2006年
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Updated 2006-12-27

ESA;国際宇宙ステーションへの運搬用無人輸送機を開発 2006/12/27

 ESAは、来年2007年10月に打上、国際宇宙ステーションにドッキングを予定している、ESAの実験棟コロンバス(Columbus laboratory)への物資輸送の為の、無人補給機(ATV:Automated Transfer Vehicle)の開発を進めている。

 ATVは、重量20.5t、長さ8.5mで、アリアン5ロケットとの組み合わせで使用するし、7.5tの実験機材、水、酸素及び推進燃料等を運ぶ事ができる。

 又、国際宇宙ステーションを離れる際に、不要となった物資・廃棄物を最大6.5tを搭載し、帰還で大気圏に再突入する際、排出して焼き尽くす機能も備えている。

   
 Columbus laboratory ATV  ©ESA

NASA;スペース・シャトル「Discovery号」無事帰還 2006/12/23

 
  ©NASA
 12月9日に打上、宇宙ステーションとドッキング、太陽電池パネルの修復、構造体の設置、電力システムの増強等の作業を行っていた「Discovery号」は、予定を1日延期し、12月22日午後5時32分(米国東部時間)に、無事フロリダのケネディー宇宙センターに着陸した。

 着陸時に天候が不安定で、着陸点の変更が検討されたが、2度目のトライで着陸に成功し、無事帰還した。  電力システムの増強により、来年予定されている、日本実験棟の保管庫の設置が可能となった。

 NASAは、シャトル再開後3回のフライトに成功し、来年2007年には5回の打ち上げを予定している。

JAXA;技術試験衛星「きく8号」打上成功 2006/12/18

 JAXAは、種子島宇宙センター付近の悪天候の為延期していた、実験衛星「きく8号」(ETS-[)を12月18日15:32 を搭載したH2A11号機を打ちあげ、衛星の分離に成功した。

 きく8号は約1週間後テニスコート大のアンテナを展開して、高度約3万6000キロの静止軌道を周回し、小型端末による移動体通信との交信の実験を行う。  補助ロケット4本の打上は初めてで、今後の大型衛星、複数衛星の打上に弾みがつく。

JAXA;技術試験衛星「きく8号」打上へ 2006/12/15

 
 ©JAXA
 JAXAは、12月16日15時32分〜44分の間に種子島宇宙センターから、世界最大級の通信アンテナを備えた技術試験衛星VIII型「きく8号(ETS-VIII)を、H2Aロケット11号機で打ちあげる。

 ETS-XVは技術試験衛星で、小型携帯端末による移動体通信との通信実験をする為、テニスコート大の大型展開アンテナを2基装備した、静止軌道上を周回する重量5.8tの大型衛星である。

 本邦最大重量の衛星の打上の為、H2Aの補助ロケットは、4本に増強されている。

NASA;スペースシャトル「Discovery号」STS-116打上成功 2006/12/10

 NASAは、12月9日午後8時47分(米国東部標準時刻)にフロリダのケネディー宇宙センターから、スペースシャトル「Discovery号」打上に成功した。

 Discovery号には、マーク・ポランスキー船長(50)ら男女7人の宇宙士が搭乗し、12日間のフライトの予定。  今回のミッションでは、拡張用資材「P5トラス・セグメント」の運搬や取付け工事などが行われる。

 また、来年取り付けが予定されている日本実験棟モジュールに電力を供給するための予備準備として、電源配線の整備や、太陽電池パネルの最構成作業なども行われる。

 4年振りの夜間打上の成功により、シャトル運航がスムーズになり、宇宙基地の建設が加速されることが期待されている。
   
    ©NASA

NASA;スペース・シャトル「Discovery」STS-116打上延期 2006/12/09

 
 ©NASA
 12月8日にフロリダ州ケネディー宇宙センターより打上の予定であったスペースシャトル「」は、現地の悪天候のため、12月9日に8:47 p.m.(米国東部標準時間)まで 打上延期となった。

ASA;火星に水の流れがある痕跡発見 2006/12/08


 NASAは12月7日に、研究者が、先月交信途絶した火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが2001年12月と2005年9月に撮影した、火星の同じクレーターの中の谷の写真を比較解析した結果、2001年には無かった水の流れの痕跡を発見したと公表した。

 この成果は、火星には過去に水が存在した痕跡があることは既に確認されているが、現在でも水の流れがあることを示唆しており、衝撃的な発見で、12月8日の米科学誌「サイエンス」に掲載される。
 
  ©NASA/JPL

NASA;「マーズ・グローバル・サーベイヤー」行方不明 2006/12/05

 
 ©NASA
 1996年11月に打ち上げられた火星観測衛星で、1997年9月に火星に到達した「マーズ・グローバル・サーベイヤー」(MSG)が12月2日以降通信が途絶、行方不明になっている。

 NASAは、MSGの捜索に対する協力を、ヨーロッパ宇宙機構(ESA)に依頼した。

 ESAが所有する観測衛星「マーズ・リコネッサンス・オービター」(MRO)は、MSGの軌道から約100Kmの距離にあるが、MROに搭載しているカメラにより、MSGの現在の位置を見つけようと言うもであるがであるが、現段階では見つかっていない。

 故障の原因は、軌道投入の際行ったエアロブレーキングで、太陽電池パネルが損傷を受けた後遺症か、あるいは宇宙塵が通信用アンテナに衝突しアンテナが損傷を受けたかの何れかと想定されるが、現段階では解明されておらず、このまま続くと、今後のMROによる火星観測を断念せざるを得ない事態に落ちる可能性が出てきた。

NASA;スペースシャトル「Discovery号」STS-116打上へ 2006/12/01

©NASA/JAXA
 NASAは、11月29日に「Discovery号」(STS-16ミッション)を、当初の予定の12月14日を一週間早め、12月7日に、フロリダのケネディ宇宙センターより打ちあげる旨発表した。

「Discovery号」は、Launch Pad 39上でれ、打ちあげ準備作業が行われている。

NASA/JAXA;世界で最も強い雷雨の画像を公表 2006/11/18

©NASA/JAXA
 NASAは、熱帯降雨観測衛星(TRMM;Tropical Rainfall Measuring Mission)が捕らえた、世界で最強の雷雨の画像を公表した。

 この雷雨は、米国オクラホマ近くで発生したもので、画像は、ノルマン人が地上で撮影した画像とTRMMが捕らえたもの。

 TRMMは、JAXAとの共同プロジェクトで、1997年11月28日に、種子島宇宙センターから日本のH-2 ロケットにより打上げた打上げた地球観測衛星で、地球上の約2/3以上を占める熱帯および亜熱帯地域の降雨観測を行うことを目的とした衛星である。

