙ステーションに向け飛び立った。今回のミッションは、宇宙ステーション拡張用の約1.6トンの構造物資材等が搭載されている。

アトランティスは、11日後の6月19日に帰還の予定。

NASA;スペースシャトル・アトランティス、6月8日打上へ 2007/06/02

 
 ©NASA
 米国NASAは、ゴルフボール大の雹嵐の被害を受け、その修復のため打上を延期していた、スペースシャトル・アトランティスSTS117を、来週6月8日夜7:38 p.m. EDT (米国東部時間)打上を決定し、秒読みの段階に入った。

 外部タンク数千カ所の修復が完了し、現在39発射台上で、打上の準備が進められている。

NASA;スペースシャトル「アトランティス」STS-117発射台に戻る 2007/05/21

 スペースシャトル「アトランティス」は、2月26日のケネディー宇宙センターを襲った嵐の、ゴルフボール大の雹の直撃により、外部タンクのノーズコーンがダメージを受け、組立ビルまで戻って居たが、修復が完了し、再び39発射台に戻った。

 外部タンク全体で、3000箇所以上の修復がおこなわれ、写真から見ても、その被害の大きさが判る。

 打上は来月6月の予定。
   
   ©NASA

ESA:Mars Expessが撮影した「火星の顔」の繊細画像を公表 2007/05/07

 
©ESA
 ESAは2006年9月21日に火星探査機「Mars Express」が撮影した、人面の画像を公表した。

 この人面は、1976年に初めて火星に到達した、火星探査機「バイキング1号」が撮影した丘の写真に、人の顔に似た見つかり、当時火星の古代文明の遺跡ではないかと騒がれ、有名になった。

 1998年の米「マーズ・グローバル・サーベイヤー」の調査により、人工的な構築物ではなく、自然現象によるものであることが判った。

NASA;ホーキング博士、初の無重力体験 2007/04/28

 NASAは、4月26日、筋萎縮症で車いすのハンディキャップを負いながら、宇宙物理学で数々の功績を挙げている、スティーヴン・ホーキング博士が、米国の無重力飛行専門のZero Gravity 社のBoeing727にのり、初の無重力飛行の体験をしたと公表した。
 飛行体験は、米国フロリダ州ケープ・ケネディー宇宙センターから離陸し、高度32,000 ftから 24,000 ft の間での25秒間に亘る自由落下の状態で、車いすから降りたホーキング博士は無重力での空中遊泳を体験した。

 ホーキング博士は、帰還後、「宇宙に近い状態を体験できたことは素晴らしい」語った。
   
   ©NASA

NASA;SF映画ばりの太陽が2つある惑星を発見 2007/04/11

 
 ©NASA
 NASAの赤外線天文衛星「スピッツァー宇宙望遠鏡」を使って米アリゾナ大学の研究チームが、銀河系の連星を観測した結果、ジョージ・ルーカスのSF映画「スター・ウォーズ」のシーンで、「ルーク・スカイウォーカー」がじっと見つめた2つの太陽が沈む光景が、実際に存在することが分かり、米天文学誌「アストロフィジカル・ジャーナル」に発表した。

 研究者は、地球から50-200光年の間の69の二つの惑星がお互いに周りを回り合っている星(連星)を観測し、その中にSF映画ばりに太陽が二つある星を見つけた。

NASA;国際宇宙ステーションNODE2の名前「Harmony:調和」に決定 2007/03/29

 
 ©NASA
 NASAは、2007年3月15日、国際宇宙ステーションの連接の役目をするモジュールの名前を、全米の学生から公募ていたが、この度「Node2Harmony」に決定した。

 Node2Harmonyは、「 Unity Node」につぐ、第2の連接モジュールで、米国の国際研究棟(Destiny)と、ヨーロッパ(Columbas)研究棟並びに日本実験棟(希望)とは、「Harmony」を通じて連接される。

 又、「Harmony」は、日本の補給船「H-2 輸送船」等の「物資補給ポート」の役目も果たし、 長さ7.2 meters 直径 4.4 meters 、体積 70 cubic meters 、重量約13,600 Kgの 大きさである。

 「Harmony」の打上は、シャトルミッション STS-120で行われる予定で、現在ケネディー宇宙センターで、打上準備が行われている。

NASA;スペース・シャットル「アトランティス」の打上を5月に延期  2007/03/24

 NASAは、3月15日に予定していたスペースシャトル「アトランティス」の打上が、 雹による外部燃料タンクの断熱材に多数の穴があき、それの修復の為、シャトルを組立工場に戻し、点検・修復を行っているが、その打上は、5月11日前後になる見込みであることがNASA関係者の話で明らかになった。

