火星探査機 Mars Exploration Rover Mission 速報
Updated:2005-07-29

ESA;「マーズ・エクスプレス」火星の巨大氷塊を発見 2005-07-29

 欧州宇宙機関ESAは、28日、火星を周回中の火星探査機「マーズ・エクスプレス」が撮影した、火星の北極付近のクレータの中にある巨大な氷の塊の画像を公表した。

 氷塊は直径35Km、深さ2kmのクレータの中央を覆っており、厚さは約200mと推測されている。

 マーズ・エクスプレスは、赤道付近でも広さ約900Km 四方の氷の海を見つけ、予想通り、火星には、昔大量の水が存在していたことが実証され、将来の有人火星探査計画の可能性が高まった。

「Opportunity」サンド・トラップからの脱出に成功 2005-06-17

Opportunity Rover は火星の細かい砂に6個の車輪がとられ、立ち往生していたが、NASAのミッションエンジニアー達の、5週間の懸命な努力により、脱出に成功し、「Opportunity」から砂丘から脱出したことを示す画像が送られてきて、関係者は歓声上げて喜んだ。

 「Opportunity」の車輪が空転し始めたのは、4月26日に、高さ約30センチメートル程の砂丘を乗り越えようとした時に、細かな砂に車輪をとられ、空転を初め、身動きが取れなくなった。NASA関係者は、地上にある原寸大の模型で、脱出方法の検討を行った。

NASA;火星の砂漠の上を悪魔が駆け抜ける動画を公表 2005-04-22

NASAは、「Spirit」が捕らえた「Gusev Crater」の中の砂上を、悪魔の影が通り過ぎる動画を公表した。

この動画は、4月15日に「Mars Spirit」に搭載したナビゲーション・カメラが20秒間捕らえた画像から作成された、アニメーション画像である。

ESA;氷と灰塵に覆われた?火星の北極の写真を公表 2005-03-03

 ESAが、ESAの火星探査機「MarsExpress」の探査開始1年を記念して開催する第一回「MarsExpress Science 会議」で発表する予定の、氷と灰塵に覆われたと思わせる火星の北極の写真を公表した。

 この写真は、火星上空を周回中のMarsExpressに搭載した高感度ステレオカメラ(High Resolution Stereo Camera (HRSC))が撮影したものである。

 崖の高さは2Kmで窪地の構築と砂丘の黒い物質は、火山性灰と考えられている。
©ESA

Opportunity;火星で鉄隕石を発見 2005-01-20

 NASAは、19日「Opportunity」が、メリディアニ平原でバスケットボール大のでこぼこした隕石を発見したと発表し、その画像を公表した。

 「Opportunity」に搭載された分光計のデータを分析の結果から、隕石はニッケルと鉄の組成から成ることが判明した。 地球外の惑星での隕石の発見は初めてとのこと。

NASA;火星探査車着陸1年、観測さらに継続 を決定 2005-01-09

 火星探査車MarsRover「スピリット」と「「オポチュニティー」は、スピリットが火星着陸後1年を経過し、順調に探査計画をこなし、水の存在の痕跡を発見する等多大の成果を収めてきた。

 探査期間は当初計画の3ヶ月から、2度に延長されてきたが、NASAは更に可能な限り調査を継続する方針で、取敢えず3月までの再再延長を決めた。

ESA;クローズアップの 火星の月Phobosの鮮明な画像を公表 2004-11-27

ESAは火星を周回中のMars Expressに搭載の、ハイリゾリューションstereoカメラHRSCが捕らえた、火星の小さな月「Phpbos」の鮮明な画像を公表した。

Spirit;回復、探査活動に復帰 2004-10-08

 ステアリングのリレーが故障した「Spirit」は無事修復が完了し良好な状態に復した。火星に着陸し活動を続けている「Mars Exploration Rover」の二つの探査車「Opportunity」「Spirit」は、当初の計画期間を延長し、予定の3倍に達している。

 この間、数多くの過去に火星に水が存在した痕跡を発見したが、両探査車は引き続き、火星の地底に現在もあるかもしれない水或いは氷の存在を見つける事を期待しつつ、火星の水の歴史を探っている。