 衛星は、重さ3.6トンで、高度約350Kmを周回していて、 降雨レーダー外4つの観測機器が搭載されている。NASAの予算の関係で、2004年6月に運用停止が予定されていたが、関係者の強い要望ににより2009年9月30日まで運用延期が決まっている。

日米分担
日本 米国
H-IIロケット
降雨レーダ(搭載機器)  
データシステム
衛星本体
搭載機器
  TRMMマイクロ波観測装置
  可視赤外観測装置
  雲及び地球放射エネルギー観測装置
  雷観測装置
衛星の追跡・運用
データシステム


NASA;土星の巨大ハリケーンの映像公開 2006/11/10

©NASA
 NASAは、土星探査機「Cassini」から送られてきた、土星の南極に発生した、巨大ハリケーンの画像を公開した。

 ハリケーンは雲が厚く、直径が約8,000Kmで、地球の3分の2の大きさで、今まで他の惑星では見られなかった巨大なものである。

 3時間に亙るCassini搭載のカメラが捕らえた映像から、風速は550Kmではっきりした目が確認できる。

NASA;シャトル「ディスカバリー号」12月打上へ 2006/11/10

©NASA
  NASAは、「ディスカバリー号」STS-116を12月7日にフロリダのKennedy Space Centerより打上る準備に入った旨発表した。

 今回のミッションは、国際宇宙ステーションに建設資材を運ぶのが目的で、フライトは11日間の予定。2003年の「コロンビア号」の事故後、9月に打上た「アトランティス号」に続き2度目のフライトになるが、宇宙ステーションの完成には、あと14回のフライトが必要である。

NASA;Hubble宇宙望遠鏡修復決定 2006/11/02

 重さ11tで600Kmの高度を97分で周回しているHabble宇宙望遠鏡は、1990年4月24日に打上られて以来、数々の新発見の画像を送り続け、多大の功績をあげていたが、2002年のスペースシャトル・クルーの船外活動による大幅な改修にも拘らず、その老朽化が激しく、2003年のコロンビア号の事故を受け、2004年には存続の断念し、廃棄が決められていた。

 10月31日、NASAマイケル・グリフィン長官は、Habble宇宙望遠鏡の延命・修復の為、2008年5月にスペース・シャトルを打上、電池や姿勢制御装置を交換するほか、新型カメラを設置する旨、発表した。

 修復は、スペース・シャトルが、Habble宇宙望遠鏡にドッキングして行われるが、この修復により寿命は2013年までのびる。

©NASA ©ESA

NASA;太陽観測衛星「ステレオ」2基打上 2006/10/26

 NASAは、25日午後8時52分(米国東部時間)に太陽観測衛星「ステレオ;STEREO」2基をフロリダ州ケープカナベラル空軍基地からBoeing Delta II rocketにより打ち上げた。

 2基の衛星は異なる太陽周回軌道に投入され、それぞれ別の角度から、2年間に亘り太陽を観測を行い、、太陽コロナ噴出の3次元立体画像を作成し、コロナが惑星に与える影響の解析を行う予定。

©NASA

JAXA;月周回衛星「SELENE」 2006/10/21

 JAXAは、2007年に日本初の大型月探査衛星「SELENE」:SELenological and ENgineering Explorerを、H-2 Aロケットで打上を計画しているが、10月13日に、衛星本体を宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センターで公開した。

 米国は、ブッシュ大統領の2006年年頭教書で、将来の宇宙旅行の前進基地として、有人宇宙基地の建設計画を推進する旨、表明しているが、各国の月に対する関心が高まっており、「SELENE」の打上は、米国アポロ以来の本格的な月探査計画として、各国から注目されている。

 「SELENE」は、主衛星と小型リレー衛星とVRRD衛星から構成され、主衛星は、重量約3トン、大きさ2.1m×2.1m×4.8mで、月表面の組成、地形、地下構造、磁気異常、重力場等の観測を、約1年間高度100Kmの月極・円軌道を周回し行う。そのデータによりて、月の起源・進化の過程が解明される事を期待されている。

 リレー衛星とVRAD衛星は、主衛星に搭載された観測機器と連携し、月全球の重力場の観測を行う。

©JAXA

国立天文台;すばる望遠鏡運用停止 2006/10/20

©NAO
 国立天文台は19日、ハワイ島北西部沖で10月15日午前7時過ぎに発生したマグニチュード6.7の地震の影響で、目視点検による望遠鏡本体、主鏡、ドーム等には大きな被害はなかったものの、望遠鏡の駆動精度に狂いが生じていることが分かり、当分の間運用を取止め、駆動部の詳細調査並びに修復作業を実施する旨、発表した。

 これにより10月末まで、一般見学も出来ないこととなった。

NASA:Hubble宇宙望遠鏡「Extrasolar」惑星候補を発見 2006/10/07

 NASAは、長年に亘り、Hubble宇宙望遠鏡による太陽系以外の地球型惑星(Extrasolar惑星)に、生命存在の可能性の調査を行っていたが、16個の「Extrasolar惑星」候補者を発見したと10月5日発売のネーチャー誌に発表した。

 特記すべきは、「射手座の隠されている窓探索」(the Sagittarius Window Eclipsing Extrasolar Planet Search :SWEEPS)計画で、地球から2万6000光年の所にある、渦巻き状の円盤の射手座にある、18万の星を根気良く観察することにより、惑星が親星の前を通りすぎ蝕の状態になるのが発見された。

 画像は、木星大の惑星が、その親星の前を通り過ぎている創造図である。調査チームの宇宙望遠鏡科学者のKailash Sahu氏は、「私たちの発見は、惑星が我々地球と同じような環境にある惑星が宇宙に存在すと言う強い証拠が示ている」と言っている。

©NASA

NASA:スペースシャトル「Atlantis」号宇宙基地から分離、帰還準備006/09/18

©NASA
 スペースシャトル「Atlantis」号STS-115 は本17日8:50AM (米東部時間)に国際宇宙ステーションから分離した。
 帰途に着為の機体に損傷が無いか点検中で、問題なければ9月20日5:57AM 頃、フロリダのケネディ宇宙センターに帰還の予定。

JAXA;情報衛星光学2号打上成功 2006/09/11

©JAXA
 JAXAは、10日、天候不順の回復をみて、当初の予定の1日遅れの9月11日午後1時35分に、種子島宇宙センターから情報収集衛星光学2号機を、H-UAロケット10号機により、打上、予定の軌道への投入に成功した。