 2003年の「コロンビア号」の悲惨な事故以来、NASAは外部タンクの断熱材の破損には慎重になっている。
     
      ©NASA

NASA;土星の惑星「エンセラダス」に生命体存在の可能性 2007/03/14

 
 ©NASA
 NASAは、2007年3月12日に、水の存在が確認されている、土星の惑星「エンセラダス」(encelads)の内部に放射性物質が存在し、熱を供給しているとの見解を公表した。

 これにより、「エンセラダス」の内部に熱水が存在する可能性が高まり、生命体存在の可能性の証拠になるのではと思われている。

 「エンセラダス」は直径505Km、表面温度マイナス200度の小惑星であるが、昨年土星を周回している土星探査衛星「カッシーニ」の観測画像から、南極部の火山から水蒸気が噴出しているのが確認され、分析の結果窒素ガスが混入している事が判明、有機物の合成が可能な事が判った。

NASA;宇宙飛行の間に失われた骨の回復についての研究 2007/03/13

 
 ©NASA
 NASAは、宇宙飛行士が、宇宙飛行の間に失われた骨が、地球帰還後どの様に回復するかについての追跡研究を公表した。

 4年間の研究よれば、宇宙飛行士の健康な骨が無重力状態におかれると、彼らの任務の間に約11%の腰骨の骨密度が失われる事が判明した。

 又宇宙飛行士が地球に帰還後、1年間で失われた骨密度の多くが回復することが判ったが、元の通常の状態に戻るには1年以上の期間を要することも判明した。

 この研究は更に続けられるが、将来有人火星探査で長期間宇宙旅行をする場合、これの解明が大きな課題となる。

NASA;スペースシャトル「アトランティス」破損・打上延期へ 2007/03/10

 NASAは、2007年2月26日午後に降ったゴルフボール大の雹により、スペースシャトル「アトランティス」STS-117の外部燃料タンクなどに損傷が起きたた為、3月15日の打上を延期し、シャトルを発射台39Aから、シャトル組立ビルに移動し、点検・修理を行うことを決定した。

 点検・修理は4月下旬に完了し打上を行う予定であるが、もしタンクの交換が必要な場合は、打上は更に夏にずれ込む可能性がある。
     
     ©NASA

NASA;米国有人宇宙計画に危機 2007/03/04

 ブッシュ大統領は、2007年度予算に、スペースシャトル後継機「オリオン有人宇宙船」と打上ロケット「オリオアレス1型」の開発費として175億ドルのを計上していたが、議会側が予算が多すぎるとして、その一部を凍結し、大幅な予算不足により、打上が2014年から2015年に遅れ、スペースシャトルが2010年7月の打上を最後に引退の予定で、5年間宇宙への有人運搬が出来ない可能性が大きくなった。

 この期間はロシア、中国、欧州の有人ロケットに頼らざるを得なく、米国の有人宇宙計画に大きな齟齬を来す可能性が出てきた。

 ブッシュ政権としては、有人月面基地の建設、有人宇宙計画推進を目玉にしているだけに、今後の議会との交渉が注目されるが、このままでは米国の宇宙計画はロシア・欧州の後塵を拝する事になる。

 ロシアと欧州宇宙機構(ESA)は、共同で仏領ギアナにソユーズロケット用の発射基地の建設中で、これが完成すると、ESAはソユーズロケットを使って、人を宇宙に送り込むことが出来る様になる。
   
    ©NASA

NASA;土星探査機「カシーニ」が捕らえた土星の輪の画像を公表 2007/03/03

 
 ©NASA
 NASAは、土星を周回中の土星探査機「カシーニ」のカメラが捕らえた、今までには見たことのない幻想的な画像を公表した。

JAXA;情報収集衛星2基打上成功 2007/02/24

 
 ©JAXA
 JAXAは、2007年2月24日午後1時41分に、種子島宇宙センターから、H-IIAロケット12号機(H-IIA・F12)により情報収集衛星2機(レーダ2号機および光学3号機実証衛星)を打上、正常に飛行し、軌道への投入に成功した旨発表した。