Spirit;ステアリング機構に故障発生 2004-10-06

 NASAは、延長任務に入っている「Mars Exploration Spirit」のステアリングが、10月1日に地球からの指示通りには、動作しなったことを、公表した。

 調査の結果、「Spirit」の右側前方の左後ろの車輪の上にあるアクチエーターを操縦する為のリレーが作動しなかった事が判明し、NASAのエンジニアリングチームは、「Spirit」から送られてきた診断データで、修復の可能性の検討を進めている。

Opportunity;Endurance Craterの底からのモザイク写真 2004-10-02

 NASAは、2004年8月9日、10日に、火星探索車「Opportunity」が、搭載されたnavigation cameraで、撮影したモザイク写真を、公表した。Opportunityは、現在「Endurance Crater」の底の近くで、活動しており、写真の右端の興味深い岩"Wopmay"に向かって進んでいる。

眩惑的な"Endurance Crater"の砂丘の画像を公開 2004-08-07

 NASAは、「 Opportunity」が 「Endurance Crater」の直径130mの火口底の砂丘を、パノラミックカメラにより撮影した、画像を公開した。

 偽色彩法により作成された、眩惑的な画像は、地球の砂漠で風が造る模様に良く似た形状を示している。一番高い砂丘の高さは約1mであるが、どの様にして生成されたか、詳細は不明で、NASAは「Opportunity」を、更に砂に車輪が取られない様に、慎重に近づけ詳しく調査することを計画している。


「Opportunity」から送られて来た、色が誇張された画像 2004-07-02

 NASAは、「Opportunity」が「Endurance Crater」の中で岩擦機を使い作った3っホールの写真を公表した。

 この写真は、デリケートな物質の相違を、明瞭にするため、カラーの相違を誇張する、新技術が使われている。

火星探査機「Opportunity」、危険を覚悟で大クレーターの内側調査開始 2004-6-14

 米国NASAは8日(米国時間)、火星探査車「Opportunity」がスタジアムほどの大きさのクレーター「Endurance Crater」の端を越え、内側へ降り、科学調査を開始したと発表した。

 クレーターが急勾配の為、調査が終わっても、「Opportunity」はクレーターから帰還できない可能性もあるが、内部の調査で重要な発見に繋がる可能性があり、NASAは決断し、突入の指令信号を送った。

「Spirit」延長ミッションを順調に遂行中 2004-5-23

 「Spirit」は、予定していた3ヶ月間のミッションを無事完了し、ミッション期間を5ヶ月間(9月まで)延長したが、その後も順調に探索旅行を続け、5月21日現在「コロンビアの丘」の西側に位置し、新たなクレータの岩石の調査を計画している。

 下の画像は、火星周回中の Mars Orbiterのカメラから送られてきた2枚の画像(E0300012とR0200357)を合成して創られたパノラマ画像で、Mars Exploration Roverチームメンバーが、「Spirit」の旅行計画を立てるのに大いに役立っている。

「Opportunity」新たな水の存在の証拠を発見 2004-05-07 

 オポテュニティー・ローバーは、6週間の平坦地を旅をして、より深いクレーターに到着、魅力ある光景の画像を送ってきた。

 このクレーターはEnduranceと呼ばれ、剥き出しになった多層の地層は、火星がかって塩辛い水を含んでいた土壌から成り立っていた事を証拠を示していると、関係する科学者、技術者は祝杯を上げた。

「Spirit」「Opportunity」初期のミッション完了、新ミッションに向けて旅立 2004-04-29

 水の痕跡の発見等赫々たる成果を挙げている、NASA Mars Exploration Roversの探査車 「Spirit」「Opportunity」の初期に計画されたミッションを全て完了し、新しく追加されたミッションの段階に入った。

 両探査車のミッション期間は、9月まで5ヶ月間延長されされていて、数Km先への遠隔探査旅行を行い、生命の痕跡の発見にチャレンジする。
Spiritの行動軌跡 Opportunityの3画像の合成写真