 情報衛星の打上は、3年ぶりで、2003年3月打上の2基に続く3基目で、当初の計画の4基体制へ一歩前進し、北朝鮮の軍事基地に対する監視体制が強化される。

NASA;スペースシャトル「アトランティス」打上成功 2006/09/10

 NASAは、台風、落雷、タンクセンサーの誤動作等により、再三にわたり延期していた、スペースシャトル「アトランティス」STS−115の打上を、米国東部時間(夏時間)9月9日11:15AMに行い、成功した。

 「アトランティス」にはブレント・ジェット船長ら6人が搭乗しているが、11日間の飛行中に、3回の船外活動を行い、太陽電池パネル等の取付作業を実施する予定。

©NASA

NASA;シャトル「アトランティス」号打上へ 2006/09/08

©NASA

 NASAは、台風、落雷、燃料電池の不具合で、再々延期していた「アトランティス」号の打上を9月8日午前11時41分米東部時間(日本時間9日午前0時41分)にフロリダ州ケネディーセンターより打上げる旨、発表した。

 燃料電池の不具合原因は見つからなかったが、その後正常に動作していることから、シャトル運行に支障が無いと判断し、実行することになった。

ESA;月探査衛星「SMART-1」月面に激突・ミッションを終了 2006/09/04

 ESAは、ヨーロッパ初の月探査衛星「SMART-1」のミッションを、燃料が少なくなった為9月2日終了し、9月3日午前7時42分に、計画通り月面南半球の「すばらしい湖(Lake of Excellence)」に秒速2Km で激突させることに成功した旨、発表した。衝撃の瞬間は、国立天文台すばる望遠鏡外、世界中の天体望遠鏡が、一斉に月面に与えた影響や、舞い上がったダストの成分の分析の為の観測を行った。

 「SMART-1」は、月の表面の元素組成や鉱物組成などを調べることを目的とした、カラーCCDカメラ、X線スペクトロメータ、月表層の赤外線スペクトル探査装置などを搭載している重量370Kgの小型衛星で、2003年9月27日20:14に、Ariane-5ロケットにより、仏領ギアナのKurou基地から他の2つの衛星と共に打上げられ、観測を続けていた。

©ESA

NASA;シャトル後継機新有人宇宙船の開発担当にロッキード社を指名 2006/09/01

 NASAは、8月31日に、シャトルの後継機「Orion」Crew Vehicleの開発担当会社に「Lockheed Martin Corp」を指名し、発表した。

 現在のシャトルは、2010年に国際宇宙ステーションの建設終了後、引退する予定で、新しい宇宙船は、スペースステーションへの輸送並びに月への有人宇宙飛行に使われる計画。更に火星への有人宇宙飛行も計画されている。

 新たに開発される「Orion」は、遅くとも2014年には試験飛行、2020年頃月への有人飛行を目指している。

©NASA

国立天文台;127億光年先の初期の超巨大ブラックホール発見 2006/08/31



 国立天文台は、8月30日、JAXA宇宙航空研究開発機構の後藤友嗣研究員がすばる望遠鏡(ハワイ島)を使って、約127億光年先の初期の超巨大ブラックホールを発見したと発表した。

この巨大ブラックホールの質量は太陽の約20億倍とみられ、ビックバーンで宇宙が誕生してから約10億年で、このような巨大なブラックホールが存在したことが判ったことは、今後のブラックホールの解明に役立つと考えられる。

©NAOJ

NASA;スペースシャトル打上中止、組立格納庫へ 2006/08/29



 NASAは、28日熱帯性暴風雨「エルネスト」の接近の為、29日予定の打上を中止し、シャトル本体を組み立て格納庫に戻すことを決定し、発表した。

 発射台避雷針への落雷被害による、シャトル機体並びに発射台の損傷は無かったが、打上は大幅に遅れ、打上窓は9月13日まで延びるが、9月中旬の打上を予定しているロシアSoyuzロケットとの重複を避ける為、9月7日行われる公算が大である。

NASA;スペースシャトル29日へ打上再延期 2006/08/28

©NASA

  NASAは、ATLANTIS号」STS-115の打上を、ケネディー宇宙センター周辺の悪天候と発射台に大規模な落雷があった為、シャトルの再点検が必要となり、打上の延期を決めていたが、落雷の影響調査の結果、シャトル機体、発射台共に損傷が無いことが確認され、29日午後3時42分(米東部時間)に打上げる方針を確認した。

 ただ折悪しくフロリダ半島南東のカリブ海に発生したハリケン「アーネスト」の今後の進路によっては、更に延期することもありうるとしている。

 その場合は、シャトルを発射台から格納庫に戻す為、更に10日間程先送りされる見込みである。

左の画像は、発射台の避雷針に落雷した瞬間。

国際天文学連合 :冥王星太陽系惑星から仲間はずれ 2006/08/25

©JAXA

 2006年8月24日、太陽系第9の惑星「冥王星(Pluto)」が、チェコ・プラハで開催中の国際天文学連合 (IAU) 総会で、76年の幕を閉じて、惑星の仲間から除外され、太陽系の矮惑星 (dwarf planet)に格下げのなった。

 冥王星は、第8の衛星「海王星」の発見後、「パーシヴァル・ローウェル」によってその存在が予測され、アメリカ人天文学者「クライド・トンボー」により1930年2月18日に発見された。

 冥王星は、直径が地球に比べても約10分の1の2,329Km、公転軌道が47.8年周期の超楕円(太陽から74億Km−44億Km)で、他の惑星とは振る舞いの異なった異端の惑星で、兼ねてより惑星か否か議論の対象となっていたが、最近宇宙望遠鏡、宇宙探査衛星の進歩により、同クラスの星が発見され、それらも惑星に加えるべきでないかの提案があり、結局惑星の定義を明確にし、冥王星を惑星から除外するもことが、圧倒的多数で決定された。

 学校の教科書の記述も変わる、天文学歴史的大論争が、初めて惑星の定義を明確に行うことにより、終止符打った。

 他の惑星が、ほぼ水平面を回っているのに、何故冥王星の軌道だけが著しく違うのか、その理由は解明されていなく、世界の天文学者が研究を続けている。本年1月9日に米国NASAが打上げた冥王星探査衛星「New Horizon」が、2015年に冥王星に到着の予定で、新たな情報がえられ、冥王星の謎の解明に大きく前進する事が期待されている。 

NASA;スペースシャトル「ATLANTIS」STS-115 8月27日打上げ 2006/08/18

©NASA

 NASAは、スペースシャトル「Discovery 」の打上げ成功に引き続き、「ATLANTIS号」STS-115を8月27日4:30pm(米国東部時間)に、ケネディー宇宙センターより打上げる旨、発表した。

 8月16日、先月無事帰還した「ディスカバリー」を含む過去2回の試験飛行についての2日間のフライト評価会議で安全性が確認されたとして、評価会議の後に行われた記者会見の席上、NASAのシニアーマネジャーから公表された。