 情報収集衛星は、光学センサで画像を撮影する「光学衛星」と合成開口レーダー (SAR) によるレーダー画像を取得する「レーダー衛星」の2機でペアを組み、2組4機で運用する。

 最大分解能は40cmで、高度約500kmの円軌道(太陽同期準回帰軌道) を周回し、天候に左右されずに一日一回以上世界の如何なる地点も撮影することが可能になる。詳しい軌道情報については、安全保障上の秘密の為公表されていない。

 4基体制の確立により、北朝鮮のミサイル発射実験の監視等に威力を発揮する事となる。

NASA;国際宇宙ステーションの基幹システム電源が停電 2007/02/13

 
 ©NASA
 国際宇宙ステーションの姿勢制御システム、通信システムなど基幹システムの電源が停電し、一時機能停止した。

 バックアップ用の通信装置と姿勢制御装置が稼働したので、乗務員の安全は確保され、国際宇宙ステーションへの影響は限定的であった。

 国際宇宙ステーションの太陽電池パネルは、先のミッション116で、交換補強したばかりで、NASAはその原因の究明に全力を挙げている。

中国:海南島に第4の宇宙基地建設へ 2007/02/12

 経済の急速な発展で国力を付けて来ている中国の最近の本格的な宇宙開発への注力には、目を見張るものがある。

 物議を醸している1月11日に行われた、中国弾道ミサイルによる中国衛星の破壊、2月2日の独自開発のGPS「北斗」衛星の打ち上げに成功に続き、中国南部広東省雷州半島にある最南端の海南島(Hinan Dao:南北約300km、東西約180Km)に宇宙基地建設を行う計画が進行しているのが明らかになった。

 又、中国は、月探査計画への参入も表明しており、本格的な宇宙開発に乗り出す為には、今までの発射基地(内陸部の山西省、四川省、甘粛省の3カ所)は、内陸部にあり、赤道上にある静止軌道への打上には効率が悪く、低緯度地点に、ロケット発射基地を建設する必要性に迫られているものと見られている。

 米国内に、中国の弾道ミサイルによる衛星の破壊の実施に脅威を感じ、昨年2006年9月に合意した、「宇宙共同開発計画」を破棄すべきとの議論が高まっており、又それに反応いて、中国政府は、協定そのものが存在しないと表明しており、協定そのものが破棄されたことが明らかになった。
     

中国;弾道ミサイルによる衛星破壊の波紋 2007/02/03

 
 
 中国は2007年1月11日に、高度860Kmを周回中の老朽化した自国の気象衛星を、四川省西昌の宇宙センターから発射した弾道ミサイルで、破壊した事を明らかにした。

 破壊された気象衛星の残骸(デブリ)が地球を取り巻き、国際宇宙ステーションや人工衛星に脅威を与えている事が、米国民間研究機関の分析で明らかになり、俄然国際問題化している。

 人工衛星を破壊すること自体、宇宙平和利用の国連決議に抵触し問題であるが、破壊した残骸が他の人工衛星に安全に脅威を与えていることは、由々しき問題で、国際社会の反発を受けている。  この破壊が中国政府の指導者の了解或いは危険認識の元に行われたかどうか不明であるが、中国が衛星のドッキングより高度な技術であるとされている衛星撃墜の技術を確立したと思われ、宇宙平和利用から、宇宙戦争に時代に突入への幕開けにになるのでは、との懸念が広がっている。

 現在、米国北アメリカ航空宇宙防衛司令部(Norrad;North American Aerospace Defence Command)では、24時間10cm以上と見られる517個のデブリの追跡を行っている。差し迫った衝突の恐れは無いとしているが、南半球で国際宇宙ステーションがデブリ帯を通過する事もあり、将来国際宇宙ステーションの活動に支障がでる恐れがあり心配されてる。

JAXA;技術試験衛星ETS-Ⅷ「きく8号」通信系ミッション機器異常発生 2007/02/03

 
 ©JAXA
 JAXAは2月2日、1月30日技術試験衛星VIII型(ETS-VIII:きく8号)通信系ミッション機器の電源投入試験中に、低雑音増幅器(LNA)の電源を投入した際異常が発生した旨発表した。

 JAXAは、直ちに「きく8号対策本部」設置し、原因究明並びに対策を検討を開始した。

 きく8号は、重さ約3tの、2つの大型展開アンテナ(1面がテニスコートとほぼ同じ大きさ)と2つの太陽電池パドルを備え、衛星を中継した携帯電話や移動体通信の実用化の為の実験を行う技術試験衛星で、世界最大の実験衛星である。