「Opportunity」火星からの隕石とそっくりな岩を発見 2004-04-16 

 「Opportunity」は、2月14日にMeridiani Planum領域の平原で、奇妙な火成岩の調査を行ったが、搭載したアルファ粒子エクス線分光計により取得したデータと、かって地球で見つかった火星からの隕石(1865年インドで見つかって、shergottites、並びに1979年南極大陸見つかった EETA79001と呼ばれる隕石)と比較検討の結果、そっくりであることを発見した。

 これらの地球上の火星の隕石は、小惑星の火星への衝突により宇宙へ放出され、地球にやってきたものと云われている。

NASA:Mars Express Roverのミッション期間の延長決定 2004-04-09

 4月8日、NASAは、Mars Express Roverの予定のミッション期間の3ヶ月を5ヶ月間延長する旨発表した。

 2台の探査車「Spirit」。「Opportunity」は、予定の探索を遂行し、水の痕跡を発見する等の多大な成果を得ているが、更に行動範囲を拡大し、地質学の証拠の収集等の新たな7つのミッションにチャレンジする。

 ミッション期間拡大に必要な追加経費は、$1500万である。

「MARS EXPRESS」火星大気中のメタンを検出 2004-03-31

ESA Mars Express
 ESA(欧州衛星開発機構)は3月30日に、現在火星を周回中の「ESA MARS EXPRESS」が火星の大気中にある少量のメタンを検出したとは発表した。

 火星の大気の95%は炭酸ガスで残りの5%は酸素や水で構成されているが、少量のメタンの存在は、火山活動か生命体から放出された可能性が出てきた。

 ESAの科学者によれば、メタンが二酸化酸素と水蒸気に分解されるには数百年かかることから、数百年前には発生源があったことを示しており、生命体の存在の解明が期待される。

「Spirit」の探索ミッション新段階に入る 2004-03-27

 JPLのRover任務マネージャーは、2機の探査機の健康状態は何れも調子良く、更に数ヶ月間の作動は充分可能であると発表した。

 水の存在の証拠を発見した「Spirit」は、新しい探索ミッションの新段階に入った。 「Spirit」はここ数日間で、東の水平線にある丘「Columbia Hills」に向けて移動を開始する。

 この「Columbia Hills」は、若い火山性の1層囲まれたより古い岩の一群である。グーセフ噴火口より古い岩があり、古代の水域の証拠が新たに見つかるかもしれない事が期待されている。

「Opportunity」の着陸地点は、古代の海の岸辺 2004-03-24 

 NASA JPLは23日、MARS Exploration Rover Opportunity から送られて来た「Upper Dells」と名付けられた岩石の画像を分析の結果、水の存在の痕跡を示す、塩水の流れにより造られた、縞模様の積層が鮮明に確認され、「着陸地点の一帯は、大昔火星の海の岸辺で、水深は5Cm」であったと、発表した。

 過去において火星に大量の水が存在した事を示す明らかな証拠の発見により、太古の火星に生命が存在していた可能性が高まり、今後は、生命の痕跡、並びにその大量の水がどこに行ってしまったか、現在地中のどこかに蓄えられいるか、の探索が主要ターゲットになる。


火星の月 「Deimos」と「Phobos 」による日食 2004-03-10

JPLは、火星探査機「Opportunity」が、搭載されたパノラマカメラにより、初めて火星の月 「Deimos」と「Phobos 」による日食の画像を撮り、送信してきた画像を、公表した。


「Spirit」も、過去の水存在の手掛かりを発見 2004-03-06 

 「Opportunity」が、Gusev 噴火口で水の履歴を発見したのに続いて、「Spirit」も火星の反対側で、火山性岩石「Humphrey」から過去の水の存在を示す、手掛かりを発見した。

 「Spirit」が探査している場所での、過去の水の存在が確認できれば、火星全体が水でびしょびしょだったことが立証され、今後の生物の痕跡の探査に弾みがつく。 次の注目点は、生命の誕生に大きな掛かり合いがある、水が液体で存在した期間と量になる。

 ブッシュ大統領が1月に発表した「新宇宙開発計画」の中で、「有人火星探査計画」を2020年までに、進展させるとしており、計画では次の段階として、2010年までに更に3機の探査機、1機の着陸船、」2機の周回衛星を送るとしている。