 2003年に起きたシャトル「コロンビア」の空中分解の事故以来中断していた、スペース・ステーション建設のミッションが、本格的に再開され、一歩前進する。

The STS-115 の搭乗飛行士は、次の6名

Commander :Brent W. Jett Jr.
Pilot :Christopher J. Ferguson
Mission Specialists :Heidemarie M. Stefanyshyn-Piper
:Joseph R. Tanner
:Daniel C. Burbank
:Steven G. MacLean(カナダ宇宙局所属)

NASA;火星の電荷砂嵐 2006-08-08

©NASA

 火星では、しばしば寒い砂漠から、火星全体を横切るような強烈な電荷を持った砂嵐が吹きまくっている。NASAは、7月31日にアーティストによる、「+」および「−」の記号は電荷の状態を表した砂嵐のの概念画像を公表した。

 NASAの研究者は、この電荷を帯びた猛烈な砂嵐発生のメカニズムは、火星の大気中のダストが太陽光により暖められ、上昇気流が発生・加速し、地上の砂を巻き込み、火星規模の砂嵐となり暴走するのではないか考えている。地球の砂嵐とは違い、大気に水蒸気が含まれていない為、雨の形でエネルギーが発散されることもなく、高さ60Km にも達し巨大する。

 またこの電荷を持った砂嵐か、生命の根源になる化学物質の生産をするかも知れない可能性について、研究を進めている。

日本;児童天文学入門書の古典「大宇宙の旅」の復刻版が出版 2006-07-27



 漫画家・松本零士氏は、『銀河鉄道999』をはじめとする、数々の名作を生み出したのは、小学生の時に読んだ荒木俊馬(としま)著『大宇宙の旅』(1950年昭和25年初版、)が原点であると、朝日新聞夕刊連載「新人脈記」で述べています。その『大宇宙の旅』の復刻版が、恒星社厚生閣から出版されました。

 これから宇宙の勉強をしようとしている方には、お勧めの書です。又、可愛いお子さんやお孫さんの、宇宙への憧れを掻きたて、情操教育の為のプレゼントとしても最適です。

 復刻版には、大阪教育大学・福江純教授による最新天文学の詳細解説が加えられています。


著作者 : 荒木俊馬(著)、福江純(解説) 
ISBNコード : 7699-1043-6 0044
サイズ : B6判/400頁/上製
定価 : 2,940円(本体2,800円)
発行年月日 : 2006年7月7日

本書は、下記の「恒星社厚生閣」サイトでも購入できます。

1897年:熊本県誕生、熊本県立中学済々黌、広島高師を経て
1923年:京大理学部宇宙物理学科を卒業。京大講師に就任。
1924年:京大助教授に就任。
1929年:京大教授に就任。
1945年:退官。
1954年:大谷大学教授に就任。
1964年:日本天文学会名誉会員となる。
1965年:京都産業大学を設立し、初代総長に就任。
1974年:京都大学名誉教授
1976年:ポーランド最高功労十字勲章を受章


NASA;シャトル「ディスカバリー」打ち上げに成功 2006-07-05

©NASA

 NASAは、1年振りに7月4日午後2時38分に、天候の回復を待って、2度に亘り打上を延期しいたシャトル「ディスカバリー」(STS-121)をケネディ宇宙センターより打上、軌道投入に成功した。

 打上前に、液体酸素の供給管と燃料タンクを支える器具の部分の重さ2.6グラム、長さ7.6センチの断熱材が、剥がれている事が見つかったが、打上の安全には支障ないとの判断で、打上を実施した。原因は器具周辺に付着した雨が凍結して、クラックを生じたものとみられている。

 今回のミッションは、ISSへの装置や食料品の補給、シャトル機体の修理する技術の習得等。又、搭乗のトーマス・ライター宇宙飛行士(ドイツ人、48))はそのままISSに残り、1名減らしていたISSの乗務員は3名に復帰する。


NASA:スペースシャトル「ディスカバリー」打上再延期 2006-07-04

打上準備完了のディスカバリー  ©NASA

 NASAは、7月1日午後3時48分(米国東部時間)に、ケネディ宇宙センターより打上を予定していた「ディスカバリー」(STS-121)の打上を、天候不良により24時間延期していたが、天候が回復せず更に延期して7月4日午後2時38分にする旨発表した。

打上可能は19日までで、それ以上遅れると、8月下旬となる。 


NASA;新型ロケットの名称を決定 2006-07-02



NASAは、開発中の月面有人基地建設等に使用する、シャトル後継機の名称を決め、6月30日に公表した。

 乗員輸送機は「AREST」で、貨物輸送機は「ARESX」と名付けられた。

「AREST」は、長さ 94m、リフトオフ重量約900トン、「ARESX」は、長さ130m リフトオフ重量 約3,350トンで、シャトルとは違いバランスの良い、通常のロケケットの形状が採用されている。


©NASA 左:ARESX 右:AREST




NASA;Hubble宇宙望遠鏡搭載カメラ故障 2006/06/25

©NASA

 NASAは、25日Hubble宇宙望遠鏡のカメラが故障し、機能を停止したと発表した。

 NASAの専門家は、電子回路のトランジスターの故障か、或いはカメラのメモリーの不具合を想定しており、いずれの場合も地上から操作で、修復或いはリセット可能であると考えている。

 Habble宇宙望遠鏡は、重さ11tで600Kmの高度を97分で周回している衛星。1990年4月24日に打上られて以来、数々の新発見の画像を送り、多大の功績があり、2002年にスペースシャトル・クルーの船外活動により大幅な改修を行ったが、老朽化が激しく、その存続・リプレースについて議論がされている。

 このカメラは2002年の改修の際交換された、3世代目の器材である。


NASA;新宇宙船の開発 2006/06/24

CEV想像図  ©NASA

 NASAは、ブッシュ大統領が2004年年頭教書で発表した、2018年に宇宙飛行士を月面に送り、有人基地を建設する計画向けて、宇宙飛行士、建設資材や観測機材を運ぶ為の、シャトル後継機の新しい宇宙船(CEV:Crew Exploration Vehicle)の開発について、傘下の各研究所並びに宇宙センターで鋭意取り組んでいる。