JAXA;国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の打上来年にずれ込みか 2007/01/24

 2007年12月8日に打上が予定されている、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の打上は、来年2008年1月にずれ込む可能性が出てきた。

 1月23日にパリーで開催された日米欧などの宇宙機関長会議で、今年の国際宇宙ステーションの建設計画で、打上期日の厳守より、計画全体を円滑に進める事が重要である事が確認された。
   
   ©JAXA

国立天文台;暗黒物質の初観測に成功を公表 2007/01/08

 国立天文台は、2007年1月8日に、その存在が予言されていたが、光を発しない為見えなくて、確認できない謎の物質「暗黒物質(ダークマター)を、Hubble宇宙望遠鏡の基幹プログラムであるCOCSMOサーベイチームが、Hubble宇宙望遠鏡とスバル望遠鏡の観測結果から、その存在を実証する決定的な証拠を掴んだと公表した。

 この成果は、2005年1月8日付の英国科学雑誌「Nature」(電子版)に掲載された。
http://www.nature.com/news/index.html
 COSMOサーベイチームの代表研究者は、カリフォルニア工科大学ニック・スコヴィル教で、日本からは谷口愛媛大学教授他約70名の研究者が参加している。

 暗黒物質は、米国ワシントンD.C.のカーネギー研究所(the Carnegie Institution)の研究員であった女性天文学者ヴェラ・ルービ(Vera (Cooper) Rubin, 1928年7月23日生)が約60年程前に、宇宙には光を反射しないため光学的に観測出来ない、宇宙の総質量の約90%の物質「ダークマター:Dark matter」が存在すると指摘していたが、光学的観測が難しく、その存在が謎とされていた。

 今回、COSMOSサーベイチーム(Cosmic Evolution Survey:宇宙進化サーベイ)は、ルクブンギ座方向にある2平方度の天域を、Hubble宇宙望遠鏡、並びにスバル望遠鏡を使い、50万個以上の銀河の形態を調べた結果、宇宙の大規模構造を形成する「暗黒物質」の空間分布を明らかにすることが出来た。
   
©NAO  ©Nature

ロシアIKI;独自の衛星測位システム構築へ 2007/01/07

 ロシアは、2007年が1957年に世界初の人工衛星スプートニク打ち上げ成功から50周年に当たりこともあり、プーチン大統領より、旧ソ連時代の宇宙大国への復活を目指し宇宙開発の再開の号令がは発せられている。

 新型有人宇宙船「クリッパー」(Clipper)の他、曾て旧ソ連時代1995年に一度構築し、財政難からその維持が難しくなり、24基あった「GLONASS」の衛星が、6基まで減り運用が出来なくなっていた、全地球測位システムの再構築の計画がステートしている。

 2005年に打上を再開、2006年12月26日には、カザフスタン・バイコヌールから衛星3個を打上げた。これでグロナスの衛星数は計17個に達し、2010年迄に24基を打上、本格稼働に入る予定。
 
 全地球測位衛星システムについては、各国が米国のGPSシステム(GPS:Global Positioning System )に対抗して、独自のシステム構築を計画している。
国名  システム  衛星基数   現状  
米国  GPS  30基 稼働中
欧州連合 GALILEO  24基 2008年稼働予定 
ロシア  GLONASS 24基 2010年稼働予定  
日本  準天頂衛星  実用化試験中 
中国 北斗 24基 2010年稼働予定 

NASA;土星の月「タイタン」のメタンの湖の画像公表 2007/01/05

 NASAは、2007年1月3日に、土星の最大の月「タイタン」地表に液体メタンの湖が存在する証拠写真を、最新号の科学雑誌ネイチャー、並びにASAのホームページに公開した。

 タイタンにメタンの湖が存在することは、20年以上前から推測されていたが、その存在の証拠写真が得られたのは、今回初めて。

 タイタンは、メタンやエタンを含む濃い気体が取り囲んでおり、実際の観測は難しかったが、今回の画像は、昨年7月に土星無人探査機「カッシーニ」が、タイタンに接近した際に得たレーダー画像をCG化したもので、レーダーの反射率に応じて着色されたもの。
   
