コモ市
コモ湖
高級別荘
G.H. VILLA SERBELLONI
Doumo内部

高級リゾート保養地 コモ湖(Lago di Como)

 ミラノの近郊には、数多くの湖水が点在するが、一番近いのが、スイスとの国境にあるコモ湖である。ミラノの中央駅から急行で30分位でコモ駅に到着する。駅前の階段を下りて、だらだら坂を20分ほど歩くと、コモ湖畔に辿り着く。

 コモ湖は、長さ46Km、最大幅4.3Kmの日本語の「人」の形をした細長い湖で、深さは最深420mで欧州で一番深い。湖水の先に、スイスのアルプスの山が遠望できる。

 古くはシーザーやローマ皇帝も保養に訪れたと言われる、欧州きっての避暑地で、湖水の両岸には、欧州各国の王室、富豪や芸術家等の豪奢な別荘が立ち並ぶ。

 湖畔には、湖畔の各町を繋いでいる、フェリー・ボートの乗り場がある。各駅停車と水中翼の高速船の二つが数多く出ていて、湖畔の各地に行くのに便利である。

 コモ湖が中央で二股に別れるところにある人口約3000名の小さな町ベッラージオ(Bellagio)は、高速水中翼船で40分位かかるが、風光明媚で落ち着いた町で、時間が許せば、途中の船から見たコモ湖湖畔の見物を兼ねて、訪れて置きたい場所である。

 岬の最先端には、映画の舞台になった有名な5つ星高級ホテル「G.H. VILLA SERBELLONI 」(VIA ROME, 1, BELLAGIO, ITALIA TEL:+39-0319-50216,FAX:+39-0319-51529)がある。宿泊しなくても、テラスお茶だけを飲むことが出来るので、湖水を見ながらお茶を楽しみ、王侯貴族の気分を味わう事が出来る。

 又、ベッラージオには、沢山の気の利いたブティックや、お土産店が並び、ショッピングを楽しめる。

 コモは、保養地の他に、古くから絹の生産地で、テクスタイルのイタリアデザインの中心地としても有名である。

時間があれば、町の中心にあるDoumoの内部も、豪華で、一見に値する。


蛇足
 コモは、最近は中東紛争の煽りで、中近東からのイタリアに密入国した者の、スイスへの密出国の中継地になっているようだ。

 イタリアは、外国に移民を沢山送り出した歴史があり、難民の受け入れには寛大であるが、それらの人が自国で働くことは歓迎しなく、扱いも厳しい。密入国者の大半は、イタリアから入って、福祉が充実し、難民に寛大なスイス、ドイツへ流れるのが目的である
 
 そこで、地理に詳しいイタリアの案内人が、密入国者希望者を集めて、スイスに密入国の手引きをして手数料を稼ぐ新商売が現れた。スイスは取扱いが寛大で、密入国者は収容所に入れられ後に、受け入れ可能な欧州諸国に出国させるので、希望者は後を絶たないとのことである。案内人はイタリアに送還されるが、イタリア政府も厄介者を送り出してくれるので、黙認しているようなので、案内人にとっては結構安全な良い商売になっているようだ。