 現在建設中の国際宇宙ステーションは、その中継基地として重要な役割を果たす予定である。


 その主な研究所・宇宙センターは、下表の通りである。

機関 所在地 担当
Ames 研究所 Moffet Field, Calif. 『乗員輸送用小型宇宙船』(CEV:Crew Exploration Vehicle)開発
Dryden 研究所 Edwards 、Calif. CEVのテスト、オペレイションの研究
Glenn 研究所 Cleveland CEV's のサービスモジュール、推進力システムの操縦、太陽光線発電、空調システム
JPL推進研究所 Pasadena、Calif 統合ソフトウェアー、操縦システム
Goddard Space Flight Center Greenbelt, Md. 通信システム、追跡サポートシステム
Jonson Space Center Houston、Tx. ミッション・コントロール、クルーズ管理
Kennedy Space Center Florida、Tx. 地上試験、打上支援
Langley 研究所 Hampton Roads, Va. システム統合、コマンドモジュールの着陸システム
Marshal Space Flight Center Huntsville , Ala. Constellation Launch Vehicle、Crew Launch and Cargo Launch Vehicleの設計開発
Stennis Space Center Miss. ロケット噴射テスト







NASA;スペースシャトル「ディスカバリー」の打上7月1日に決定 2006-06-18

打上準備中のDiscovery   ©NASA

 NASAは6月17日に、昨年7月以来1年振りに、7月1日午後3時48分(米東部夏時間)に、打上る旨発表した。

 NASAは、7月16日、17日の両日、シャトルの飛行安全性に関する検討会を開催し、多くの議論の結果、安全性が確認されたとし、打上の再開が決まった。

 会議の後、NASAのグリフィン局長(Mr.Michael Griffin)は、今までで一番充実した会議で、特に外部燃料タンクの外側を保護している34個の断熱材「Ice/Frost Ramps」の剥離の可能性についての議論が集中したが、落下の危険性が十分緩和されたと判断し、打上に踏み切ったと語った。


NASA;月探査機「ルナリコネッサンス」打上へ 2006-06-03



 NASAは、2008年10月1日に、月探査機「ルナリコネッサンス」(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter )を打ち上げる旨公式に発表した。

 LROは、高度50Kmの周回軌道を回る無人探査機で、2018年に4人の宇宙飛行士を送り込む為の、予備調査を行う。搭載された6種の観測機器で、月面の地図の作成、上陸適地の発見、地形、気温、水の分布、放射線の量の調査等のミッションを約1年間行う予定。

 又、同時に水資源の有無を探る小型探査機「LOROSS」を打上、初めに上部エンジンを、月面南極のクレーター内部に激突させ、吹き上がる砂塵の中に水が含まれていないかどうかを探る。その後「LOROSS」自身がクレータに突入し第2の砂塵を巻き上げ、それを地球の観測設備により、分析・調査する。

 この結果、もし水分の存在が発見できれば、ブッシュ大統領の年次教書で米国の戦略的宇宙プロジェクトとして、取上げられている、恒久的な有人月面基地の建設の現実味が帯びてくる。月面基地が完成すればの他の惑星への宇宙旅がを容易になる。

LRO LOROSS ©NASA

JAXA;国際宇宙ステーション」打上時搭乗日本人宇宙士決定 2006-05-06

きぼう想像図©JAXA

 JAXAは、2006年5月5日に小阪文部科学大臣と米国NASAグリフィン長官の間で、宇宙ステーション(ISS)にドッキングする日本実験棟「きぼう」の打上時に搭乗し、ISSでの組立作業に従事する日本人宇宙飛行士を決定した旨、発表した。

 第一回打上への搭乗が決まった日本人宇宙飛行士は、土井隆雄宇宙飛行士。

山崎直子は、クルーサポー トアストロノート:搭乗者支援宇宙飛行士として地上で支援にあたる。

 打上は2007年末から2008年末に掛けて3回に分けて行われる予定で、「きぼう」は、船内実験室と船外実験プラットフォームの2つの実験スペースから構成される。船内実験室は長さ11.2メートル直径4.4メートルの大きさ。船外実験プラットフォームは、宇宙空間を長期間利用する実験や天体観測・地球観測などに使われる予定。

NASA:壮大な宇宙仮面舞踏会の画像公表 2006-04-28



 NASAは2006年4月26日に、二つの銀河(NGC 2207 and IC 2163)が衝突し合体する様子を、NASAの赤外線宇宙望遠鏡「スピッツアー」(Spitzer Space Telescope)により撮影したデータを元に作成した画像を公表した。

 二つの銀河は地球から1億4000万光年離れたところにあり、さながら二つの仮面をかぶった銀河が舞踏会で踊っている姿のようで、NASAは「Dancing Galaxies」と名付けている。

 この合体は4000万年前から始まり、完全に合体するのには,更に5億年の歳月が掛かると考えられ、正に宇宙規模の壮大な物語である。

Dancing Galaxies Spitzer Telescope
©NASA

NASA;アインシュタインの予言を再現 2006-04-24



 Nasaゴダード宇宙飛行センター(メリーランド州)は、最新式スーパーコンピュータ 「Columbia.」を使って、二つのブラックホールが激突し合体し重力波を発生する様子を再現し、その3D画像を公表した。

 これは、アインシュタインが1916年に発表した「一般相対性原理理論」で予言したもので、NASAは、
今回の実証よって、一般相対性原理理論の正しさを証明し、宇宙の命運の予測への道が開かれたと、
この結果を重要視している。

©NASA

国立天文台;「シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星」地球接近 2006-04-22

©NASA

 国立天文台は、2006年5月12日に謎の彗星「シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星」(73P/Schwassmann-Wachmann)が地球に最接近する旨、発表した。

 この彗星は、1930年に、ドイツのSchwassmann氏とWachmann氏より発見された小さな彗星で、再発見された1973年まで行方不明になっていたいた為、謎の彗星と云われていた。

 彗星は、5.4年の周期で太陽を一回りする彗星で、遠いときは木星の軌道付近まで達し、近いときは地球軌道の少し内側にまでやってくる超楕円軌道で、再接近時には地球から肉眼で観測できる。

 1995年に太陽に近づいた時には、彗星の核が3つに分裂しているのが観測され、2000年に太陽に近づいたときには、3つに分裂した核のうち2つが戻ってきたのが確認されており、このことも謎となっている。

  今年の3月には、新たに4つの核が発見され4月6日の時点では、破片の数は数十個にもなっていることが確認されている。


ESA;金星探査機「Venus Express」からの最初の画像を公表 2006-04-14

©ESA

 ESAは2006年4月11日に、金星の周回軌道に到着した無人探査機「Venus Express」から送られてきた、20,6452 Kmの上空から撮影された、金星の南極上空の雲の渦の画像を公開した。

 画像は、VMC (Venus Monitoring Camera) カメラで捕らえた画像と VIRTIS (Visible and Infrared Thermal Imaging Spectrometer) スペクトラム・メータのデータを合成したもので、地球からは見えない金星の裏側の画像で、観測史上初めてのものである。