   ©NASA

NASA;月面有人宇宙基地計画 2007/01/01

 
 ARES 5  ARES 1
 2004年1月4日、米国ブッシュ大統領は年頭の挨拶で、月面基地建設と火星への有人飛行の謳った新宇宙計画を発表したのを受けて、NASAはその後具体化について検討を進めていたが、2006年12月4日に、「Global Exploration Strategy」を発表した。

 計画では、物資運搬用の「Ares V Cargo Launch Vehicle」と人員運搬用「Ares I Crew Launch Vehicle」の2種類のロケットをシャトルの後継機として2012年迄に開発完了し、2020年迄には有人月旅行を達成、月面有人宇宙基地の建設を進め、更にそれを中継基地として、有人火星探査を達成する事が盛り込まれている。

 月面有人宇宙基地の建設候補地としては、月面の南極の「シャクルトン・クレーター」が候補地に上げられている。

「ARES」(アレス)は、最終目的の火星有人探査計画から、火星を意味するギリシャ神話に登場する軍神の名前から付けられた。

 「ARES Ⅴ」は、長さ110mで、現在のスペースシャトルの外部燃料タンクを大型化したもの。補助エンジンとして、2つの固体燃料がある。2段目はアポロの打上エンジンを改良したもの。月まで65tの重量を運ぶことが可能。

 月着陸船(Crew Vehicle) としては「Orion」が開発される。「Orion」はARES 1で打ち上げられた後は、月まで自力で往復航行が可能な宇宙船である。
Crew VehicleOrion   
   
   ©NASA

ロシア連邦宇宙局 ;新型宇宙船「クリッパー」開発スタートか 2007/01/01

 
 ©RFSA
 旧ソ連時代宇宙大国であったロシアが、ソ連崩壊後の経済危機の為、宇宙開発予算が激減しかろうじて、ソユーズロケットの安定した打ち上げに、活路を得ていたが、そのロシアが経済の安定に伴い、国威信にかけて、宇宙開発を再開する。  プーチン大統領のお声掛かりで、開発が中止されていた、ソユーズ宇宙船の後継機「クリッパー」並びに新型ソユーズ打上ロケットの開発が再開した。

 ロシア連邦宇宙局 (RFSA;Russian Federal Space Agency)は、新型有人宇宙船「クリッパー又はクリペール」(Clipper)の開発担当企業に指名されている ロシアの宇宙開発企業「エネルギア社」の2007年度開発予算を、2006年12月16日に科学技術評議会(Scientific-Technical Board)により承認した。

 クリッパーは、新規開発の「ソユーズ 2-3LV型ロケットで打ちあげられる、重さ13t、長さ10m、直径3mの、再突入後滑空で着陸、再利用可能な宇宙船である。開発完了予定は2010年。

 乗員はパイロット2名+乗客4名で、ソユーズロケットで打上げられた後は、自力で月までの往復旅行が可能であり、先に米国NASAが発表した月着陸船(Crew Vehicle) 「Orion」より高性能化を狙っている。

ESA;国際宇宙ステーションへの運搬用無人輸送機を開発 2006/12/27

 ESAは、来年2007年10月に打上、国際宇宙ステーションにドッキングを予定している、ESAの実験棟コロンバス(Columbus laboratory)への物資輸送の為の、無人補給機(ATV:Automated Transfer Vehicle)の開発を進めている。

 ATVは、重量20.5t、長さ8.5mで、アリアン5ロケットとの組み合わせで使用するし、7.5tの実験機材、水、酸素及び推進燃料等を運ぶ事ができる。

 又、国際宇宙ステーションを離れる際に、不要となった物資・廃棄物を最大6.5tを搭載し、帰還で大気圏に再突入する際、排出して焼き尽くす機能も備えている。

   
 Columbus laboratory ATV  ©ESA

NASA;スペース・シャトル「Discovery号」無事帰還 2006/12/23

 
  ©NASA
 12月9日に打上、宇宙ステーションとドッキング、太陽電池パネルの修復、構造体の設置、電力システムの増強等の作業を行っていた「Discovery号」は、予定を1日延期し、12月22日午後5時32分(米国東部時間)に、無事フロリダのケネディー宇宙センターに着陸した。

 着陸時に天候が不安定で、着陸点の変更が検討されたが、2度目のトライで着陸に成功し、無事帰還した。  電力システムの増強により、来年予定されている、日本実験棟の保管庫の設置が可能となった。