「Opportunity」火星に水が存在した重要な証拠を発見 2004-03-03

 NASAは、2月2日の記者会見において、火星探査機Rover「Opportunity」が、探査中の「Meridiani Planum」に、過去に火星に水が存在したことを示す、有力な証拠を発見したと、公表した。

 NASAの科学者は、ローバーが岩露頭で見つけた証拠から、オポチュニティが着陸した地域は、過去において、びしょびしょに濡れていたものと断定した。

 米コーネル大学のスティーブ・スクワイアズ博士は、、水の作用が無ければ、生成しない地層構造や、岩石に各種硫酸塩鉱物が高濃度で含まれていることから「火星は、過去において水があり、生命が存在が可能な環境だったことがわかった」と結論付けた。

 生命の痕跡は見つかっていないが、水の存在が確認され、今後の関心は、生命の存在になる。

 1996年にNASAは、火星から飛来した隕石の中に微生物の痕跡を発見したと発表し、否定する意見もあり、事実が確認されていないが、改めて議論の対象になるだろう。

重要調査結果発表へー水の証拠発見か? 2004-03-02 

 NASAは、3月2日午後2時(日本時間3日午前4時)に、火星探査機「Opportunity」の重要調査結果を説明する為、記者会見を行う旨発表した。

 記者会見はワシントンにあるジェームズE.ウェブ講堂(the James E. Webb Auditorium, 300 E St., S.W., Washington)とNASAセンターとを双方向テレビで繋いで行われる予定。

 今回の最大の探査目的である、昔火星に水が存在したことを示すなんらかの証拠が得られたのではないかと、期待されている。

「Spirit」の次のターゲット 2004-02-28 

 「Spirit」の次のターゲットは、「Humphrey Rock」と名付けられた岩で、それの研磨の準備に入った。

 「Humphrey Rock」のニックネームは、サンフランシスコ火山群のひとつである、アリゾナ州にある最も高い火山、「Humphreyピーク」に形が似ていることから付けられた。高さは約6m。

作業中の「Spirit」と「Opportunity」 2004-02-25 

 岩石を調査中の「Spirit」と「Opportunity」。
「Spirit」 「Opportunity」
 

「Opportunity」発掘; 「Spirit」進む 2004-02-18

NASAのマルス火星探査「Opportunity」は、何が表面の下にあるかを調べるために、ハンドルの1個を使い22分間に深い溝(写真)を掘った。
溝の大きさは、長さ50センチメートル(20インチ)で、深さ10センチメートル(4インチ)である。

一方「Spirit」は、「Bonneville」と名付けられた噴火口の近くに車を21.6メートル走らせ、1997年のMarsPassfinderの記録を越えてた。
「Opportunity」が発掘した溝 「Spirit」の軌跡

国際的な惑星間のネットワーキングに成功 2004-02-14

2月13日にNASAとESA(欧州宇宙機関)は、NASAの火星探査機「Spirit」とESAの「Mars Express」衛星間の通信試験を行い、国際的惑星間のネットワークの確立に成功したと、発表した。

 2月6日に「Mars Express」は、「Spirit」が探索していたエリアの上空飛んでいる間に、地球からの指令をRovar に伝え、ロボットが取得したデータを受け取り、地球に中継した。

「Spirit」新記録達成 2004-02-11 

2月10日午前6時に「Spirit」は、21.2m離れた場所まで到達し新記録を作り、波をうった火星地表の鮮明な画像を送って来た。

「Spirit」;人類始めて、火星の岩にホールを掘削。2004-02-07 

 2月6日「Spirit」は、「Adirondack 」岩の表面を削磨ツールで磨いた後、直径45mm、深さ2・65mmのホールを3時間掛けて掘削した。

 火星の岩に人工的ホールを彫ったのは、人類史上初めての歴史的快挙で、今後の本格的探索が急速に進むことが期待される。

 右の画像は、 「Spirit」から送られて来た、パノラマ・カメラで撮影された画像。今後更に多くのホールを開け、採取した標本の成分分析が行われる予定である。


「Spirit」の手術成功、機能回復へ 2004-02-06  

 「Spirit」は火星時間の午前6時に、フラッシュ・メモリーをリフォーマットする、手術が行われ、メモリーの過負荷問題は解消された。プログラムは、再ロードされ、これにより完全に探査活動に復帰する。