NASA;月面有人基地建設の為の水資源調査計画 2006-04-11



 NASAは、2006年4月10日、2008年10月に月面に衝突し、水資源の有無を探る小型探査機「LOROSS」を、月面を周回する「Lunar Reconnaissance Orbiter」と一緒に打ち上げる計画を発表した。

 「LOROSS」は、初めに上部エンジンを、月面南極のクレーター内部に激突させ、吹き上がる砂塵の中に水が含まれていないかどうかを探る。その後「LOROSS」自身がクレータに突入し第2の砂塵を巻き上げ、それを地球の観測設備により、分析・調査すると言うもの。

 もし水分が存在が発見できれば、恒久的な有人月面基地の建設の現実味が帯びてくる。月面基地が完成すればの他の惑星への宇宙旅がを容易になるので、ブッシュ大統領の年次教書で米国の戦略的宇宙プロジェクトとして、取上げられている。

©NASA

NASA;新無人探査機のテスト画像公表 2006-03-25



 NASAは、2006年3月24日に、火星の周回軌道に到着した新火星探査機「Mars Reconnaissance Orbiter」(MRO)から送られて来たテスト画像を公表した。

 画像の精度は、今秋から始まる本格的探査で、火星のベールを剥ぐデータの取得が期待できるものであった。

©NASA

NASA;新火星探査機(MRO)火星軌道に投入成功 2006-3-11

©NASA

 NASAは、2006年3月10日午後、新無人探査機「Mars Reconnaissance Orbiter」(MROの火星の周回軌道への投入に成功したと発表した。

 約半年掛けて高度300Km迄下げ、今年の11月から本格的な観測を始め、将来の火星友人基地の建設に必要なデータを収集する。火星には現在3機の観測衛星が周回している。


NASA;新火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」火星に到着 2006-02-25

©NASA

 NASAは24日、昨年8月12日に、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から、アトラスXロケットにより打上げた、新火星無人探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」(MRO )が、予定通り飛行を続け、2006年3月10日頃火星の周回軌道に到着する旨発表した。

 MROは、6ヵ月後300Kmまで高度を下げ周回し、将来の火星有人探査での着陸候補地や、水の痕跡を探査する。

 現在火星では、地表面で「Mars Exploration Rover」2機と、軌道上で3機の探査機が調査を続けているが、MRO には1mの物体を識別できるカメラや、地中の水分を測定できるレーダー等の新兵器が搭載されており、有人宇宙基地建設に必要な新たなデータが得られるものと期待されている。

JAXA;H-IIAロケット9号機打上成功 2006-02-18



 JAXA及び株式会社ロケットシステムは、2006年年2月18日15時27分(日本時間)に、国土交通省航空局および気象庁の衛星「運輸多目的衛星新2号」(MTSAT-2)を搭載したH-IIAロケット9号機を、種子島宇宙センターからの打上に成功した。

 9号機は正常に飛行し、打上後約28分11秒後に、衛星「MTSAT-2」を分離し静止トランスファー軌道に投入したことが確認された。

 「MASAT-2」衛星は、今後小型エンジンを3回噴射し、24日未明には高度約3万6千Kmの静止軌道に投入される予定。
 
 「MASAT-2」は、「ひまわり7号」と命名され、、昨年2月に打ち上げた「ひまわり6号」とともに航空管制を担当し、気象観測では予備機を努める予定。 

©JAXA

NASA;土星探査機「カッシーニ」最大の雷光の撮影に成功 2006-02-15



 NASAは、土星探査機カッシーニの科学者達が、過去最大の雷光を捕らえたと、その画像を公表した。
この雷光は、南北3,500Kmの広がりがあり、 北米大陸より大きく、地球のそれより1,000倍も強い雷光であることが分かった。

カッシーニの電波受信機が2006年1月23日に雷電現象による電波を受信。1月27日に雷光の撮影に成功した。

©NASA

NASAチーム;第10の惑星「Sedna」の大きさが冥王星より大きい事を発表 2006-02-05



 2004年3月15日にカリフォルニア工科大学、エール大学の米国科学者が発見し、2005年7月に発表した太陽系第10の惑星(Sedna)については、軌道が遠地点が1300億Km の長楕円形軌道で、太陽を一周するのに1万5000年も掛かり、外の惑星とは大きく違っており、又直径が小さいことから、惑星とは呼べないとの説も出ていた。

 NASA研究チームは、ドイツ・ボン大学(Rheinische Friedrich-Wilhelms-Universität)の研究者などの観測結果から、直径が3000kmで、直径2400Km の冥王星より大きい事がわかり、この研究成果を2006年2月4日付け英国科学誌ネーチャーに掲載した。

 この結果、「Sedna」は、今夏の国際天文学連合で議論され、公式に惑星の仲間入りをする可能性が大きくなった。

©ドイツボン大 ©NASA

JAXA;「運輸多目的衛星新2号」(MTSAT-2)打上 2006-02-01


 JAXAは、国土交通省航空局及び気象庁の衛星「運輸多目的衛星新2号」(MTSAT-2)を、H-IIAロケット9号機により、予定より遅れて、平成18年2月15日(土)15:26-16:44に、種子島宇宙センターより打上げる旨、発表した。打上げ予備期間 は 平成18年2月19日(日)〜2月28日(火) 。

 MTSAT-2は、航空管制と気象情報収集の機能を持つ複合型衛星である。航空管制ミッションは、アジア太平洋地域の交通の効率化と安全性の向上に役立つもので、次世代航空保安システムの構築を図る。気象情報は、現在運用中の「ひまわり」の後継機としての役割を果たす。

 MTSAT-2/H-IIA・F9カウントダウン サイト
http://mtsat2.rocketsystem.co.jp/


JAXA;H-UA8号機・地球観測衛星(ALOS)打上成功 2006-01-24

©JAXA

 JAXAは、2006年1月24日午前10時33分、H-UA8号機を種子島宇宙センターより打上、搭載した地球観測衛星(ALOS・大地)を、高度697Kmの極軌道への投入・太陽電池パドルの展開に成功した。

 大地は、高性能カメラ等3種類の観測機器を備えた、重量4tの世界最大級の地球観測衛星で、地球全域の精密地図作成、資源探査、大規模災害の被害状況の把握等への貢献が期待されている。


JAXA;H-Uロケット8号機打上延期 2006-01-23



 JAXAは、1月23日に予定していた、種子島宇宙センターからの陸域観測技術衛星(ALOS)/H-IIAロケット8号機の打上げを、地上設備の不具合の為、24日に延期した。