 NASAは、シャトル再開後3回のフライトに成功し、来年2007年には5回の打ち上げを予定している。

JAXA;技術試験衛星「きく8号」打上成功 2006/12/18

 JAXAは、種子島宇宙センター付近の悪天候の為延期していた、実験衛星「きく8号」(ETS-Ⅷ)を12月18日15:32 を搭載したH2A11号機を打ちあげ、衛星の分離に成功した。

 きく8号は約1週間後テニスコート大のアンテナを展開して、高度約3万6000キロの静止軌道を周回し、小型端末による移動体通信との交信の実験を行う。  補助ロケット4本の打上は初めてで、今後の大型衛星、複数衛星の打上に弾みがつく。

JAXA;技術試験衛星「きく8号」打上へ 2006/12/15

 
 ©JAXA
 JAXAは、12月16日15時32分~44分の間に種子島宇宙センターから、世界最大級の通信アンテナを備えた技術試験衛星VIII型「きく8号(ETS-VIII)を、H2Aロケット11号機で打ちあげる。

 ETS-ⅤⅢは技術試験衛星で、小型携帯端末による移動体通信との通信実験をする為、テニスコート大の大型展開アンテナを2基装備した、静止軌道上を周回する重量5.8tの大型衛星である。

 本邦最大重量の衛星の打上の為、H2Aの補助ロケットは、4本に増強されている。

NASA;スペースシャトル「Discovery号」STS-116打上成功 2006/12/10

 NASAは、12月9日午後8時47分(米国東部標準時刻)にフロリダのケネディー宇宙センターから、スペースシャトル「Discovery号」打上に成功した。

 Discovery号には、マーク・ポランスキー船長(50)ら男女7人の宇宙士が搭乗し、12日間のフライトの予定。  今回のミッションでは、拡張用資材「P5トラス・セグメント」の運搬や取付け工事などが行われる。

 また、来年取り付けが予定されている日本実験棟モジュールに電力を供給するための予備準備として、電源配線の整備や、太陽電池パネルの最構成作業なども行われる。

 4年振りの夜間打上の成功により、シャトル運航がスムーズになり、宇宙基地の建設が加速されることが期待されている。
   
    ©NASA

NASA;スペース・シャトル「Discovery」STS-116打上延期 2006/12/09

 
 ©NASA
 12月8日にフロリダ州ケネディー宇宙センターより打上の予定であったスペースシャトル「」は、現地の悪天候のため、12月9日に8:47 p.m.(米国東部標準時間)まで 打上延期となった。

ASA;火星に水の流れがある痕跡発見 2006/12/08


 NASAは12月7日に、研究者が、先月交信途絶した火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが2001年12月と2005年9月に撮影した、火星の同じクレーターの中の谷の写真を比較解析した結果、2001年には無かった水の流れの痕跡を発見したと公表した。

 この成果は、火星には過去に水が存在した痕跡があることは既に確認されているが、現在でも水の流れがあることを示唆しており、衝撃的な発見で、12月8日の米科学誌「サイエンス」に掲載される。
 
  ©NASA/JPL

NASA;「マーズ・グローバル・サーベイヤー」行方不明 2006/12/05

 
 ©NASA
 1996年11月に打ち上げられた火星観測衛星で、1997年9月に火星に到達した「マーズ・グローバル・サーベイヤー」(MSG)が12月2日以降通信が途絶、行方不明になっている。

 NASAは、MSGの捜索に対する協力を、ヨーロッパ宇宙機構(ESA)に依頼した。

 ESAが所有する観測衛星「マーズ・リコネッサンス・オービター」(MRO)は、MSGの軌道から約100Kmの距離にあるが、MROに搭載しているカメラにより、MSGの現在の位置を見つけようと言うもであるがであるが、現段階では見つかっていない。

 故障の原因は、軌道投入の際行ったエアロブレーキングで、太陽電池パネルが損傷を受けた後遺症か、あるいは宇宙塵が通信用アンテナに衝突しアンテナが損傷を受けたかの何れかと想定されるが、現段階では解明されておらず、このまま続くと、今後のMROによる火星観測を断念せざるを得ない事態に落ちる可能性が出てきた。

NASA;スペースシャトル「Discovery号」STS-116打上へ 2006/12/01

©NASA/JAXA
 NASAは、11月29日に「Discovery号」(STS-16ミッション)を、当初の予定の12月14日を一週間早め、12月7日に、フロリダのケネディ宇宙センターより打ちあげる旨発表した。

「Discovery号」は、Launch Pad 39上でれ、打ちあげ準備作業が行われている。