 明日、写真の矢印の器具を使って、「Adirondack 」岩の表面を削り取る作業を開始する予定。

「Opportunity」の移動テスト成功 2004-02-06 

「Opportunity」は、Rover台座から離れた地点へ移動し本格的な探査を行う準備として、JPLからの指令に基づき、火星地表を移動するテストが行われた。その結果、指示した地点に、3.54m移動し、テストに成功した。

NASA:最後のスペースシャトル・コロンビアのクルーの名前を火星の丘に捧げる。2004-02-03

 NASAは「Spirit」の西の方向に見える一連の丘に、スペースシャトル・コロンビア(STS-107 )の事故で亡くなった7名のクルーの名前を冠し、その偉業を称えた。

 4.4Kmの間にある丘に、アルファベット順につけられ名前は"Anderson Hill" "Brown Hill" "Chawla Hill", "Clark Hill" "Husband Hill" "McCool Hill" "Ramon Hill"である。
(写真)

「Opportunity」台座から火星地表へ2004-02-01 

「Opportunity」は、31日Roverの台座から火星の地表へ降り立ち、画像を送信してきた。

「Opportunity」のロボット・アームに搭載されているヒーターに異常が発生し、電源の異常消費が起きているが、探索に大きな障害になるとは考えられていない。

「Spirit」機能回復、探査開始 2004-01-31 

 「Spirit」の10日前に起きたコンピュータメモリーとデータ通信のトラブルは、フラッシュ・メモリーのファイルの再書き込みにより、健康な状態に復帰した。

「Spirit」は、近傍にある「Cake」と「Blanco」と名付けられた二つ岩石の調査が次のターゲットになる予定。

 JPLのメンバーは、更に安全を期するため、「Spirit」はフラッシュ・メモリーのリフォーマットを行い、その後本格的な探査の仕事に復帰させる予定である。

「Spirit」通信機能回復・新画像を送信 2004-01-29

 
スピリットからの画像
1月28日「Spirit」から、ロボットアームがアンディロンダックと呼ばれる岩まで腕を伸ばしている新しい写真が届き、データ通信の機能の回復の兆しが見えてきた。

JPL関係者は、「Spirit」が科学的調査の開始を目指し、正常な動作状態に戻すよう懸命な努力を続けている。

NASA「Apollo 1 hills」命名 2004-01-28 

 NASAは、Spiritの着陸サイトを囲んでいる丘を、37年前にケネディー宇宙センターの発射台テストの際、突然の火災で亡くなったアポロ1の宇宙飛行士ガス・グリソム、エド・ホワイト、及びロジャー・チャフィーの栄誉を称えるためNASA:「Apollo 1 hills」(アポロ1丘)と命名した。

「Spirit」データ送信機能回復の兆し 2004-01-28

 JPLチームの懸命な努力により、「Spirit」のソフトウェアーの改修が功を奏し、データ通信機能が徐々に回復しつつあり、近く完全回復の兆しが見えてきた。 

双子のOpportunity探査機火星に無事着陸、画像送信開始 2004-01-25

 25日午前0時5分(PST)に、双子の火星探査車「Opportunity 」(オポチュニティ)が、Spiritとは反対側のMeridiani Planum領域「グセフ・クレーター」に無事着陸した。

 地球と火星の距離がスピリットの際より約10%以上遠ざかっている為、Opportunity から火星周回中のマース・オデッセー人工衛星を経由してNASA に信号が届くのに、およそ4時間掛かったが、着陸を示す信号が確認され、その後最初の画像が送られてきた地球と火星の距離がスピリットの際より約10%以上遠ざかっている為、Opportunity から火星周回中のマース・オデッセー人工衛星を経由してNASA に信号が届くのに、およそ4時間掛かったが、着陸を示す信号が確認され、その後最初の画像が送られてきた。

「Spirit」との直接通信に成功、修復に一縷の望み 2004-01-24 

 NASA、JPLは懸命にSpiritとのデータ通信の回復に努めているが、JPLのフライトチームは午前4:34 (PST)90分間の通信可能ウインドを使い、スペインにあるNASA深宇宙ネットワークアンテナを使いSpiritとの直接通信に成功した。
 Spiritの256MBの 「フラッシュ」メモリーに問題があるらしいことが判明、Spiritに対しランダムアクセスメモリー、利用するように指令を発し、反応が得られ、修復に一縷の望みが繋がれている。