JAXA;H-IIAロケット8号機による陸域観測技術衛星の打上 2006-01-21



 JAXAは、2006年1月17日に予定していたH-UAロケットによる陸域観測技術衛星(ALOS)の打ち上げを、テレメータ送信機の不具合の為延期していたが、1月23日午前10時33分-43分に行うことを発表した。

 打上の様子は、下記JAXAサイトでライブで実況放送される。
http://h2a.jaxa.jp/index_j.html



NASA;冥王星探査機「New Horizons」の打上に成功 2006-01-20

©NASA

 NASAが2006年1月17日に予定していた冥王星探査機「New Horizons」打上は、電源異常並びに強風などの為延期されていたが、1月19日午後2時(米国東部時間)に、フロリダ州のCape Canaveral 空軍基地からAtlas V ロケットによる打上に成功した。

 探査機「New Horizons」は、2007年に木星の近くを通過し、木星の重力を利用したスイング・バイ航法により時速7万5千Kmまで加速し、2015年に冥王星に到着する。

 冥王星が太陽から遠く、通常の探査機の様にソーラー・パドルで電力を得る事が出来ない為、「New Horizons」には重さ11Kg のプルトニュウム発電装置が搭載されている。

 打上時の事故による危険性を危惧し反対する人も出たが、NASAと米エネルギー省は、打ち上げ時に事故による、プルトニウムの流出の可能性は350分の1と算出し、打上に踏み切った。

 冥王星並びにその月を観測したあと、2016年ー2020年にかけて、小惑星の巣窟であるKuiper Beltの調査する予定。

NASA;彗星探査機「スターダスト」採集の塵を公開 2006-01-19



 NASAは、2006年1月18日に「、彗星探査機「スターダスト」のカプセルで回収した、彗星の塵の画像を公開した。
 ワシントン大学のスターダスト主任研究者の Donald Brownlee教授によれば、数千個大小取り混ぜた塵粒子を視認でき、予想以上の大成功だったと語った。

©NASA

NASA;冥王星探査機「New Horizons」打上へ 2006-01-17



 NASAは、2006年1月17日午前10:39に、米国Kennedy Space Centerから、Atlas X型ロケットにより打上げる予定の冥王星探査機「New Horizons」は、観測史上初めて冥王星並びにその月「Charon」の観測を行う。

 冥王星(Pluto)は、1930年に発見された、太陽から最も遠い位置にある第9番目惑星で、衛星「カロン」を従えているが、太陽の光が殆ど届かない為、「Hubble Space Telescope」を使っても観測が難しく、その実態は謎であった。

 「New Horizons」は、冥王星とその月「Charon」、並びに冥王星の近くある小天体の集まっているカ「カイパーベルト」を調査する。順調に飛行すれば、2015年に冥王星に到着の予定。

©NASA

NASA;彗星探査機「Stardust」のカプセル回収に成功 2006-01-15

©NASA

 NASAは、2006年1月15日、午前5時10分(米西部時間)にユタ州のTest and Trainingレンジで回収に成功し、着陸の様子をヘリコプターから撮影した赤外線画像を公開した。



NASA;Stardust予定通り15日帰還 2006-01-14



  NASAの彗星探査機「Stardust」は、2.88百万マイルの旅を終えて地球に帰還し、予定通り11万Km の上空で塵を収集したカプセルを切り離し落下傘で降下し、2006年1月15日午前5時12分(米国西部時間)、ユタ州Test and Training Rangeで回収する予定。

 彗星「ワイルド2」(Wild2)の近傍を通過し収集した約1000粒(約1ミリグラム)の塵粒子が、回収できる見込みで、彗星と太陽系の起源や生命の誕生についての、貴重な基本的な疑問についての回答が得られるのではと、科学者は期待している。

©NASA

NASA;彗星探査機「スターダスト」(Stardust)帰還 2006-01-09

©NASA

 1999年2月7日に、米国ケープカナベル空軍基地より打上げられ、2004年1月2日に、地球から3億9千万Km離れた彗星「ワイルド2」(Wild2)の約230Kmの近傍を通過し塵を収集した、彗星探査機「スターダスト」が、予定通り2006年1月15日に7年間の旅を終えて地球に帰還する。

 宇宙の塵を入れた直径80Cmのカプセルは、15日に地球から11万Kmの上空で、探査機から切り離され、米国ユタ州の砂漠地帯に落下傘で回収される予定。

 約1000粒(約1ミリグラム)の塵粒子が回収できる見込みで、彗星と太陽系の起源や生命の誕生についての、貴重な基本的な疑問についての回答が得られるのではと、科学者は期待している。

NASA;カニ星雲の巨大なハッブル・モザイク 2006-01-07

©NASA

 かに座(Crab Nebula)星雲は、幅6光年に広がった超新星爆発の残骸である。

 超新星爆発は、約1000年前起きていて、日本人と中国人の天文学者並びにアメリカン・インデアンが、その凄まじいイベントを記録している。

 NASAが2005年12月1日に公表した画像は、Hubble宇宙望遠鏡の撮った24枚の画像を合成したもので、Hubble宇宙望遠鏡の撮った画像の中で最大級にものであり、又かに座全体を示した最も解像度の高いものである。


MASA;天王星の新しいリングと二つの月を発見 2005-12-31

©NASA

 NASAは、ハブル宇宙望遠鏡( Hubble Space Telescope)が太陽系第7の惑星である天王星(Uranus)の新しい一組のリングと二つの小さな月の写真を撮影した旨公表した。

 大きなリングの直径は、既知のリングの2倍の大きさで、天王星から遠く離れており、従来のものとは違い、第2のリングシステムと呼ばれるものである。

 ハブル宇宙望遠鏡の データの分析から、過去10年間にリングがかなり変化し、天王星の周りを回る塵からリングが絶えず新しい材料を補充していることが分かり、 NASA SETI 研究所( Mountainview, Calif.)のMark Showalter氏は「Uranus にリングと月の若々しく , 動的システムがあることを新しい発見した」と述べている。


NASA;「Stardust」衛星の帰還近し 2005-12-30


 1999年2月7日、フロリダ州ケープ・カナベラル空軍基地より、星間塵粒子を収集する為、デルタ2型ロケットで打ち上げられた「Stardust」が、40億6千3百万キロの旅を終え地球に近づいている。

 「Stardust」は、2004年1月に「ワイルド2彗星」に接近、観測を行い、彗星の周りにある「ちり」を採集した。持ち帰った塵粒子が、彗星と太陽系の起源についての貴重な基本的な質問への答えを出してくれるものと、科学者は期待している。

帰還は、2006年1月15日の予定。


ESA;「ガリレオ計画」の衛星第1号機「Giove-A」を打上 2005-12-28


 欧州宇宙機構ESAは、米国の地球位置測位システム「GPS」に対抗する「ガリレオ計画」の衛星 「Giove-A」を、2005年12月28日午前6時19分(現地時間)、カザフスタンのバイコール宇宙基地から、ロシアのソユーズFGロケットで打ち上げた旨発表した。

 ガリレオ計画は、ESA各国は米国が主導権を持つGPSに対抗して、独自の民間利用目的の高精度ナビゲーション・システムを構築すべくスタートしたが、米国の強い抵抗に会い予定が大幅に遅れたが、漸く第1号機の打上に成功した。

 2008年までに3機打上、試験的運用を行い、最終的には30機(予備機3機)を高度23Kmの周回軌道に打上、全地球的な、純民間用の海運、道路、航空の運航支援を行う計画。米国GPSの商用コードの精度が誤差5メートルに対し、ガリレオは1メートル以内を目標にしている。

 ESA域外の各国にも参加を呼びかけており、現在、中国、インド、イスラエル、モロッコ、サウジアラビア、ウクライナが参加を表明している。

 又、米国との間も和解に進み、「GPS」と「ガリレオ」との共通化についての話し合いが進んでいる。

©ESA

NASA天文学者が、流星体の月への激突を見つける 2005-12-25

激突想像図 ©NASA

 NASAは2005年12月23日、NASAのマーシャル宇宙センター(Marshall Space Flight Center, Huntsville, Ala.)の天文学者が月に流星体が表面に激突するのを見つけことを公表し、アーチストの描いた想像図を公開した。

 このような激突は珍しいことではないが、科学者が記録したのは1999年だけである。


NASA;冥王星探査機を打ち上げへ 2005-12-20



 NASAは19日、冥王星無人探査機「New Horizons」(ニューホライズンズ)を2006年1月17日から2月14日の間に打上げる旨、発表した。

 冥王星(Pluto)は、1930年に発見された、太陽系の一番外側を回り、 247.8年という長い時間をかけて、太陽のまわりを公転している、直径約2,300Km の第9番目惑星であるが、太陽から最も遠い為、観測が難しく、その実態は謎である。

 冥王星は、1978年に発見された冥王星の約半分の大きさの衛星衛星「カロン」(Charon)直径1,200Km を従えている。冥王星との距離は僅か2万Kmで二重惑星との説もある。

  探査機「New Horizons」は、冥王星と衛星「カロン」並びに冥王星の近くある小天体の集まっている「カイパーベルト」を調査する。順調に飛行すれば、2015年に冥王星に到着の予定。

 カイパーベルト(Kuiper Belt)は、1950年に、オランダの天文学者「カイパー」が、海王星と冥王星の軌道の外側に平たい小天体の巣があるという仮説を提案し、その後天文台の大望遠鏡で調査の結果、3万5000個以上の小天体が存在する事が判り、カイパーの名を取り「カイパーベルト」と名付けられた。地球に接近、衝突の恐れのある小惑星の供給源と考えられていて、米国NASAは監視体制の強化に努めているが、今回の初の冥王星探査機の探査により、「カイパーベルト」の詳細なデーを得られることが期待されている。

©NASA

JAXA;「はやぶさ」の帰還計画を延期 3、4年遅れか 2005-12-14

©JAXA

 JAXAは、地球から2億9千万Km離れた小惑星「イトカワ」へ着陸し、離陸後、燃料漏洩に起因するガスの噴出と推定される姿勢変動を生じたため、12月9日以来、運用ができない状態が続いており、現在、懸命にその復旧作業を行っている。

 長期的には復旧できる可能性は比較的高いものと考えられるが、当初計画されていた2007年6月に地球に帰還させることは難しくなり、JAXAは、 飛行を3年間延長して、2010年6月に帰還させる計画へと変更する旨発表した。
 

JAXA;光衛星間通信実験衛星「きらり」通信実験に成功 2005-12-10



 JAXAは、2005年12月9日に、光衛星間通信実験衛星「きらり(OICETS)」とESAの先端型データ中継実験衛星「アルテミス(ARTEMIS)」との間で、レーザー光による双方向の光衛星間通信実験に成功した旨発表した。双方向での光衛星間通信は史上初。

 「OICETS」は、ESAの「先端型データ中継技術衛星(ARTEMIS)」との間で、実証実験を行うことを目的として、2005年8月24日に、ロシア・ドニエプルロケットによりバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、「きらり」と命名された。

 「OICETS」は、数万キロメートルを隔てた衛星と衛星の間で、レーザ光を使った光通信(光衛星間通信)実験を行うための技術試験衛星で、地球観測衛星からの全地球的なデータの取得や有人宇宙ステーションとの通信回線の確保など、宇宙開発と宇宙利用を支える基盤技術の開発を目指している。

 今回の実験の成功によって、軌道上におけるレーザー光の捕捉追尾技術を中心とした要素技術の習得、及び将来のデータ中継衛星に必要となるデータ伝送速度・通信容量の向上と通信機器の小型・軽量化の実用化に向けたデータ取得が可能となった。

JAXA;Oicets  ESA;Artemis

JAXA :H-IIAロケット8号機 打上げ日が正式決定 2005-12-04

陸域観測技術衛星(ALOS)  ©JAXA

 JAXAは、11月30日「H-IIAロケット8号機」による「陸域観測技術衛星(ALOS)」の打上げの予定が、2006年1月19日に決まった旨発表した。

打上げ予定日 平成18年1月19日(木)
打上げ予備期間 平成18年1月20日(金)〜2月28日(火)
打上げ時間帯 10:33〜10:43
打上げ場所 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

 ALOS(エイロス)は、宇宙から地球を観測する目的を持つ陸域観測技術衛星で、地球規模の環境観測を高精度で行い、地図作成、地域観測、災害状況の把握、資源探査など、幅広い分野での利用が計画されている。

 常時、世界の2万分の1の地図データを収集し、地図を作成する世界最大級の衛星で、打上成功後には、インターネット上で、米国のGoogl Earthの様な、世界の如何なる地点の地図のサービスが受けられる事が期待されている。

JAXAサイトでALOSの愛称を募集中

JAXA:「はやぶさ」トラブル発生 2005-12-02

はやぶさ想像図 ©JAXA

 11月26日、小惑星「イトカワ」での試料採取に成功した「はやぶさ」は、「イトカワ」を離陸直後、上昇速度をとめる軌道制御に成功したが、その後の姿勢制御中に、化学エンジンの1系統から燃料漏れが発生し、「科学エンジンの推力が低下し、地球への帰還が難しい状態に陥入っている。

 JAXAは、米国NASAの大口径宇宙アンテナを借りるなどして、「はやぶさ」からの情報収集に努め、修復を図っているが、深刻な状態が続いている。