「Spirit」データー通信障害発生 2004-01-23 

 NASAと火星地表面で探査活動をしている探査機「Sprit」の間の通信は、火星を周回しているGlobal Surveyerを経由して行われているが、1月21日「Sprit」からは、受信確認信号のみで、データが送られてこないトラブルが発生した。

 その原因は不明で、NASAでは鋭意調査中であるが、ソフト・ウエアか、コンピュータ・メモリーの故障が考えられる。ソフト・ウエアの異常の場合は地球から改修ソフトを送り修復し、回復する可能性があるが、ハードウエアの場合は深刻な事態になる。

 23日には、NASAは、地球のNASA深宇宙ネットワークアンテナ使って「Sprit」との直接通信を試みる予定である。

 火星周回軌道で待機中の2台目の探査車「Opportunity」は、計画通り24日に、火星に着陸する予定である。

無人探査車「Spirit」火星表面へ、土壌採取準備開始 2004-01-21

 米国NASAの無人火星探査車「Spirit」の台座から火星地表面への着地は、降下の際使用したエアバックが邪魔して難航していたが、反対側のスロープを使い、15日午前5時頃無事に火星表面に降り立つことに成功し、火星の水と生命の探索に大きく一歩前進した。

 「Spirit」は3m移動して、岩石の一部の採取を開始したが、今後100m先のクレータまで進み、その後3Km先の丘に向かう予定。その途中で、逐次岩石や土を採集して、分析を行いデータを地球に送信する。新たな大発見が期待される。

「Spirit」の大容量アンテナ稼動開始 2004-01-06

Spiritからの画像

スピリットは、前日の白黒画像に引き続き、大型大容量通信アンテナによる、3D立体カラー画像の受信に成功した。

これにより、飛躍的に情報量が増え、今後の観測が急激に進むことが期待される。

火星探査車「Spirit」が火星着陸に成功 2004-01-04 

Gusev Crater

 米国航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は、1月3日午後11時35分(米国東部時間)に、火星地表面に着陸した火星探査車Mars Exploration Rover「スピリット;Sprit」よりの信号を受信した旨、発表した。

スピリットは、計画していた水の痕跡が見つかる可能性の高い火星赤道南部にある「グセフ・クレーター(Gusev Crater)」に正確に着陸した。このクレーターのそばには、ここに流れ込んでいた川の川床らしい痕跡(写真下側)が残っていて、搭載されえた監視カメラや試料採取装置により、火星の水の痕跡や生命の存在の確認が期待されている。

尚、2台目の「オポチュニティー;Opportunity」は、今月24日に反対側に着陸の予定。

主な火星探査の歴史   
打上年月 探査機 打上国 イベント
1962年11月 マルス1号 旧ソ連 火星接近前に電波途絶
1964年11月 マリナー4号 米国 火星に接近し撮影に成功
1969年2月 マリナー6号 米国 接近し、写真撮影と大気観測
1971年5月 マルス2号 旧ソ連 火星にペナント落下
1971年5月 マリナー9号          米国 初の火星周回に成功
1973年8月 マルス6号 旧ソ連 初の着陸成功も、1秒で電波途絶
1975年8−9月 パイキング1,2号        米国 軟着陸に成功、生命探査、大気分析、地震観測
1996年11月 マーズ・グローバル・サーベイヤー 米国 南北周回軌道に入り、詳細な火屋地図を作製
1996年12月 マーズ・パスファインダー 米国 探査車ソジャヤーナを降下
1998年7月 のぞみ(Planet B) 日本 電源系の異常で周回軌道投入断念
1991年1月 マーズ・ポーラー・ランダー 米国 周回軌道投入前に通信途絶
2003年6月 マーズ・エクスプレス    欧州 2003年12月25日「ビークル2」着陸失敗
2003年6−7月 マーズ・エクスプロレーション・ローバー 米国 2004年1月4日「Sprit」着陸